乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

94; 第三巻『目で見る民俗神』萩原秀三郎 写真・文 東京美術刊 1988年

2011-08-26 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫


 94; 第三巻『目で見る民俗神』

        


 萩原秀三郎 写真・文

 東京美術刊

 126ページ

 1988/04




 第三巻『目で見る民俗神』を楽しむ。

 宮田登氏や柳田國男氏の名が複数回出る。

 今まで気になっていたこと、欲しい情報、実際に写真などで欲しいと思う情報が満載。

 大阪民族博物館で見た人形や呪術的対象物が多く載っている。

 この本は私のように少しだけ民俗学に興味をお持ちの方には、お勧めします。




 ケガレを○○に送る。幸運を得ようとする呪術。

 ○○送りの○○というのは、茨城県○○神宮。

 宮田登氏 = カシマ、カミシマ、キシマ

 ○○流しは、悪霊を人形に込めて○○のさいはてに流してしまうということらしい。





 











   萩原秀三郎 著書 … 気になる本が多い



山と森の神 (目でみる民俗神) 萩原 秀三郎 (単行本 - 1988/1)

盂蘭盆経 (お経シリーズ) 藤井 正雄、 萩原 秀三郎 (単行本 - 2002/7)

稲と鳥と太陽の道―日本文化の原点を追う 萩原 秀三郎 (単行本 - 1996/7)

図説 日本人の原郷―揚子江流域の少数民族文化を訪ねて 萩原 秀三郎 (単行本 - 1990/5)

カミの発生 萩原 秀三郎 (ハードカバー - 2008/2/16)

鬼の復権 (歴史文化ライブラリー) 萩原 秀三郎 (単行本 - 2004/1)

神樹―東アジアの柱立て 萩原 秀三郎 (単行本 - 2001/3)

目でみる民俗神シリーズ (2) (目でみる民俗神シリーズ 2) 萩原 秀三郎 (単行本 - 1988/3)

地下他界―蒼き神々の系譜 萩原 秀三郎 (単行本 - 1985/7)

稲を伝えた民族―苗族と江南の民族文化 萩原 秀三郎 (単行本 - 1987/2)

オロチョン族のシャーマン (Academic series new Asia (32)) 王 宏剛、関 小雲、黄 強、 萩原 秀三郎 (- - 1999/9)

境と辻の神 (目でみる民俗神) 萩原 秀三郎 (ハードカバー - 1988/4)

日本の祭りポケット図鑑―華麗、勇壮、奇抜... (主婦の友生活シリーズ) 萩原 秀三郎 (文庫 - 1995/7)

都市鼓動 まち (日本人の原風景) 大林 太良、萩原 秀三郎、 宮田 登 (単行本 - 1986/3)

雲南―日本の原郷 萩原 秀三郎 (- - 1983/1)

日本の聖域 (11) 萩原 秀三郎、 桜井 徳太郎 (大型本 - 1982/9)

日本宗教民俗図典 (1985年) 萩原 秀三郎、 須藤 功 (- - 1985/12)

地下他界―蒼き神々の系譜 (1985年) 萩原 秀三郎 (- - 1985/7)

日本の祭り―四季のうつろい (1979年) 萩原 秀三郎 (- - 1979/3)

よみがえり (1977年) (フォークロアの眼〈8〉) 萩原 秀三郎 (- - 1977/8)

神がかり (1977年) (フォークロアの眼〈1〉) 萩原 秀三郎 (- - 1977/1)

子どもの行事12か月 (1977年) (草土新書〈2〉) 萩原 秀三郎、 本間 昇 (新書 - 1977/1)

民間の古面 (1975年) (芳賀芸術叢書) 後藤 淑、 萩原 秀三郎 (- - 1975)

古能 (1970年) 後藤 淑、 萩原 秀三郎 (- - 1970)

毛越寺の延年の舞 (1972年) 本田 安次、 萩原 秀三郎 (- - 1972)

韓国の民俗 (1974年) 萩原 秀三郎、 崔 仁鶴 (- - 1974)

神島 (1973年) 萩原 秀三郎 (- - 1973)

まつり―民族文化の素型 (1968年) 萩原 秀三郎 (- - 1968)





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93;わかりやすい稲荷信仰『豊饒の神さま』稲荷山上がり下れる諸人の袖のいろいろ杉間より見ゆ 賀茂真淵

2011-08-26 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫


    93; わかりやすい稲荷信仰『豊饒の神さま』
        


(株)鎌倉新書刊 A5判・196頁・ソフトカバー

稲荷信仰は千年余の歴史を持つ我が国最大の庶民信仰です。歴史を踏まえつつ、その信仰の姿をわかりやすく解説しています。全国の稲荷神社を紹介してあり、ガイドブックとしても最適です。
【主な内容】
●古典文学の中のお稲荷さん●稲荷信仰の誕生●商売繁盛と殖産興業の神さま●津々浦々のお稲荷さん



 伏見稲荷には三、四度くらいは行ったことがある。

 また小学生の頃遊びにいった友人の会社屋上には、お稲荷さんのある家が何軒かあった。

 以前あった歌舞伎座では、入館右手の狭い庭にお日柄よろしくとばかリに お稲荷さんがいらっしゃった。

 神社や寺の多くでお稲荷さんの鳥居と旗とお社を見ることが多い。

 神仏習合の上、あちこちにお姿を拝見するお稲荷さんを不思議に思ったものである。


 わかりやすい稲荷信仰『豊饒の神さま』は前半と断片的部分とに興味のある部分があった。

 しかしこれ以上各と、お稲荷さんに罰をあてられてはたまったものではない。

 ここで記録はよしにしておこう。


 定家900円の本書は鎌倉新書刊販売サイトで購入すると900円、アマゾンの参考価格は901円。

 だが、アマゾンで中古本を買おうとすると、本屋四軒足並みそろえて新品未読品が3800円前後で取り扱う。

 いわゆる新古本が多いが、現在も稲荷信仰の信者が多く、値段が上がり希少価値を見込んでいるせいだと考えられる……か…。

 稲荷はもとは豊饒の神様らしいが、商売繁盛の神として知られている。

 ここでもお稲荷さんのご利益恩恵が授けられていると考えるのが自然かもしれない。(笑み)


 今日の昼食は「助六」を見ながら「おいなりさん」と「お団子」でも食べようかしらん…(^^)



 



 春霞 たちまじりつついなり山 こゆるこころの人しれぬかな  紀 貫之

 稲荷山上がり下れる諸人の 袖のいろいろ杉間より見ゆ     賀茂真淵

 











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綾に舞う ゆうやけ      (7景)(2011年8月25日の空)

2011-08-26 | ことのは



 稲の花を見たのは6時前。

 空は雲で覆われていた。





     綾に舞う ゆうやけ





 みかんの丘を超えると、隣町。

 いつもの川にいきつくと、日没なるか。

 常温普段使いのスペインワインを

 気取ること無く飲み干した 緋(ひ)の空

 呂律上機嫌にて、

 少しづつ 恥じらいもなく色み増し、

 カスタネットなり響き、

 綾に舞う ゆうやけ


 ああ、

 平々凡々な今日という日は暮れ、

 花緑青の秩序保つ夢を見る。



















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稲の花が見たい…3 畑全体の色は若干奥行きが出て、重厚さが増す。8/10、22、23、25(18景)

2011-08-26 | お出かけ







   稲の花が見たい…3



            
             

 
 8/25

 夕方稲を見たら、稲の花が増えていた。

 畑全体の色は若干奥行きが出て、重厚さが増す。

 これから益々花が咲き、色の変化が望めるのだろう…

 

 







 →  → 
( 8/22 → 8/23  →  8/25)






    



            
              
 


 8/10、8/22の稲の花のようす ▼








 2011年8月10日  

 稲のほとんどは、まだ花も実もついてない。

 田んぼのまわりを歩き回って、やっとここだけ、写真のような稲を見つけた。

 よく見ると、なんだか少しようすが変かも…。



            
             



  





 2011年8月22日

 田んぼの稲全体に、白い花が咲き始めていた。

 数日もすると、稲の花が満開かもしれない…。




            
             

 8月23日

 稲の花が見たくて、田んぼに行く。

 昨日は日暮れでよく見えなかった。

 なので今日は午後四時に家を出た。

 昨日より幾分ホワイトが増える。

 田の水をのぞくと

 タニシが囲碁を打ち、アメンボウがあくびをしていた。











            
             






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