夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

マツダコネクトとWMA Lossless

2018-12-24 09:20:44 | オーディオ
音楽は結局のところ未だにCDで購入しています。
配信のみのものはやむを得ずダウンロードで購入しています。
ハイレゾ音源は、使用しているUSB-DACがBabyfaceでDSDに対応していないこともありほとんど購入していません。
雑誌のおまけのハイレゾ音源を聴いてはいるのですが、現在の試聴環境では「ハイレゾ音源がどうしても欲しい」という感じにはなっていません。

CDは当然リッピングする必要があります。
まずはExcat Audio Copyを使ってWAV化。これはJPLAYを使っての鑑賞用。WAV化しておけば、ここから各種フォーマットに変換できるのでこれがデフォルト。
次にiTunesを使ってmp3化。これは手持ちのCDライブラリー整理用です。
iTunesはaacが標準なのですが、設定を変更してmp3の320kbpsで取り込んでいます。
BKアクセラに積んでいたインダッシュ6連奏CDチェンジャーがmp3しか対応していなかったので(何時代の話なんだw)、車中再生用のmp3でCD-RWに焼いていました。
mp3って高域が伸びずに、いかにも圧縮音源という感じになるのですが、最高音質の320kbpsにすると車中とかポータブル環境ならまあそれなりに聴けるので、
汎用性の高さもありポータブル環境用としてmp3化をしています。

今まではこれで足りていたのですが、車が替わりまして、初代BKアクセラスポーツから3代目BMアクセラスポーツになりました。
BMアクセラはスピーカーのみが標準装備で、基本的にはオーディオレス。正確に言うとあまり評判のよくないマツダコネクトにオーディオ機能が統合されているのです。
CD/DVDプレーヤーはメーカーオプションでシングルのものがあるだけなので、USBメモリーでの再生が基本となります。
ようやくイマドキらしくUSBメモリーでの再生となり、スピーカーについては後で社外品に入れ替えればいいかなと考えていましたが、
調べてみると適合する後付けスピーカーがほとんどない。
仕方がないので、BOSEサウンドシステムをメーカーオプションで付けることにしました。
BOSEか。301MMⅡ以来ですね。


一応BOSEサウンドシステムの音を試聴させてもらいました。
ソースはディーラーにあった視聴用のCDでクラッシック、ジャズ、ポップスと一通り聞かせてもらいました。
ディーラーの担当曰く、BOSEサウンドシステムは車種ごとにサウンドチューニングしているとのこと。
まあ確かめようもないので「はー、そうですか」と相槌を打っておきましたが、肝腎のBOSEサウンドシステムは良くも悪くもBOSEサウンド。
以前ほどではないものの低音過多の傾向は相変わらず。上下の音域の伸びはほどほどで、解像度もまあまあといったところ。
もともとカーオーディオにガチガチのHiFiを求めているわけではないので、聴きやすさとほどほどの音質の良さという点ではちょうどいい感じになっています。
ただ、前よりはだいぶお求めやすくなっているものの、ヘッドユニット別でアンプ部+スピーカーユニット+サウンドチューニングでウン万円かという気はしますが、
ほかに選択肢がないので高校生以来のBOSEサウンド導入となりました。
USBメモリーのコネクタは2つあるので、USBメモリーを2本挿せるのはよかったのですが、
16GB超だと動作が不安定になることがあるらしいなんて、この辺はイマドキではないですね。

そして問題は対応しているファイル形式。
不可逆圧縮形式はmp3、wma、aacとogg。まあ、標準的ですね
無圧縮はWAVのみ。USBメモリーが16GB×2しか使えないとなかなかWAVは容量的に厳しい。
そして可逆圧縮はというと、え、WMA Losslessだけ? FLACは?Apple Losslessは?
WMA Lossless。その存在すらすっかり記憶の彼方にあり、ようやく思い出した存在。
せっかく導入したBOSEサウンドシステムなので、mp3は使いたくないし、思い切ってWAVという手はあるけれど容量的に厳しいし。
さらに手持ちの音楽CDのWAV化とmp3化に関しては完了しているものの、
WMA Losslessを使うとなればあの悪名高きWindows Media Playerを使ってCDをリッピングし直さなくてはならない。
そもそもWindows Media Playerが次の車の買い替えまで存在しているのか、そっちが心配。
マツダコネクト自体が使い勝手が悪いとあまり評判がよくないが、オーディオに関しては2017年の時点でこの仕様はあんまりだ。

でも仕様は仕様なので、とりあえずWMPを使って、WMA Losslessファイルを作ってみる。
久しぶりに使ったWMPだが、相変わらず使いにくい。
CDのデータベースの更新が遅いというか、そもそもデータベースに登録されていないことが多く、曲名を手打ちしなければならず辛い。
実際に再生してみると、まあロスレス形式なので、いい感じで再生できる。運転しながら聞き流す環境としては十分。
とにかく耳障りな音が出ないことが良い点。音源によっては低音過多で気持ち悪くなることを除けば、これ以上は望まない。
自動車は外からの騒音が入ってくるので、車自体の遮音性を上げない限り、カーオーディオに投資してもなあというのが個人的な意見。
ただ珍しくWMPのデータベースにデータがあっても、英数字が全て2バイト文字になっているため、マツダコネクト側で表示させると、長い曲名だと後ろが切れて全部表示されない。
英数字の2バイト文字表示は間延びして美しくないので、ついつい手打ちで1バイト文字に直したくなる、というか直している。
しかし、マツダコネクトの操作性はお世辞にもいいとは言えない。
特にフォルダの階層の行き来がめんどうだし、ファイルをフォルダ分けしたままUSBメモリーに書き込むと、フォルダをまたいだシャッフル再生が思うようにいかない。
もうめんどうなのでWMA Losslessを諦めて、WAVにしてしまおうかとしてもWAVにはタグが付かない。
実際にWAVファイルを再生すると、アルバム名、アーティスト名はUnknownになってしまうので、仕方なく新しく買ったCDから順にWMA Losslessのライブラリーを今さら作っているというわけ。

マツダコネクトにはGracenoteの楽曲データベースがインストールされていて、
ファイルにジャケットデータがなくとも、Gracenoteのデータベースに該当があれば、ジャケットアートやアーティスト写真などを表示してくれるのです。
Bring Me The Horisonのアーティスト写真が表示されたときはちょっと驚きました。
このデータベースは最新版がインターネットからダウンロードできて、USBメモリー経由でマツダコネクトにインストールされているデータベースをアップデートできるのです。
これはなかなかいいところですが、どの程度アップデートできるかは定かでありません。
柴田淳のファーストアルバム「オールトの雲」を再生させたらジャケットが表示されるなどなかなかマニアックなところもカバーしている模様。
ただ、しばじゅんの新作「ブライニクル」を再生させたら、ジャンルかなぜがダンス&エレクトロニカになったのはさすがに笑った。
なんでFLACに対応してくれなかったのかなとぶつくさ文句を言いながら、WMPを立ち上げて作業をしているこの頃です。

BABYMETAL Dark Night Carnival at SSA 参戦記 その3:光ある方へ

2018-12-02 18:25:19 | ライブ
紙芝居が始まった。
英語のナレーション。光と闇は表裏一体的なDarkSide共通の内容だった。
そして例のThe Chosen7。この設定、もうどうでもいいな。

いよいよステージが始まる。
JAPAN TOURのセットリストは共通だと思っていたが、オープニングはやはり「IN THE NAME OF」。
広島の興奮はさすがにないが、オープニングの曲としては悪くない。ただちょっと長すぎてだれる。
曲が始まって早々に、ピットCブロック上手方向から下手方向に勢いよくペットボトルが飛んで行った。
これまでのライブではあまり見られなかった光景。飛距離が長かったところを見ると、中身も入っていると思われた。
続けざまにもう1本宙を舞う。
Cブロックは若い人が多かったようだが、ちょっとこれまでと客層が変わってしまったようだ。中身入りのペットボトルが頭に当たったら相当痛いよ。
舞台上段にThe Chosen7が横一列になって登場。例の兜をかぶり、杖を手に持っている。
人多すぎ。
顔を隠して大人数って、仮面かぶったアイドルさんじゃないんだから。カッコいいという印象より、人多すぎの違和感が勝っている。

2曲目は「Distortion」。
もちろんライブで聴くのは初めて。海外ライブの映像は見ているが、やっぱライブはいいわ。
最初に聴いた配信音源では、なんだかチャカポコしててがっかりしたが、ドイツのフェスの映像を見て、印象が激変。
ギターの音が結構極悪でいい感じ。そう、SU-METALのクリーンなボーカルとバックのメタルの対比というか落差がBABYMETALだよなと再認識。
この曲を生で聴いていると、なんだかえらく音がいいな。
楽器の分離がよく、低音があまり被らない。
特に違うのが高音。SU-METALのボーカルの抜けが以前とは全く違う。
持ち込みのPAスピーカー変えました?
確かにPA卓真後ろという音響的には一番いい席にいるものの、それだけでは説明が付かない変わりっぷり。
今後毎回この音響を期待していいんですね!
かなり気分が上がってきた。

次は「ギミチョコ!!」
ええ、鉄板ですよ。さらに会場が盛り上がる。
Cブロックではすでにサーフがかなり発生。こんな早い時間サーフってあんまり記憶にない。
中国風のドレスに濃いめのメイク、さらにスターウォーズのアミラダ風の髪型は、幕張と変わらない。
遠目に見ると誰が誰やら判別は困難。
正面に3面設置されたスクリーンでは、ステージの様子が映されているが、基本的にSU-METALとMOAMETALしか映さない。
メイクは幕張初日ほど濃くないが、もう少し薄くていいのかなと思う。
SU-METALはともかく、MOAMETALにあのメイクは合っているとは思えない。

「 Elevator girl」が始まった。
この曲、海外ライブの映像で見て一番がっかりした曲。
音がスカスカすぎて、曲も単調な印象。
でも、こうして生で見ると意外といい。バックの演奏とのバランスが煮詰まってきたよう感じを受ける。
そういえば神バンドのドラム。青山さんでないことは間違いないのだが、誰がやっているかすごく気になる。かどしゅんさんかと思ったが、こんなに顔が丸かったかな。
SU-METALのボーカルはちょっと力が入りすぎ。調子自体は悪くないようだが、若干気負いが感じられた。歌いなれていない新曲の時にこういう傾向がある。
SU-METAL以外の人数は曲によって変わっていた。7人の時もあれば、5人の時もあった。
曲によって、いろいろなフォーメーションを試している感じ。基本3人だけでやっていたダンスとは違うことできるので、新鮮な印象はあるのだが、やはりコレジャナイ感が拭えない。
BABYMETALといえば、あの3人の存在感で押し通すというイメージがあるので、ダンスうまけりゃそれでいいかというとそうではない。
オリジナルメンバーがひとり欠けた状態での模索ということになるんだろう。

ここで「紅月」。
あれ、幕張とセトリが違うような、と思ったが、後で確認したら幕張で披露した「GJ!」がなくなっていた。
曲が始まる前の前奏というかバックトラックが変わっているが、以前のピアノとストリングスの方がいいかな。
そして、曲が始まる。ピアノのイントロに続いて、SU-METALのボーカルが始まる。
神バンドの演奏が始まるまでの30秒間、SU-METALのボーカルだけが響いた時間。
これがこのライブの至高の時間。今まで聴いたライブ、音源を完全に凌駕した。
驚きすぎて思わず声が出そうになった。
SU-METALのボーカルの高音の抜けが全く違う。
どこまでも透明に抜けていくのに、不安定さを微塵も感じさせない安定感。
透明で、優しささえ感じられるのに強い。
今でもその感覚が残っている。
心を貫くレーザービームではなく、すーっと魂を抜かれる感じ。
この30秒間のためにSSA来た価値があった。本当に行ってよかったと思う。

SU-METALのボイストレーニングをしているといわれている有名なボイストレーナーがいる。
その人がSU-METALのトレーナーになったのが、2015年の夏頃だったといわれている。
そのボイストレーナーR先生曰く、ボイストレーニングの効果は半年後ぐらいから出てくるが、本当に効果が表れるのには3年かかると。
2015年、BABYMETALは初めての日本ツアーを行った。そのツアーではあまり調子がよくなかったといわれていたSU-METAL。
(個人的にはSU-METALは暑い夏が苦手で、寒くなると調子がよくなるような気がする。)
そしたら、あれですよ。2015年12月の横浜アリーナのあの状態ですよ。
その後SU-METAL本人から語られた「思い通りに声が出る。数秒後に自分かこうなるなというのが分かっていて実際にそうなる」という完全にゾーンに入った状態。
そうSU-METALの中のモンスターが目覚めたライブ。
確実にボイストレーニングの効果が表れたものと思っている。
そのR先生、技術的なこと以上に、人前で歌う歌手として心の持ち方を非常に重視している方。
考え方がネガティブであったり、自己中心的な考えをとにかく嫌う方。ポジティブで常に感謝の気持ちを忘れない、そういうことを教え込まれる模様(特に若いボーカリスト)。
このR先生をSU-METALのボイストレーナーに選んだのはKOBAMETALのようであるが、歌のことしか頭にない、とにかく素直な中元すず香をこのR先生に引き合わせたのは慧眼としかいいようがない。
相性がぴったり。R先生のいうことを素直に聞き、成長していっている。
R先生の東京ドーム公演後のツイート。
 最強でした。
 純粋で素直で深い愛のやりとりが出来る可愛いボーカリストはすくすく伸び…伸び続け…莫大な感動と幸せをくれる。。

それから2年。ボイストレーニングを始めてから約3年。おそらくボイストレーニングは続いていると思う。
ずっとSU-METALの歌を聴いている人なら分かると思う。
東京ドームのころの彼女と現在の彼女ではまるで違っている。
特に昨年広島あたりからの変貌ぶりがすごい。
YUIMETALのことですっかり滅入っていて忘れていた。
BABYMETALが好きになったのは、ソニスフィアでのIDZ。
その映像で見たSU-METAL。その声に心打ち抜かれたのが最初だった。
SU-METALはすごいボーカリストになった。
ただ、まだまだこれから上がある。
SU-METALの歌が聴ける。この幸せを改めて噛みしめる。

次の「Starlight」は、配信の時点から気に入っている曲だった。
あまりメタルっぽさは感じないが、SU-METALのボーカルが堪能できる。
曲調も比較的明るく、聴いていて気持ちの良い曲。
歌詞は藤岡さんへの追悼のようだ。
暗闇の中の光。
気分が高揚してきた。

ここで見慣れない紙芝居。
スターウォーズ風というかゼビウス風のチープなアニメーション。
BABYMETAL、SABATON、GALACTIC EMPIREのバンドロゴが描かれた宇宙船が現れた。
おお、これはコラボある?
と思ったら「META!メタ太郎」のイントロが始まった。
SABATONが出てるんで、やっぱりこの曲だよね。
一番の歌詞が終わったところでSU-METALがSABATONとGALACTIC EMPIREを紹介し、迎え入れる。
やっぱり来た。今日はカーニバルだよ。祭りだよ。こういうのがなくっちゃ。
最初にGALACTIC EMPIREのDark Vaderがステージ上段に登場。ライトセーバーを手に持っている。
続いて、SABATONのヨアキムがバズーカを持って登場。
会場大受け。バズーカぶっ放してから階段を降りてきた。
メインの三角ステージがリフトをするのを知らなかったらしく、上昇するリフトにちょっと驚いたヨアキムがきょどる様子がなんともかわいい。
その間はメイトでウォーウォー大合唱。
SU-METALとMOAMETALに敬礼の振り付けを教わって、Dark Vaderがライトセーバーを交通誘導員のライトみたいに振るもんだから、MOAMETALに当たらないかちょっとひやひやしたが、とくかくゲストの二人の背が大きいのでその心配なし。
なんじゃこりゃの4ショット。こういうのがBABYMETAL。
MOAMETALが満面の笑顔でぴょんぴょん跳ねるのが見られて幸せな気分。

今年になってからのMOAMETALのダンスのキレがすごい。これまでのダイナミックさに加えてキレが格段に増しているので、見違えてしまう。
YUIMETALがいないことについての覚悟、その体現。
インタビューで自分から降りるという選択肢はないという悲壮な覚悟を語っていたMOAMETAL。SU-METALのことに触れることが多かったのもMOAMETALだった。
MOAMETALはカメラが自分のアップを映しそうなところで、ひょっとこ顔をする。
衣装とメイクはDARK SIDEだが、こういうところはいつものMOAMETAL。
変わらず愛くるしいMOAMETALがいてくれてよかった。

ここからは怒涛の鉄板セトリ。
「メギツネ」はライブでは外せない曲になっている。
盛り上がり最高潮。ピットが跳ぶ。揺れる。
ここから「KARATE」、「Road of Resistance」と続くわけだがとにかく盛り上がっているのはいいのだが、ピットが荒い。
肉眼で見えるCブロックのピットは、モッシュやらサークルやらでかなり激しい状態。若干ヤケクソ気味に見える。
やはりちょっとメイトの層が違ってきているのかも。

あとドラムの神は、新神であった模様。
青山さんとの比較になってしまうから厳しい見方になってしまうのは仕方がないが、ドラムが気になってライブにちょっと集中できなかったのも事実。
ドラムの神は、クリックに合わせながら、あのスピードの曲を演奏し、バンドとしての一体感とグルーブを出しながら、しかもSU-METALの歌を邪魔しないことが求められる。
いくら技術があっても、個性が強いドラマーはドラムの神には向かないようだ。今回前田さんがドラムの神にならなかったのは、もう神バンド要員から外れているのかもしれない。

そして締めは「THE ONE」
UNFINISHED VER.から途中でノーマルに切り替わる広島アレンジ。
SU-METALとMOAMETAL以外のダンサーは5人全員出てきた。
7人が固まるとやはりごちゃごちゃした印象が強い。
SU-METALとMOAMETALの二人だけだとYUIMETALがいないのが強調されちゃうから、これでよかったのかも。

最後の紙芝居。
海外ツアーと同様、今年のツアースケジュールが流された。12月にシンガポールで行われるジューダース・プリーストのサポートとオーストラリアでのフェスの予定も入っていた。
今年いっぱいは、メタルレジスタンス第7章DARK SIDEで行くんだろう。
その後に幕張でもあった映像。
逆三角形が2つあり、もうひとつ逆三角形が加わって大きな逆三角形になるというもの。
そのあとにメタルレジスタンス第7章ではほとんど使われなかったBABYMETALのクラッシュロゴ。
大きな歓声が上がる。
逆三角形の映像は幕張から話題になっていた。
メタルレジスタンス第7章終了後のメンバー追加を暗示しているのではないかと。
そうかもしれないし、そうでないかもしれない。OTFGK
ただ、二人だけのステージはバランスが悪すぎるのは確か。三人を前提とした振り付けもできない。
メンバーを追加するにしても、YUIMETALの代わりとなればプレッシャーは相当なもの。
メンバーを3人にするにしても、これまでとは少し形を変えて、3人に神バンドらならぬ神ダンサー数名を適宜加えて、大きいステージは5人ぐらいで臨むという形態になるのだろうか。

ライブは終了した。
想像していたよりずっと良かった。
SU-METALとMOAMETALがいればBABYMETALはBABYMETAL足りうるんだということを思い知らされた。

YUIMETALがいなくなった今、BABYMETALの本質はなんだろうと考えてみた。
SU-METALがBABYMETALの中心的な存在なのは間違いないが、仮にBABYMETALがSU-METALのソロユニット化したなら、それはやはりBABYMETALではないような気がする。
これからも変わらないBABYMETALらしさとは、メタルとダンスの融合、メタルダンスユニットとしての姿なのかなと思う。
DARK SIDEは転換、模索の時期。メイクも衣装も変わり、KAWAII要素は薄れた。
そのステージで5人のダンサーを入れたのは、BABYMETALにダンスの要素は欠かせない、これからもメタルダンスユニットとしての方向性に変わりはないことの表明なのか。

BABYMETALに闇は似合わない。
蝕は明け、光ある方へ。
BABYMETALの未来にきっと光はある。
ライブの帰り道そんなことを考えていた。