ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

揺れた?

2010-09-30 | Weblog
突然のことでしたな。
終業時刻までもう少し、などと思っていたら。


一斉になり出しましたよ携帯が。


「なんだなんだ?!」と騒然となるおねぃさま方。
……どうやらみんな、災害情報が流れる設定にしてあったらしい。
のだが。


揺れより携帯の方に気を取られてましたから!


むしろその音に驚いてたし。





「揺れるの?揺れたの?揺れてるの?」
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ふみふみ。

2010-09-29 | Weblog
朝方、玄関がとんでもないことになっていた。
揃えた靴はみんなてんでばらばらに散らばっており。
踏み台はひっくり返っているときている。


玄関近くの部屋で寝ていたおとんさまの話によると。


またもや徘徊を始めたBooじーちゃ。
外に出て行こうと自分の靴を探していたらしい。
もっとも、そんなことはとっくに承知の上である。
見えないところに隠してあれば、諦めるかと思えば。


どうやら、かたっぱしから靴を履いてみたらしい。


家族の中で一番背の高いBooじーちゃ。
当然、足も一番でかい。
……入るわきゃないってばよ。


無理やり履きやがりなさいました。


思いっきり踵を踏みつぶして。


……おかげで、ワタクシメの革靴もハゲシクめげている始末。


ここまでどうしようもないと。ホントにピンヒールしか出さないでおこうかという気分にもなったりする。





本日も景気よく夜行するBooじーちゃ。
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接待。

2010-09-28 | Weblog
珍しく、仕事がらみではなく居酒屋突入。


おとんさま世代のおぢさま相手ともなれば。
仕事が絡んでいなくとも気分は接待である。
とはいえ、まだ胃袋も本調子ではないワタクシメ。
食べるも飲むもほどほどにしていたら、おぢさまの一人いわく。


「飲み会あったら会費に飲み負けてるんじゃない?」


…………。


おっしゃるとおり。


自分のペースで適量飲み食いというのは、なかなかに難しいもんである。






お遍路さん相手にするのはお接待。
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詰め放題。

2010-09-27 | Weblog
本日は朝刊を受け取ってから、ちょーご機嫌なおかんさま。
斜め横から拝見しますと……。


カラスの足跡@目元が横に薄く広がって、カモの水かき跡みたいになってんですが。


上機嫌の理由は、詰め放題をチラシで見つけたからだったりする。
狩猟民族の本能が騒ぐのか、嬉々としてつめ放題のケースに突進するおかんさま。


おかんさま「きっちり隙間なく詰めるのが勝利への道よ!」


気に入るまで袋に入れては崩し、崩しては入れ。
それも一段では終わらない。
二段目突入。ぴっちりと袋の口が閉じるには、まあこのへんが限界か。


…………。


そこで、なんで三段目に突入しますかおかんさま。


数段切り離し式ロケットみたいになったブツを「獲ったど~」とばかりに意気揚々とレジへ運ぶおかんさま。
心底主婦だなぁと思うのはこんな時。






……目ぇ合わさんとこ。店出るまで。
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白昼夢。

2010-09-26 | Weblog
お彼岸もそろそろ終わりである。
彼岸花など影も形も見えないが、空の高さだけはすっかりと秋。
ほどよく薄曇りで陽射しと風の温度のギャップもあまり感じられず、すごしやすい休日を満喫していたら。


突然スイッチオン。
スゴイ勢いで脱走しやがりなさいましたよBooじーちゃ。


それを見つけたあねうえどの。
「Booじーちゃ!どうしたん」


昼寝から飛び起きたと思ったら。
サンダルを履いて玄関を出ようとしていたBooじーちゃ。
「家に帰るんです。方丈さんが来るんです」
方丈さんとは、檀那寺の住職さんのことである。


止めるあねうえどのを振り切って家を出たBooじーちゃ。
第二次Booじーちゃ。捕獲体こと、おかんさまにとっつかまり。
交通量の多い道に出る前に連れ戻せたのは不幸中の幸いである。


どうやら、夢を現実と勘違いしてのことらしい。
お彼岸という時節が脱走スイッチを入れてしまったのか。





死んだ先代の方丈さんが来る、なぞと断言せんでほしいもんである。
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