昨日、走り慣れた浅川サイクリングロードをのんびり走りつつ考えたのは、こんな事でした。
伍長さんと少佐殿。
違いといったら、タイヤの太さくらいのものでございましょう。
カンチブレーキをミニV・ブレーキに交換したのだって、根源的には、ロード用のキャリパーブレーキにしたかったけど、伍長さんのタイヤ(35c)では、太すぎてキャリパーブレーキに入らないから、、、が、理由なワケです。
伍長さんのケーブルの取り回しがトップチューブの上になっているのは、レースで担ぎやすくためですが、このCAADX伍長には実はボトルケージ用のネジ穴がついているのです。
あ、いけない。↑これは、カンチブレーキをはずした跡の穴でした(汗)
ちゃんとボルトを入れてふさいでおかなくちゃいけません(汗)
とにかく、ボトルケージの穴があるってことは、、、ですよ。。。
105仕様の伍長さん(CAADX5)は日本では扱われていないのですけれど、CAADX6のほうは、メーカーの思惑としては「自転車通勤に最適」というコンセプトで販売しているのかもしれません。
35ミリのSCHWALBEのセミスリック・タイヤは見た目はゴツイ印象ですが、案外スピードが出ます。
なんといっても、完成車ではCAAD10に比べてCAADX6はぐっとリーズナブルです~。
通勤用といえばフラットバーのクロスバイクが主流ですが、ドロップハンドルで走りたいという方には、シクロクロスバイクは、人気があるのかもしれません。
キャノンデールの場合、今年のモデルまではブレーキがカンチ・ブレーキなのが懸案でしたが、2013年モデルのSuperXとCAADXは、機械式ディスクブレーキになるらしいので、
もしかしたら、最強かもしれませんわ~。
そんな分析をしたあとで、じゃ、なんでわたくしの場合、CAAD9少佐を所有しているのに、
もう一台CAAD8ベースのCAADX買ったし?
・・・ってなコトになるんですけれどもね(汗)
これはですねぇ~、、、
「刷り込み」という本能行動に近いかもしれませんわ~。
2006年の春、お店ではじめてキャノンデールのシクロクロスバイクを見たときに、
他にもロードバイクとかMTBとか、たくさんあったのに、なぜかわたくしは
キャノンデールのシクロクロスバイクに魅了されてしまったのです。
その後、紆余曲折あって、結局、CAAD8にしようと心を決めたわけですが、
2007年モデルにクリアカラーがあると知り、数か月待って2007年モデルのCAAD9を
購入することになったのでした。
しかし!
わたくしの心の奥底には、シクロクロスバイクへの想いが
熾火のようにくすぶり続けていたのでございます。
以来、ことあるごとに「シクロクロス~」「シクロクロス~」と騒いで参ったわたくしでしたが、
昨年の秋、欧米ではCAADXのクリアモデルが販売されていると知ったとき、
わたくしの目は、キラリと輝きを放ったのでした。(いつもは目が死んでますけど、、、)
ええと、、、この6年間、定期的に「シクロクロス熱」を発病してきたわたくし(汗)
そのたびに、「シクロクロスだけはやめなさい。そんなの買ったって使い道ないんだから」と
わたくしを諌めてきた友人Kでしたが、このときばかりは、わたくしを止めることをあきらめたのでした。
なぜなら、わたくしが2006年に一目ぼれしたシクロクロスバイクのメーカーはキャノンデール。
そして、わたくしは、CAADシリーズのアルミニウムのクリアモデルに目がない!
友人Kは深いため息をついて言ったものです。
「それほどまでにCAADのシクロクロスバイクを欲するのであれば、手に入れなさい。
購入した結果、後悔することになったとしても、だ。
その失敗は、君の人生に必要な失敗なのだから。
買わないで後悔する人生よりも、買って後悔する人生を選びなさい。
そして、うり坊よ。自らのシクロクロス問題に決着をつけるがいい!」
そして、わたくしは、長い長い「シクロクロスへの自転車道」への旅路へと出立したのでありました。。。
あれから、もうすぐ10ヶ月。
長かった。。。(遠い目)
そうして、ようやく伍長さんと共にシクロクロスライフをスタートさせたわたくし。
伍長さんに乗ってみて、思ったことは、、、
少佐とそっくり!(大汗)
見た目だけでなく、なにもかもが少佐とそっくりでございます!(ある意味、あたりまえ)
こここ、これは、失敗なのか! 失敗と結論づけられてしまうのか!(汗)
ででで、ですが、どうかわたくしなりの苦しい言い訳を聞いてくださいませ(汗)
わたくしの勝手なイメージ付けなのですが、同じCAADでも、少佐殿はわたくしにとりまして、至上の存在です。
それは、40歳過ぎてから、いきなりロードバイクに強く惹かれ、無謀にもその世界へ飛び込んでしまったわたくしの「憧れ」そのものなのです。
いろいろな意味で、どうしても無理をせざるをえない、神聖不可侵なロードバイク=CAAD9少佐 なのでございます。
で、伍長さんはというと、、、めちゃくちゃ気楽~!
「のらりくらり」という言葉がぴったりなんです~。
太いタイヤなので乗り心地は抜群。
そもそも、スピードを出そうという気持ちを起こさせないバイクなんです。
そのうえ、ハンドルは高いわ、サドルは低いわ、ペダルはフラットだわ。。。
怠惰な乗り方を許してくれる。
それが、伍長さん。
あと、、、少しくらいディレイラ―がカチャカチャいってても
BBあたりから変な音がしてても、気にしないでいられます。
つまりは、おおらかな自転車なのです。
例えば、、、です。
キツイ登り坂で、限界に達したとき、少佐殿だったら無言でわたくしを批難しますが、
伍長さんだったら「いいって、いいって。さっさと降りて押しちゃえよ」って囁いてくれる感じです。
これは、わたくしの勝手なイメージなので、もしかしたら伍長さん、この評価は不本意かもしれません(汗)
もしかしたら、伍長さんも「なに? 足つきだと? キサマ自己批判しろ!」って言うかもしれません(汗)
・・・かもしれませんが、そこは、まあまあ、、、となだめすかして、
これから伍長さんと、のらりくらりと、「ゆるサイ」を楽しんでまいりたいと思います。
あ、「ゆるサイ」ってのは、「ゆるいサイクリング」じゃありませんのよ。
「ゆるしてくれるサイクリング」のことです。
ゆるしてくれるサイクリング、、、実に好ましいのですわぁ~。
楽しいと思いますよ。
って、私が言うのはオカシイですか?
私の場合、2台はサンダルとスニーカーくらいの位置付けですね。
「どたどた号」と「ばたばた号」 または 「たべサイ」と「マゾサイ」かな、うふ。
うり坊さんの場合
「ゆるサイ」=伍長
「うるサイ」=少佐
ですか?
oshita的、今年の流行語大賞ケテーイです。
例えば川崎大師へのお出掛けを想定してみましょう。狛江のダートをそのまま走る事が出来るのは便利!しかもガス橋で東京側に渡り返さなくても、JRA練習馬場脇のダートを進んで行ける!!まさにトコトコオールラウンダー!
乗り心地の良いタイヤ。輪行しやすいブレーキ(ディスクの輪行はかなり大変)。良いお買い物をなさいましたねぇ。さぁ、トコトコとお出掛けしようじゃあ~りませんか。
ともちんさまの黄色ちゃんたちは、そういう個性だったのですね!
なるほど~。。。
え? 伍長さんと少佐殿は、「ゆるサイ」と「うるサイ」ですか?(汗)
少佐が「うるサイ」っていうのは、、、えっとぉ~(汗)
あ! わかった!「ウルリッヒ・サイクリング」の略ですね?
ヤン・ウルリッヒみたいに、ものすごい勢いで坂道を上らなくちゃいけないっていう意味ですね?
ヒュ~! シビレるぅ~!(汗)
「ゆるしてくれるサイクリング」に賛同してくださり、ほっとしております~。
「うり坊のやつめ、ヒヨりおったな、、、」とか言われたら、もう行き場がなかったです(汗)
ああ、こんなに自分で自分を甘やかしてしまって、わたくしは今後、いいだけ休んで、ついでに飲み食いもして、どんどん体積が大きくなってしまうのでしょうね(汗)
そして、坂道は押す!(汗)
だけど、、、「ゆるサイ」は「ゆるしてくれないサイクリング」の可能性も秘めていますわよね。
輪行する気満々で出かけて、クタクタになるまで走り込んで、
「伍長さん、そろそろ輪行してもいいですか?」
「ゆるサン」
「ええ~! そんな~! おゆるしください~、伍長殿~」
「ゆ・る・サ・ン」
みたいなコトだったら、どうしましょ・・・
伍長さんを肯定してくださるご意見、ありがとうございます~。
うれしいです~(汗)
コンフォートな伍長さんを味方につけて、ますます増長するいっぽうのわたくし。。。
この状況を傍観しつつ、Kはこんな予言をしています。
すなわち、今後、わたくし=うり坊は、伍長さんばかりを愛用するようになり、少佐殿はバラされてフレームの状態で保管されることになる。あるいは、わたくし=うり坊は、シクロクロスに落胆し、伍長さんをサイ@リーにドナドナすることになる。
上記のいずれかの道に進むことになるであろうというのです。
まるで、呪詛のごときまがまがしい予言でございましょう?
なんか、あるあるな感じでコワイんですけど(汗)
あ、こんなコトをつぶやいていると、ともちんさまが登場して「ウフッ、いっそ29erをボクにくださいまし。ウフッ」とか仰るんです~。
ヒィィ、い、いやだぁ! 誰が何と言ったって、わたくしは4台自転車をキープするんだぁ~!
うり坊「ゴホッ、ゴホッ、すまないねぇ、いつも迷惑かけて、、、」
うり娘「おっ母さん、それは言わない約束でしょ」
うり坊「自転車は1人4台までだったかねぇ、、、」
うり娘「おっ母さん、、、ふざけたこと言ってると、目ぇ突きますよ」
Yasさま~、家族がみんなしてわたくしを糾弾するんですぅ~(泣)
ほぼ同じ車体とはいえ、用途が違うので、ともちんさんより酔狂さ加減は低いですよね(^-^)/。
まあ!kincyanさまも、シクロクロスをご検討されたことがあるのですか!
そうなのです。
荒れた道や、未舗装路や、街中の段差など、ついついオールマイティだと
思ってしまうんですの~!
でも、案外これ中途半端だったりするかもしれません(汗)
結局のところ、柔軟性を求めるなら、フラットバーのクロスバイクが
一番優れているのかも、、、
あ! わたくしは伍長さんをフラットバーにはいたしませんわよ(汗)
それでは、なんのためにミニVブレーキを採用したか分からなくなってしまいますもの~!
>ほぼ同じ車体とはいえ、用途が違うので、ともちんさんより酔狂さ加減は低いですよね(^-^)/。
はい(喜)
ともちんさまより、変態度合いは、、、アワワッ 酔狂さ加減は低いです!
あの方は、、、、本物です。疑いの余地はございません!(笑)