引継。

春は出会いと別れの季節（何）。


去る人来る人、朝から入れ替わり立ち替わりである。
ワタクシメも４月から異動なので。
次の担任さんに「こんなことやってましたよこんな感じでよろしく～」なるマニュアル番外編を作って渡してみたり。
机回りを整頓したり。


そんなことをやっていると……。


いつのまにやらお茶くみコーナーにそびえたちますのはお菓子の山。


出て行く人はもちろん、入ってくる人や産休で休んでいる最中の人までやってきては置いていくせいで。
箱やら缶やらが積み重なっていく有様はある意味壮観ですらある。
下手に手を出すと山が崩れかねないだけでなく、体脂肪率も急上昇してしまいそうな。





明日はワタクシメのも加わる予定。

くってり。

くってりしてるのはワタクシメじゃござんせん。珍しく。


電池切れですBooじーちゃ。


立っておしっこができたのを見たあねうえどのが。
「ひょっとしたら、明日は走ってるんじゃない？」
などとのたまうほどに元気のよろしかったBooじーちゃ。


昨日の転院というひと騒ぎが落ち着いたらスイッチというかブレーカーが落ちてしまったようで。


超物静か。


かえって不気味ですらあるんだが。
食欲があるなら大丈夫かな。





なお、我が家の本日の夕食はえびちりスパ。
……意外とおいしいかもしれん。

転院。

転院いたしましたBooじーちゃ。
足の骨を折った後、手術を受けた病院でほぼ二ヶ月を過ごしたわけですが。
今度は、リハビリメインの療養型医療機関というやつですな。


いや～。
治療か、リハビリかというスタンスの違いだけでこんなに変わるもんなんですな。
移った途端。


これまで着せられていたつなぎ服を脱がされましたBooじーちゃ。


普通のパジャマ上下に着替えさせられた後。
病室内の設備を見せてもらっていたところ。
トイレまで来たところで「おしっこ」。


自分でちゃんと立ってなさいましたBooじーちゃ。





後は徘徊が出なけりゃいいんだが。

よたよた。

あいかわらず元気ですBooじーちゃ。


気分だけは。


妙な方向性で元気になると、好き嫌いも出てくるものらしい。
これまでは「ちゃんと食べないと回復できない」という計算があったようで。
ミキサー食も綺麗にたいらげていたのだが。


嫌いなものは「もういい」と残すようになってしまったり。


リハビリのおかげもあって、車椅子で動けるようになったBooじーちゃ。
といっても、車輪を手で回すことはできず（慣れと腕力がいるので、自操ができるようになるには大変なんだそうな）。
下ろした爪先でちょこちょこと漕いで移動しているのだが。
そんな様子でも看護師さんが褒めてくれるので。


ナースセンターの前（だけ）を行ったり来たり。


ならば、歩行はできるのかと、おかんさまが立たせようとしたところ。


……なにそのへっぴり腰。


どうやら、転倒の危険性があるせいか。
歩行訓練はそれほどされていなかったようである。
……このまま置いといたら、寝たきり街道まっしぐらなのは目に見えている。
いよいよ本格的なリハビリが必要な時期にさしかかっているんだろう。





そんなわけで。明日はいよいよ転院ですBooじーちゃ。

突入。

未知の空間に突入してまいりました。


……いや、エステに行って来ただけなんですが。
たまさか、「無料でっせいかがでっすか」チケットを入手したので。
有効期限切れの前に使っとこうと。


……え？感想？


ワタクシメにはくつろげませんゴメンナサイ（何）。


い、いや、サービスはよかったんですじょ？
マッサージも気持ちよかったし。
でもねぇ……。


全身全霊をもって拒絶するんです庶民感覚がっ！


大地震から二週間しかたってないのにこんな贅沢していいのかなーというちくちくした良心の声とか。
「ワタクシメは高価でございますわよ？」と主張するような設備や調度に座りが悪くなるおしりとか。
うやうやしくかしずくようなスタッフさんの接客態度に、また凝ってくる肩とか。


結論。
もっと気取らない整体院みたいなところの方が、ワタクシメにはいいようで。





そんなワタクシメの内心をよそに千客万来。あなおそろしや。