ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

本の片づけ

2019年09月29日 | 家のいろいろ
この夏、家じゅうの本類が動きに動いた。まさに激動。

日本に帰る友人から譲り受けたり、閉園したプリスクールから来たりで、
10箱以上の本が流入し、その仕分けに明け暮れた夏の始め。
古本屋に持って行ったり、バザーに寄付したりでなんとか片付いて、
次は模様替え。

我が家のリビング、十分に活用されていなかったので、
「リビング ライブラリー化計画」を立ち上げて(←大げさ!)
今まで下の部屋のクローゼット内の本箱で眠っていた本を、
すべてリビングに移すことにしたのだ。
わざわざ下まで行くのが面倒だったり、取り出しにくかったからね。

本が並ぶとごちゃごちゃするから嫌だと思っていたんだけど、
しっくりリビングに馴染む本箱が手に入ったので、
ある程度の猥雑さはOKな感じ。

その甲斐あってか、たくさんの本(主にマンガ)が日の目を見て、
友人に貸し出されたり、夏に来ためいのちいちゃんなんか何十冊も読破したもんね。




でもまだ課題は残されている。
ちょっとギュウギュウ詰めし過ぎている。
一番下は段ボールや靴箱で急ごしらえした箱を引き出し状にして、
文庫本を立ててしまってある。
ちょうどいいサイズの箱が見つかればいいのだけど、なかなかない。
硬質パルプとかファイバーボックスのオーダーメイドが理想なんだけど、
高いからなあ…。DIYかなあ…。




あと、私が読もうと思っている本が私のベッドの横の棚に置いてある。
(数えてみたら85冊もあった!)

ほじゃるの本も片づけた。
小さい頃何度もくり返し読み聞かせした絵本は、
私が思い入れがあって捨てられない。
なので、空いた下の部屋の本箱にとりあえず移した。
ほじゃるの本箱はかなりすっきりした。




しかし・・・、
書きながら重大なことに気付いてしまったのですよ。
先日「こんまり流片づけ祭り」をやると宣言し、まず衣類を片づけた。
衣類の次は本類。
本はほぼ終わっているし~、と高をくくっていたのだけど、
全然終わってない!
たくさん本に関わる労働をしたし、
あちこち動かしうまく収納したもんだから、
なんかやった気になっていたけど、実は始めてすらいない!
本を一冊一冊手にとって、ときめくかどうかで残すか捨てるかの判断を
する、こんまり流では一番重要なプロセスを経ていない。
いや、ほとんどの本には触れているのですよ。
でも、きちんと向き合っていないというか…。
向き合うと消耗するからね。

いつか読むつもりの「いつか」は永遠に来ない(p.122)

そうなのかもしれない。けど必死で抵抗している自分がいる。
本の片づけはきついなあ。
日本語の本が簡単に手に入らない時期を過ごしているからかな。
絶対読むから~!とベッド脇の本棚を見ながら、
まるでたまった化粧品の試供品を無理に使おうとしているみたいだ。


まだまだ葛藤は続く。



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