ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

キャンプ in ウィンター・ワンダーランド イーグルリバーのヤートに泊まる。

2016年12月13日 | 冬のアウトドア
前の記事の続きです。

12月10日、補習校にほじゃるを迎えに行き、Ayちゃんをピックアップして、
うちで荷物を積んでイーグルリバーへ。
ネイチャーセンターの駐車場に3時半、気温はすでに1℉(-18℃)。
トイレを済ませて早速出発。
暗くならないうちにたどり着かないとね。




トレイルは雪もしっかり踏み固められていて歩きやすかった。




荷物は、それぞれの寝袋などは背負い、調理器具などはそりに乗せて引いた。
気温は低いけれど、風がなく、また荷物を背負て一生懸命歩いているので、全然寒くない。




あ、川が凍っていない!




ヤートの入り口のトレイルにこんな看板。
「Unoccupied」をひっくり返して「Occupied」に。




薄暗くなりかけた頃、45分くらいでヤートにたどり着いた。
なんか素敵。
(ここからの写真はほとんど翌朝撮っもの。)




階段を上って、入り口はこんな感じ。




階段の下には薪がたくさん。生命線!




トイレは少し離れたところに、アウトハウス。
冬は臭くなくていい。




ヤートの中。薪ストーブに早速火をおこす。




ストーブ横の薪置き場。足りなくなったら外から持ってくる。




2段ベッド。2人分の寝る場所。あと2人分は床。
今回はAyちゃんが上の段、ほじゃるが下の段、私は床に寝た。




さて、ここからは夜の写真。
食にこだわりがあり、美味しいものを食べたいAyちゃん、
今回カレーを予め作って、なんと保温鍋で持ってきてくれた。びっくり!
おかげで温かい物が食べられたよ。




は~、火を見ていると落ち着く。
ヤートが温まるまで2時間近くかかったかな。




5時にご飯を食べたら、6時にはもう寝る準備ができちゃった。夜、長っ!
その後はトランプをしたり、UNOをしたり、本を読んだり。

デッキに出ると、雪をかぶった針葉樹の間見上げる空にいっぱいの星。
カシオペア座がほぼ真上に見えた。
オーロラは見えなかったけれど、満月に近い月が照らす雪景色が本当にきれい。
すぐ横を流れる川はすっかり凍って上を歩けるけれど、耳を澄ますとその下を流れる水の音が聞こえる。
音はそれだけ。
まさに“ウィンター・ワンダーランド”。
来てよかった。

ヤートに戻り、それぞれの寝袋へ。
1~1.5時間おきに薪をストーブへ投入するために起きたけれど、
それでもゆっくり休めた。
ほじゃるとAyちゃんは熟睡。

翌朝はフリーズドライのキャンプ食で朝ご飯。

荷物をまとめて、掃除をして、最後に記念撮影。
は~、楽しかったね。




看板を“Unoccupied”に戻し、




再び来たトレイルを戻る。




寒いねえ。Ayちゃんの髪の毛が白髪化。




ほじゃるのまつ毛も凍ってる!




帰りは上りもあるので50分くらいかかり、ネイチャーセンターへ無事帰還。
午後用事があったので、11時半にはイーグルリバーを後にした。
この日も雲一つない青空!




苦しいキャンプにならなくてよかった。
とっても気分転換になったので、冬休みまでのラストスパートを頑張れそう。
また行きたいね。今度はもうちょっと外遊びできる頃…。

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