Booじーちゃ。の記憶はますます揮発性になってきた。
1分前の自分自身の行動がすでにわからないのであろうか。
「デイサービスの車が迎えに来た!」と。
半纏姿で飛びだそうとした。
引き戻そうとするおかんさまに拳を振り上げたり。
すったらもんだらした時に、敷石を踏みはずして砂地につっこんだBooじーちゃ。
砂まみれになった足を洗い、「今日はデイサービスの日ではないよ」と。
おかんさまがこんこんとお説教をしたその直後。
今度は、裸足で飛び出した。
外に出られないように、靴をしまいこんでいてもこの始末である。
そんな、Booじーちゃ。に、食事の後、何を食べたか訪ねると。
「うまいもん!」
……世渡りのうまさは残ってるのね。
そう言えば、角も立たないわ、たしかに。
1分前の自分自身の行動がすでにわからないのであろうか。
「デイサービスの車が迎えに来た!」と。
半纏姿で飛びだそうとした。
引き戻そうとするおかんさまに拳を振り上げたり。
すったらもんだらした時に、敷石を踏みはずして砂地につっこんだBooじーちゃ。
砂まみれになった足を洗い、「今日はデイサービスの日ではないよ」と。
おかんさまがこんこんとお説教をしたその直後。
今度は、裸足で飛び出した。
外に出られないように、靴をしまいこんでいてもこの始末である。
そんな、Booじーちゃ。に、食事の後、何を食べたか訪ねると。
「うまいもん!」
……世渡りのうまさは残ってるのね。
そう言えば、角も立たないわ、たしかに。