乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

にぎやかなこったい  / 山崎まさよし Neil Young 

2011-08-12 | 舞台・音楽 雑感メモ



 長男の盆休み

 毎日三食てんこもり


 みんみん じぃじぃ

 弦楽器の練習 


 くわぁくわぁ かぁかぁ

 井戸端会議


 節電の夏

 にぎやかなこったい
 

 

山崎まさよし / One more time,One more chance


Neil Young - Old Man








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89; 『詩の辞典』 菅原克己著 飯塚書店 1977年

2011-08-12 | 読書全般(古典など以外の一般書)





2011年読書記録



            89; 『詩の辞典』 菅原克己 著

                



                            


 アンデルセン (著)

 飯塚書店

 1977年

 221P


  
 

『詩の辞典』を読む。

 詩にまつわる大切なことばの事典で、美術を含めた芸術全般から紐解き、詩に導く。

 この一冊で、以前に比べて多少は詩の味わい方がわかったような気がする。



  



 詩における形容詞や直喩の描き方、味わい方を知る。     (71-73、140ページ)

 詩はこんなに深いんだと痛感。

 
  



 序詞として、大手拓次の詩があげられていた。         (117-118ページ)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 
    宿命の雪     大手拓次
       自序に加えて



 ほのほはそのかげをおかしてたたずみ。
 みどりの犬をはなち、
 合掌し 合掌し みづにおぼれる。
 
 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



  



 朗読詩についての説明が興味深かった。

 ことばのとおり、朗読詩はもともと朗読を考えて作られた詩。

 
 近年詩以降、ことばのイメージによる表現が重要視されるようになり、詩は黙読されるのが常識となった結果、朗読詩と言う別な概念が生まれてきた。

 朗読詩説明省略

 このように詩の朗読といった口頭伝達によって現在詩に呪術的な魔力を復活させようとするひとつの方法とも言えるし、朗読詩という特別な分野を設けるのは、かえって日本の詩を矮小なものにしてしまう………。       (199-200ページ)

 詩は声に出して読むものとおっしゃっている方もいらっしゃるようですが、改行や行間や字の使い分けを利用したものも多くありますし、せめて詩によって味わい方をかえたいものですね。



  




 

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アラマ!勘違いメモ☆

2011-08-12 | 映画




 先日見た映画『大江戸千両祭』のかっこいい浪人役の俳優さんは田◯◯さんだと名前を勘違いしていた。

 『番町皿屋敷 お菊と播磨』伊藤大輔監督・脚本を見てえらく太られてお顔立ちが変わられたのねと思っていたら、田◯◯さんでは無く、浪人役の本当のお名前は小泉博さんだった。

 古い映画を見ているとほとんど役者さんの名前がわからない。困ったものだ。

 先日の浪人役は “お若い頃の小泉博”さんと、覚えておきたい☆





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映画; 『番町皿屋敷 お菊と播磨』伊藤大輔監督・脚本 1954年 大映 長谷川一夫 津島惠子

2011-08-12 | 映画





『番町皿屋敷 お菊と播磨』



監督・脚本:伊藤大輔
原作:岡本綺堂
美術監督助手 太田誠一☆

出演:長谷川一夫 津島惠子 田崎潤 東山千榮子 進藤英太郎
1954年
大映
94分
モノクロ

 名門旗本の青山播磨と腰元のお菊との悲恋を描いた時代劇。炎に包まれた青山邸で、播磨の愛情を確かめるために、南蛮絵皿を井戸に投げ込んだお菊を手打ちにした播磨が、お菊を抱き寄せ自らも命を絶つクライマックスシーンが秀逸。岡本綺堂の『番町皿屋敷』を長谷川一夫、津島恵子の主演で映画化。




 播磨と岩の美しいラブ『番町皿屋敷』

 歌舞伎で『番町皿屋敷』を見ていると、いつも釈然としない部分があった。

「皿がおしうて、殺すのではない。私の愛をうたごうて確かめた。その心が許せないのだ、わかるか、菊…」

 この筋書きは歌舞伎でも今回見た映画でも同じ。(正確には複数パターンの歌舞伎の筋書きがあるが、ここでは省きたい)

 だが、芝居では殺した後井戸に沈め、一枚、二枚となじみの『番町皿屋敷』に展開する。

 これが女性からすれば、きれいごとか言い訳にしか思えない。

 ところが、伊藤大輔監督の『番町皿屋敷』は見事にその不満を解消してくれた。

 自ら一代きりと屋敷に火をつけたが、菊へのはなむけにと、その手柄を菊の兄(火消し)に託す。

 播磨は息絶えた岩を抱き寄せ、
「そなたのいないこの世に、何の未練があろう。そなた一人ではいかさぬ。」
と自害する。

 この場面での播磨の男らしさ。

 怪談もの、夏芝居(映画)というより、出来のいいヒューマンストーリー。




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