夜の翼

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ぷららフォンのその後3~HGWのUNI出しを試してみる~

2021-12-06 04:44:44 | 通信
そうすると、ぷららフォンを固定電話機で使おうとしていたからIP電話ルーターV110が必要なんであって、
ぷららフォンを固定電話機で使わず、現状ではほとんど使う予定のない固定電話機からのぷららフォンの発信をあきらめればV110はいらないってことかい?
そのとおり。
「スマホdeひかり電話」を前提とせず、固定電話機でぷらら光電話とぷららフォンを使う方法のみ示されていたが、
スマホがあれば、ぷらら光電話もぷららフォンも固定電話機は必須ではないである。
V110を使わない接続はこのようになる。

基本的には今までの接続のままで、スマホにAGEphone入れただけ。
念のため、V110を使わないでこの接続にしみると、このような発着信状況となる。

現時点でぷららフォンに電話がかかってくることはないが、スマホでしかぷららフォンは受けられないので、スマホはぷららフォンの待ち受けにしておく。
スマホからぷらら光電話で電話をしたいときにプロファイルをぷらら光電話に切り替えればOK。
これでルーターを3台並べておく必要はなくなった。

V110用の無線LANカードFT-STC-Va/gはともかく、V110のWi-Fiルーター化のために入手したもう1台のWi-FiルーターWR1200HSの扱いはこれから考えるとして、
V110は無駄になってしまうのか。
いえ、引っ越しをして固定電話をぷらら光電話からぷららフォンに切り替えたときは、こいつが必要になるのでそれまでとっておく必要がある。

ぷらら光電話を解約してぷららフォンのみになったときの接続構成を考えるにあたって重要な点は、
ぷらら光電話を解約するとHGWはルーターとして使えなくなってしまうということ。
NTTからの遠隔操作でルーター部分を使えなくしてしまうことができるそうだ。
ひかり電話を契約せずフレッツ光だけを契約する場合、レンタルされるのはルーター機能を停止されたHGWか、単なるONUになるかははっきりしないが、
いずれにせよルーターを自分で用意する必要がある。

その前提で、ぷらら光電話を解約してぷららフォンのみになったときの接続構成は2通り考えられる。
1つは、ぷららv6エクスプレス対応ルーターWG1200HS4の下にIP電話対応ルーターV110つなげる方法。


もう1つは、ONUにハブをつなぎ、ハブにWG1200HS4とV110の両方をつなげる方法。

IP電話対応ルーターV110があるので固定電話機では当然使えるが、スマホの方はどうか気になる。
HGWに音声端末として登録された状態でぷららフォンがスマホで使える状態となっているが、HGWではなくONUの場合はスマホの登録先がなくなってしまうからだ。

実は、ぷらら電話を解約しなくともその環境を試してみることが可能だ。
HGWのONU部分とルーター部分は、UNIポートという接点で短いLANケーブルがつながっているだけ。
UNIポートはカバーで隠れていて見えないようになっている。
この短いLANケーブルを外すと、HGWがONU化した状態となる(通称「UNI出し」と呼ばれてるようだ)。
V110を箱にしまい込む前に、ぷらら光電話を解約した状態を試してみる。

HGWのUNIポートカバーを外すと、本当に短い緑色のLANケーブルが見える。
短すぎて外すのが大変だが、LANケーブルを外すとUNIポートが見えるので、そこにWG1200HS4をつなぐ。
WG1200HS4に直列でV110、固定電話機を接続する。
ネットの接続状況は問題なくIPv4、IPv6ともIPoE接続で接続できている。
V110のVoIPランプは点灯しており、固定電話でのぷららフォンの発着信は問題ない。
スマホの方だが、ちゃんと「ダイヤルできます」と表示され、発信は可能。
この状態でぷららフォンの電話番号に電話をかけると、スマホだけが鳴る。
スマホはWG1200HS4につながっているので、固定電話がつながっているV110より上流のルーターに接続されているスマホの方に着信があるようだ。
固定電話用の番号なのに、固定電話機に着信しないのはちょっと困る。

それでは、ハブを使った並列接続を試してみる。
ハブはちょうどAV機器の有線接続用に買っておいたものがあるので、それが使える。
V110を上流にルーターがない状態でONUにつなげるのは初めてだが、もちろんちゃんと作動する。
ネットへの接続も一応確認したが、V110に接続された固定電話機の発着信も問題ない。
スマホの方だが、ぷららフォンの発信が可能なのを確認したのちにぷららフォンへ電話してみる。
今度は固定電話機だけが鳴った。
V110の方はPPPoE接続でぷららにつながっているので、V110の方に優先して着信するとも考えられるが、はっきりしたことは分からない。
ただ、この方法ならぷららフォンの着信が固定電話機にできるので、ぷららフォンのみになったときは、この接続方法にすることになるだろう。

いろいろ試したが、落ち着くところに落ち着いたという感じである。
実際に使えるかどうかわからなかったので、とりあえず中古品で対応してよかった面はある。
ぷらら光契約者で、ぷらら光電話を契約しておらず固定電話番号がない方は、スマホで無料のぷららフォンが使えるので、おすすめです。

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