おとんさまとおかんさまはTV番組の健康ネタが大好物である。
一時期、林檎を皮ごと食べる(家族に食べさせる)にはまったと思ったら、スーパーの店頭からブツが消えたのと残留農薬の問題で自然消滅。
そして、今は朝一の冷水一気のみに凝っている。
Booじーちゃ。の、お通じ確保、ひいては腸閉塞の再発防止が目的らしい。
これが朝一の林檎一気のみとかでなくてよかったというべきか。
窒息してまうがな。
閑話休題。
今日も朝から、なにやら寄り目で自分の人差し指を追っかけているおかんさま。
……あのー。何をなさってるんで?
おかんさま「動体視力のトレーニング中!」
……さいですか。
ほんでもって、おとんさまは腕を広げて両手の人差し指を立ててますが。
何をなさってるんで?
おとんさま「年を取ると視界が狭くなるというから、確認」
周辺視野がどこまで見えるか、れっつちゃれんじ。
……そういえば、欧米人は視角が狭いそうな。
その理由が「彫りが深いから」って、ホントでしょーか。
おとんさま「どーせひらべったいわっ!」
…………。
いやあの。
べつに、おとんさまの劣等感狙い撃ちしたわけじゃないんだけどなぁ。
むしろ一般論に自爆したに一票。
一時期、林檎を皮ごと食べる(家族に食べさせる)にはまったと思ったら、スーパーの店頭からブツが消えたのと残留農薬の問題で自然消滅。
そして、今は朝一の冷水一気のみに凝っている。
Booじーちゃ。の、お通じ確保、ひいては腸閉塞の再発防止が目的らしい。
これが朝一の林檎一気のみとかでなくてよかったというべきか。
窒息してまうがな。
閑話休題。
今日も朝から、なにやら寄り目で自分の人差し指を追っかけているおかんさま。
……あのー。何をなさってるんで?
おかんさま「動体視力のトレーニング中!」
……さいですか。
ほんでもって、おとんさまは腕を広げて両手の人差し指を立ててますが。
何をなさってるんで?
おとんさま「年を取ると視界が狭くなるというから、確認」
周辺視野がどこまで見えるか、れっつちゃれんじ。
……そういえば、欧米人は視角が狭いそうな。
その理由が「彫りが深いから」って、ホントでしょーか。
おとんさま「どーせひらべったいわっ!」
…………。
いやあの。
べつに、おとんさまの劣等感狙い撃ちしたわけじゃないんだけどなぁ。
むしろ一般論に自爆したに一票。
我が家には数本の椿がある。
その中でも、ひときわ大きな蕾をつけるのが、オカメツバキである。
普通の椿と違って、オカメツバキは蕾から真っ先に雌蘂が出てくる。
ご丁寧にもその先が二つに別れているせいで、舌をにょろりんちょと覗かせている蛇の頭のようだ。
オカメツバキは雄蘂も変わっている。
普通の椿の10倍くらいあろうかという雄蘂が束になっていると、シャワー口と良い勝負の大きさに見えるほどだ。
ぼってりとした椿の花の中でも、オカメツバキはびろーんと横に広がって見えるのもそのせいだろう。
ヒヨドリが芽キャベツに夢中で、椿には見向きもしないでいたら近くで工事が始まった。
一日中工事の音が聞こえるせいで、鳥たちも姿を消した。
いや、庭の農作物その他にとっちゃ、その方がいいだんが。
オカメツバキは今日も雌蘂をちょろちょろ覗かせている。
その中でも、ひときわ大きな蕾をつけるのが、オカメツバキである。
普通の椿と違って、オカメツバキは蕾から真っ先に雌蘂が出てくる。
ご丁寧にもその先が二つに別れているせいで、舌をにょろりんちょと覗かせている蛇の頭のようだ。
オカメツバキは雄蘂も変わっている。
普通の椿の10倍くらいあろうかという雄蘂が束になっていると、シャワー口と良い勝負の大きさに見えるほどだ。
ぼってりとした椿の花の中でも、オカメツバキはびろーんと横に広がって見えるのもそのせいだろう。
ヒヨドリが芽キャベツに夢中で、椿には見向きもしないでいたら近くで工事が始まった。
一日中工事の音が聞こえるせいで、鳥たちも姿を消した。
いや、庭の農作物その他にとっちゃ、その方がいいだんが。
オカメツバキは今日も雌蘂をちょろちょろ覗かせている。
我が家の冬のおかずの定番の一つが、はりはり漬けである。
冷たい風に曝して水分を飛ばした干し大根は、雪の降る年の方が美味な気がするのはなぜだろう。
沢庵は作らない。なにせ、沢庵漬け名人のおばがいる。
まず、酒を煎ってアルコールを飛ばす。
同量のしょうゆをあわせる。
砂糖やみりんは使わない。大根から鄙びた甘みが漬け汁にしみ出すからだ。
基本の漬け汁に、細切りの昆布を入れても美味である。
干し大根を熱湯で洗ってキッチンバサミで細切れにする。
生の人参を同じ大きさに切る。どちらも量はお好みで。
三時間も置けば食べられるが、一日以上置いた方が美味である。
干し大根がなくなって、はりはり漬けが終了するころ。
陽射しはほんのり春めいてくる。
冷たい風に曝して水分を飛ばした干し大根は、雪の降る年の方が美味な気がするのはなぜだろう。
沢庵は作らない。なにせ、沢庵漬け名人のおばがいる。
まず、酒を煎ってアルコールを飛ばす。
同量のしょうゆをあわせる。
砂糖やみりんは使わない。大根から鄙びた甘みが漬け汁にしみ出すからだ。
基本の漬け汁に、細切りの昆布を入れても美味である。
干し大根を熱湯で洗ってキッチンバサミで細切れにする。
生の人参を同じ大きさに切る。どちらも量はお好みで。
三時間も置けば食べられるが、一日以上置いた方が美味である。
干し大根がなくなって、はりはり漬けが終了するころ。
陽射しはほんのり春めいてくる。