鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

燃費

2014年04月25日 | 日記
彼が一人でいられないと、半日休んだ翌日
病院の付き添いで、会社中抜け。

もう…申し訳ないやら、恥ずかしいやら。

調子は相変わらず悪かったが、なんとか頑張って
会社まで車で来てもらい二人で病院へ。

これが、彼が車が運転できないってことになると
私がまた半日休むことになるから…。

でも運転は充分に気をつけてもらわないと。

世間様の目は、この手の病気の人間の事故に厳しいと
思われるから。


道々、話を聞くと落ちているなりに、3週間前の
受診時よりもよさそうな気がする。

何より、手が震えない。

以前は常時震えていたのが、ここ最近収まることの
方が多い。

先日奇跡的に彼の調子がよかった折に、3人でトランプを
したときに気が付いた。

待合にいる間も、珍しく携帯もいじらず、煙草も吸いにいかず
熱帯魚の水槽を見ていた。

そして、魚があ~だこ~だ話しかけてくるので、ふ~ん今日は
話すんだ~~~って。

診察室でも、先生相手に結構しゃべる。

MAXで出ているといわれた眠剤に粘って頓服を出してもらった。

あと、抗鬱剤を強化するためってことでエビリファイが増薬。

先生に、

「聞いたことありますか?」と聞かれ

(それってかなり太るらしいですよね…)とは答えられなかった。

そんなこと言ったら、彼が拒否ると悪いから。

私だって、所詮ネットでちらっと読んだだけだしね。

あと、彼の就活フィーバーを説明したあとに

「ご家族から見て他どうですか?」と聞かれたので

「前回よりも上がったのは上がりました。

 が、その絶対値がわかりません。

 まだ鬱の範疇なのか、フラットなのか、軽躁なのか…。」

と答えた。

すると、先生が

「それは長く見ていませんので、こちらでもかわりませんね。

 ご本人かご家族から見てしか判断できないでしょう。」と

あっさり言われた。

でも、それももっともだなと。

しかし、本当に私にはわからないのだ…。

だって、もう長く長く患っていて、嵐が過ぎてからあ~あれが躁だった
んだ~~~って思ったり、患う前のほんの一時なんてすでに10年も昔
だから記憶があまり残っていないような…。

そうなんだ、私にはもう、病気に左右されていなかった頃の本来の彼を
思い出すことが難しくなったんだ。

それに思い至ると、何だか無性にね…。

思えば遠くにきたもんだ…って感じかな。

取り合えず、増薬が決定して、続いてカウンセリングの先生のことろへ。

彼も私も主治医の先生よりも、このカウンセリングの先生の方が話し
やすい。

時間も長いしね。

そこで、就労支援の話なんかもして、先生の接する患者さんでも
同じところの説明会に行く人が複数いるらしい。

また、定員ですとか言われちゃうかも~~~。

でも、まぁそれも縁かな…って思うしかないのかな。

あと、

「薬の助けを借りてエネルギーがたまったら、フルスロットルで
 踏み込むのを止めて、できれば燃費のいい走りを心がけましょう。」

って言われた。

そう言われたからって、そう簡単に実施できるわけがないのだが、
それから、無理やり

「燃費・燃費・燃費・燃費」って呪文のように繰り返させる。

「勢いつきそうなときに、ちゃんと口ずさむように!」って。


それから、数日…まだ上がりきってはいないが、相変わらず動きすぎ。

でも、彼本人は

「フラットだ…。」って言い張っている。




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