ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

ぐってり。

2009-02-07 | Weblog
最近、またBooじーちゃ。の徘徊が悪化した。

胃袋が満たされると何が何でも寝てしまうようになったので、夜の七時半にはベッドに直行させる。
これまでは、夜中の徘徊を少しでも減らそうと、なるべく長く起こしておいて、トイレに行く回数を増やしていたのだが。
もはや、無駄な労力を費やしている場合ではない。
家族全員が寝不足なのだ。

それでも起きてくるBooじーちゃ。
パジャマに着替えさせて寝かしつけるのだが。
なぜか、二時間後、リビングに、「お願いしまーす」とつぶやきながら入ってくきたときには。
上から下までジャージに着替え、半纏までしっかり着込んでいたりする。
そして、おかんさまに撃退されたりする。
リビングをうろうろされると、家の構造的には、おとんさまの枕元をどすどす歩かれているようなものなのだ。

もう一度パジャマに着替えさせる。
二度と夜中に起きてこないようにと、おかんさまが説教をする。

だがなぜに朝になったら着替え終わってますかBooじーちゃ。
ご丁寧にも外出用のコートまで着て寝ていたりする。
当然、中身はしっちゃかめっちゃか。
シャツの下にベストを着こんでいたりするのだから、そりゃ寝苦しいことこのうえなかろう。