夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

BKEP~いわゆるアクセラの話(その2)

2010-09-26 11:08:20 | 
さて、BKEPが我が家にやってきてからだいぶ時間が経つのですが、
HP10とはかなり違うというのが印象です。
一言で言うと「軽快」でしょうか。

○ハンドリング
HP10とは比較にならないほどバネレートが低く、乗り心地は格段によくなりました。
不思議なのは、ロールはするものの「スィー」と何事もなかったかのようによく曲がること。
HP10の場合はほとんどロールしないので「スパッ」という感じで曲がるのですが、
BKEPはあまり前加重をかけなくてもロールしながら曲がってしまいます。
ワインディングとかでかなり限界まで追い込むと、当然ならがアンダーは出ますが、
限界はかなり高い方だと思います(HP10と違ってあまり攻め込む気になりませんが)。

ただ、初めて高速を運転したときは、直進安定性が悪く、
常にステアリングで修正をしないといけないので、非常にガッカリしました。
なにせ鬼のような直進安定性を誇るHP10から乗り換えたものですから。
しかし、ここ最近になって気づいたのですが、
いつの間にやら、常にステアリング修正が必要ということもなくなっていました。
どうもショックのあたりがようやく付いてきたことが要因のようです。
この車のショックは、モンロー製(ベルギー工場生産)といわれていますが、
海外製のショックはあたりがつくのが遅いのですかね。
そもそも結婚してからというもの、走行距離が格段に少なくなっているので、
以前ならもう少し早く安定してたのかもしれません。
ただこのショック、特に大きなうねりを比較的早い速度で走ったときなどは、
ちょっと不安定というか運転していて怖い挙動をします。
ショックの伸び側のレートがもうちょっと高くてもいいのかな、という感じです。
ギャップを乗り越えるときのようなときは問題なく、大きなうねりのような場合だけです。
ちょっとこの点が気に入らないので、現在のショックがへたってきたら、
KONIの機械式の自動減衰力調整ショックに交換しようと思います(あくまで想定)。

http://www.fet-japan.co.jp/koni/fsd_sp_axela.html
ただ、走行距離が少なすぎるので、ショックがへたる前に車自体の買い替えになるかも…

○エンジン
これについては、ちょっと不満。
まあATを選んだので街乗りは快適なのですが、あまりトルクは感じないです。
ATのシフトプログラムもどんどんシフトアップして、なるべく高いギアで走らせて
燃費を稼ごうという感じ。
街乗りならそれで特に問題はないのですが、高速となると話は別。
当然5速での走行となるわけですが、よく利用する区間がかなりアップダウンの山岳区間。
結構頻繁に登坂車線が出てくるような区間なのです。
ちょっと上りの勾配があるところで追い越しをしようと思うと、すぐにロックアップが外れて
エンジンの回転数がぴょんと上がるのですが、トルコンにパワーを食われているので
それほど加速せず。
マニュアルシフトにすると、ロックアップしたままになるというよりMTに近い仕様なのですが、
これが5速のままだと全く加速しない。
MTのHP10ならじわじわ加速するところでも、全くダメ。
最近はあきらめて、そういう場合は4速にシフトダウンすることにしています。
ATだからといってしまえばそれまでですが、これは運転していてストレスになります。
やっぱDSGにしとけばよかったかな、と思う瞬間です。

○タイヤ
OEのタイヤはBSのTURANZA ER30という乗り心地重視のタイヤ。
ドライ、ウエットともグリップ感がそこそこあるので、バランスの取れたまずまずのタイヤですが、
もう少しサイドウォールの剛性の高いスポーティなタイヤでもいいかなと思います。
そろそろタイヤの買い替えの時期になっているので、現在思案中ですが、
夏タイヤはミシュランを履いたことがないので、ミシュランかなと思っていますが、
サイズの合う適当なリプレイス用のタイヤがないですねー。
いつもタイヤを買っている店がミシュランショップなので、
「どれがいいか」と聞けばミシュランを薦められるだろーな、と推測。
ちなみに、スタッドレスはHP10時代からずっとミシュランです。
今住んでいるところは、雪は降るものの雪の上を走ることはそれほどなく、
ドライの路面を走ることがほとんどなので、やはりミシュランですね。
他のメーカーからミシュランのスタッドレスに乗り換えた人は、
あまりにドライ性能が良くしっかり走るので、雪の上での性能に不安を覚えるようですが、
ちゃんと走ります。
札幌とかでミラーバーンを走る機会があるならBSかな。

(つづく。)

BKEP~いわゆるアクセラの話(その1)

2010-09-20 21:23:26 | 
そういえば、まだ書いていなかった現在所有の車の話になります。
もうお気づきの方も多いかと思いますが、プロフィールのアイコンに使っている写真の車で、
マツダのアクセラ20S、BKEPです。


最近フルモデルチェンジをしたのでもう旧型になってしまいましたが、
アクセラとしては初代モデルの後期型になります。
ファミリア時代には323という名前でヨーロッパなどでは売られていたのですが、
アクセラになってからはシンプルにMAZDA3という名前になりました。
ナンバーを「3」にしようかと思ったのですが、ちょっと痛い感じがしそうなのでやめました。
ただ、付いたナンバーの4桁の最初の数字が3だったので、まあよろしかるめれ。

前の愛車プリメーラHP10から乗り換えるにあたって、
いろいろと条件やら自分の好みを整理してみました。
自分の好みとしては、
1 ハンドリング第一主義(エンジンはそこそこでよい)
2 ユーティリティは犠牲にしない(2台持ちならいいんですけどね)
3 今度こそは有彩色(シルバー→黒だったもんで)
という感じでした。

HP10を買ったときと今で一番違うのは、結婚して妻と共用になったこと。
これはかなり大きな条件となるので、その辺を考慮すると、
1 ボディサイズはできればCセグメントまで(HP10のときもだいぶ擦られましたので)
2 トランスミッションはオートマかな?(妻はMT車を運転できるが、新車となるとちょっと…)
3 できればレギュラー仕様で(そんなに距離は乗らないと思うのですが、やはりね)

こんな感じになると、自ずと候補となる車種は限定されてくるもので、
本命:マツダ アクセラまたはアテンザ
対抗:スバル インプレッサまたはレガシイ
抑え:VW ゴルフ
という感じになりました。
このうちゴルフについては、とにかくDSG目当て!
しかし、その当時は上級グレードにしか設定がなく、オプションも選択肢が少なかったのでパス。
ディーラーにも行きませんでした。(いまなら1.4Lにも設定があるんだけどねー。)

ということでマツダとスバルのガチンコ勝負となったわけですが、
ディーラーに行くまではアテンザも候補にしていたものの、実車を見てあまりの大きさに断念。
アパートの駐車場がそれほど広くないことと、隣家からのクレームで前進駐車を強いられているので、
この車だと確実に同じアパートの車にぶつける。間違いない。
その結果、アクセラに絞られました。
スバルの方はというと、インプレッサはモデル末期でぜんぜん力が入っていなかったので、
自ずとレガシイの方になりました。

どちらも試乗したのですが、比較的車好きが多いメーカーのせいか、
ディーラーの周りを1周とかじゃなくて、結構ちゃんとした距離を走らせてもらいました。
アクセラの方は、23Sと20Sの両方とも試乗させてもらいました。どちらもATです。
違うのはエンジンだけで、足回りは基本的に一緒と営業マンはいっていましたが、
タイヤサイズは23Sが205/50R17なのに対し、20Sは205/55R16なのですが、
そのせいか23Sの方は若干足回りが突っ張る感じがあって、あまりいい印象ではなかったことと、
23Sはハイオク仕様、20Sはレギュラー仕様という割には、排気量とガソリン仕様の差ほど
エンジンパワーの差を感じなかったので、グレードも20Sですんなり決まりました。

一方、レガシイの方はだいぶ難航。
一応、第一候補としてはワゴンのNAということなんですが、ATが4速なのがちょっと気に入らない。
いまどき4速ATなんて軽じゃあるまいし。
5速ATとなるとターボになっちゃうので、実際そこまでいらないかなという感じ。
となると自ずとMTになってしまうのですが、ディーラーにはMTレガシイの試乗車がなく、
営業マンの車がB4のNAのMTということで、ちょっと運転させてもらいました。
正直な感想「発進に相当気を使う!」
アイドリング周りのトルクが細いフラット4のNAのうえに、クラッチが硬めでクラッチミートがシビア。
マフラーをレガリスRにしていた頃のHP10以上に気を使う感じでした。
乗り心地は、固めてフラット。いかにも車好き好みのセッティングという感じ。
エンジンも吹け上がりがシャープで、回転音も気持ちがいい。
独身なら間違いなくレガシイのMT買ってただろうなー、と思わせる感じでした。
エクステリアというか外観もかなり気に入っていたので。
しかし、結局レガシイが我が家に来ることはありませんでした。
ワゴンボディが欲しかったのですが、幅はともかく全長が長すぎる。
コーナーセンサーをつけても多分無理。(自分ではなく妻が)
レガシイワゴンに妻を運転席に座らせて、後ろを振り返ってもらうと
「(ハッチバックの)窓が遠い!」
ま、確かにね。しまいには、
「他の車にぶつけてもいいなら買ってもいいよ。」
この一言で撃沈です。
今回はスバルには縁がなかったということで…
次はスバルとVWぶつけてみるか。(それはいつ頃になるんだい?)

そんな感じでアクセラの20Sに決定しました。
HP10のときTEという最上級グレードだったので、
オプションでつけたのは寒冷地仕様とビスカスLSDのみでしたが、今回はオプションてんこ盛り。
絶対付けたいと思っていたディスチャージヘッドライトとキーレスエントリー。
オーディオはレスが標準だったので、インダッシュのCD6連装にしてやりましたよ!
ナビは、カーショップで付けてもよかったのですが、
ディーラー純正でないとインダッシュにならなかったので、仕方なくHDDナビでは一番安かったパナ製に。
プライバシーガラスはあまり好きではなかったのですが、
後方視界をほとんど邪魔しないことが分かったので、それも付けました。
オートライトとオートワイパーは標準装備。特に必要ないと思っていたのですが、あると便利ですね。

そして問題は色。意外と白もよかったんですよ。実車で確認しました。
でも、ここは有彩色。イメージカラーのオーロラブルー。
筋肉質系のボディーデザインとよく合います。
マイナーチェンジ前は、もう少し淡いブルーだったのですが、
オーロラブルーの方がちょっと濃い目の色で、若干落ち着いた感じになりこちらの方が好みです。
ディーラーにいったのは11月。あまり車が売れない月です。
マツダのディーラーには、メーカーから販売車の強制割り当てがあるらしく、
オーダーにかかわらず一定数の車が生産されて、ディーラーの在庫になってしまうようです。
(ほかのメーカーでもあるようですが。)
アクセラの場合は、20Sも割り当ての対象となっていたらしく、
シルバーかブルーであればかなり安くしてもらえるとのこと。
とてもいい時期に行ったのですが、最終的には値引き額としてはそれほど多くはなかったものの、
車の出来を考えると標準販売価格が不当に安いアクセラなので、十分といったところです。

しかし、マツダのM’zプラスという提携クレジットカードを作らされてしまいました。
年会費ただなのでよいのですが。
HP10のときは、オートバックスとかに行っていろいろなエンジンオイルを試していたのですが、
アクセラの場合、国内販売そっちのけでヨーロッパ向けの輸出が主なので、
オイルパンのドレンコックがミリでなくインチで作ってあって、
これを知らずにミリのナットをかけてしまうと、ボルトの頭をなめてしまうらしいので、
定期点検とエンジンオイル交換とかが一緒になったメンテナンスパックに入ってしまいました。
エンジン交換は半年に一回ですが、現在の走行距離を考えると十分なローテーションです。

そんなことで10年以上ぶりの新車購入は無事に終わり、BKEPが我が家にやってきました。
(つづく。)

H595その後…

2010-09-11 05:10:16 | オーディオ
少し前に購入したゼンハイザーのヘッドホンHD595ですが、その後も快調です。
フォステクスのHP-A3とともに使っていますが、HD595との相性もよく心地よく音楽を聴けています。

HD595について「やさしい高音」という評価をよく目にしますが、
HP-A3とのコンビで使うと、わりとハッキリクッキリめの音になるので、
比較的苦手とされる打ち込み系とかもけっこうイケる感じです。
HP-A3と一緒に使うことによって、より聴く音楽のジャンルを選ばない傾向になってます。
まあ、クッキリめといってもキンキン耳につくというまでにはならないので、
これといってジャンルの定まらないいろいろな音楽を深夜にイージーリスニングする、
という自分の使い方には、かなり合っていると思っています。
ただ非常に心地よいので、インターネットをしながらではなく、
じっと目を閉じて音楽に聞き入ってしまうことが多いのですが。

さて、そんなある日、インターネットを見ていたらこんな記事を発見。

<IFA2010>ゼンハイザー、ヘッドホン「HD500シリーズ」など新機種を大量出展
ヨーロッパでは、ヘッドホンの上級モデル“HD500シリーズ”が9月に発売される。
ラインナップは上位からHD598(229ユーロ)、HD558(179ユーロ)、HD518(129ユーロ)の3機種。
最上位のHD598はクリーム色とダークウッドのツートンカラーというユニークな外装。
光沢メタリックパーツの縁取りがアクセントを加えている。
3モデルともにオープン型ハウジングを採用しており、「Ergonomic Acoustic Refinement」テクノロジーの採用、
ネオジウムマグネットとDuofolダイヤフラムの搭載などによって高音質再生を実現したという。
ケーブル交換にも対応する。

・・・
あのぅ、2ヶ月前にHD595買ったばかりなんですけど…
しかも、(今思うと)HD595のモデルチェンジ前の在庫一掃キャンペーンには、
1日違いでキャンペーンの対象期間から外れて、CX270もらいそこなったばっかりなんですけど・・・
しかーし、HD598というHD595の後継機の写真を見て一安心。


このデザインというか色使いはないわ。
ホワイトではなくクリーム色にイヤーパッドまでダークウッドとかいう茶色
さらに、なぜが一番目立つパンチングメタルのハウジングだけ黒って…
ユニークとかいう問題ではなく、単にセンスがない。
予想では、確実にあとからブラックモデルが追加になると思う。

まあ、HD595もデザインもはっきりいって野暮ったいと思いますが、
さすがにHD598みたいに、買う気が失せるほどではありませんよ。
でも、ネオジウムマグネットになっている点は気になりますね。
一番よいなと思ったのは、ケーブルが交換式になっているところ。
大型のヘッドホンのケーブルの長さって、なぜかだいたい3mと決まっていて、
デスクトップで使うには、はっきりいって長すぎてじゃまなのです。
自分の場合ならば、1m、いや50cmもあれば十分。
交換用のケーブルを楽しみもありますしね。

HD598も発表になっただけで、国内での販売は来年ぐらいからでしょうし、
HD595で何の不満もないので、買い換える気は全くないですけれども。
今度買うなら、ゼンハーならHD650の方かな。
そうなるとHP-A3ではちょっと…というふうに泥沼になりそうなので、
HD595+HP-A3のコンビのまま、周辺を固めてファインチューンの予定です。