抜去。

寒波襲来中です。


朝っぱらからえらい降りである。
つるんつるんに凍っていた道も雪に埋もれてしまったので、かえって滑らなくなっていい感じ。


道にまで出ることができれば。


ショート丈のブーツでは太刀打ちできないため。
本日のお見舞いは、長靴着用でした。もちろんワタクシメは残留組。


さて、おかんさまとあねうえどのが行ってみると。
看護師さんたちが右往左往中。


カテーテルを抜いちゃってましたBooじーちゃ。


なんにもすることがないと余計なことをするというのは、困ったモノでございます。
足の骨が折れているんだから、ベッドから一人で動けないのにもかかわらずそういうことをしてくれるのだから。


看護師さん「すみませんが、明日からつなぎ服を着用させていただきます」


認知症が進んでくると、症状の一つとして、チューブの抜去や不潔行為が現れることがある。
オムツはずしや弄便、カテーテルや点滴の抜去などの対応策として「手が届かないようにする」ことがある。
昔々は身体拘束というものもあったらしいが、現在はミトンやつなぎ服が使われる。らしい。





「すみません。お手間をかけます」としか、家族としては言えないもんだが。

補給。

ゴルゴ目つきなメロンパ○ナ再臨。


目の下にクマがきっちり棲息しております。冬なのに。


さて、ひさびさの休みではあるが、あいかわらずワタクシメは見舞いに行けませぬBooじーちゃ。
またもや熱を出したらしい。
おかんさまたちが行ってみたら、ベッドから動けるはずがないのに、ジャンパーを着てたというから。
そうとう寒気がしたのだろう。
もともと基礎体温が低いため、38度台の熱も苦しいようだ。


発熱のせいかは知りませんが、水分補給の対策も講じられているらしい。
誤嚥しないようにと、とろみのついた水……というか、水ゼリーのスクイーズボトルが置かれているらしいのだが。
飲もうといたしませんBooじーちゃ。
「いる？」とおかんさまが訊いても「いらん」の一言。


それどころか。


飲ませようとしたら、ボトルの口に噛みついて抵抗しましたBooじーちゃ。


どうやら、吸痰処置からこっち、吸い口のあるものは口に入れたがらなくなっていたらしい。
湯飲みに移し替えて飲ませたところ、じつにあっさりと飲んだそうな。





よほどまずいから飲まないのかと舐めてみたら、薄味のポカリみたいな味でした水ゼリー。

ばたし。

…………。


（へんじがなひ。ただのしかばねのやうだ。)





本日は、生存報告のみで失礼をば。
日付の変わる前に帰れないかと思ってしまったや。

ダイエット？

本日も、またもや絶賛残業継続中である。
「でらぎう」から一つ濁点が取れる日も近いじゃなかろーか。
メガぎうを通り越して、テラぎう。
もしくはでらきう。首でも締まってそうな擬音ではある。
冗談じゃなくなりそうだから、ちとコワイ。


ぎうぎうのせいでぱさぱさになりそうなワタクシメにあわせたわけじゃなかろうが。
最近我が家の食卓に上る鯖は、冬場のものとも思えないほどサッパリ系。
「脂肪分はゼロでござる！」と主張するようなその味わいに。


おかんさま「温暖化のせいで脂がのらないに違いない！」


んなわけあるか。


おとんさま「どこかで油を売ってきたからなんじゃない？」


買いません。


あねうえどの「鯖だってダイエットしたいお年頃なんでしょ。」


…………。


相変わらずツッコミが必要な日常会話である。





またもやぎうぎうにつき、コメントレスはしばらくお待ちくださいませ。

声？

本日も残業継続中である。
えーかげんにせぇよ。


おかげで、一日のシメは夕食を摂りながら。
おかんさまから、その日のBooじーちゃ。の、状況報告を受けることになってたりする。


ベッド柵をがたがた揺すった挙げ句外しまくったんで、柵にカバーがつけられた話とか。


腹筋を鍛えているらしい話とか。


おかげで、ネタがどんどこと増えてくるのだが。
ブログに上げる間もなくたまっていくばっかりなのが惜しまれる。
とゆーか。あんまり会わないでいると、Booじーちゃ。に、忘れ去られそうですワタクシメ。


それはさておき。
本日とれとれのネタを少々。


あいかわらず、吸痰処置の際には大騒ぎするBooじーちゃ。
それでも、三人がかりだったのが二人がかりでの処置になったんだとか。


おかんさま「入れ歯外してから、するから」


吸痰チューブを噛み止められては、さらに手間も時間もかかる。
そこで、食事の後に入れ歯を外させて、おかんさまが洗っている間に吸痰処置をしてもらうんだとか。


吸痰処置のたびに、大声を出して抵抗するBooじーちゃ。
とっととホールに出ていたおとんさま。
その声を聞いて。


「笑ってるのかと思った」


おいおい。




苦し紛れかい。