ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

管理職。

2009-02-28 | Weblog
調子の良いときはTVに意味もなく拍手したり。
わりと機嫌良くすごすことの多いBooじーちゃ。であるが、暴れるとなるとただ事ではない。

アルパカのように唾を吐きつける。(アルパカとは違い、全然可愛くないが。)

手を挙げる。(顔面を殴ってくることがあるので要注意。)

足を踏む。


今日も盛大に暴れてくれた。
おかんさまの足は蹴られたせいで内出血を起こし。全体の三分の一ぐらいが青紫色に染まっている。
それを見たおとんさま。
「(おかんさまが)この状態だから、かわりに(家事を)やってくれね」

それは了解ですおとんさま。
ですが、そういうおとんさまは、何をなさるおつもりで……て。


なぜに笑顔でフェードアウトしていきやがりますかおとんさま。
待てやこの管理職風味。
仕事よりも仕事の丸投げだけは上手になってからに。まったく。


教訓。
旦那と父親と上司。手に入る者は甘やかさずに育てましょう。
…でも、こーゆー家の中の物は縦のものを横にもしない男に限って。
職場じゃ「マメな人」で通ってたりもするもんなんである。
やだねー、外面ばっかな男ってぇのは。
「男は愛嬌」という、我が家の家訓にもほどってもんがございます。
コメント
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