初の映像作品レビューです。
ちなみにBABYMETALについては、武道館とロンドンも持っています。
ロスがきついときのためのストックに、フル神バンドでない2作品の購入は控えてました。
さて、この作品は2013年に行われた2つの生誕祭の模様が収録されています。
フル神バンドではないということで、過剰な期待は持たず見始めましたが、
なかなか興味深く、面白い内容になっています。
共通しているのは、ストーリー性が強くギミックもたっぷりということです。
前半は骨バンドで後半が神バンドというのも共通です。
1999は、オールシートのためか観客のノリがイマイチに感じられます。
また、照明が暗く、赤黒いため、映像としてはお世辞にもほめられたものではありません。
1997の方は、1999に比べれば照明が比較的明るく見やすくなっています。
また、ピットがあるため観客の熱量がオープニングから半端ではありません。
早い段階でサーフが始まっています。
映像でも観客のノリが良いものの方が見ていて楽しいですね。
1997の最後に武道館2daysとファーストアルバムの発売を知らせる紙芝居が収録されています。このときの観客の歓声!その時の熱狂と興奮が伝わってきます。
横浜アリーナ2daysの最後の告知のときもこうだったのでしょうね。
その場に居られたメイトがうらやましい限りです。
1997の曲の中で特筆すべきは、「紅月-アカツキ-(Unfinished ver.)」です。
「Unfinished」というのはXの曲名で、この曲がピアノストリングスアレンジなので、
「Unfinished ver.」とは、紅月のピアノストリングスアレンジ版ということになります。
聴いた感想は、「甘美」。この一言に尽きます。
とにかくSU-METALの声が甘く美しい。
この曲でSU-METALはほとんど座って歌っているのです。
いつものように真直ぐ声を出すのでなく、語りかけるように歌っています。
このために少し鼻に声が抜ける割合が多くなっているように感じられます。
普通は、いわゆる鼻にかかった声、甘えた声、甘ったるい声になりますが、SU-METALは違いました。声が「甘美」になるのです。
ある人がSU-METALのロングトーンは甘くて美しいと言っていましたが、そのときはあまり理解できませんでした。SU-METALの声は、澄んだ強い声という印象であり、あまり「甘い」という認識はなかったのです。
しかし、これを聴いて思い知らされました。しかも、ただ甘いだけでなく澄み切っているのです。
蜂蜜のように甘いという表現がありますが、このときのSU-METALの声を例えるには適切ではありません。うまく表現できませんが、澄んだ甘さ、少しのくどさもない甘さ、本当にずっと味わっていたくなる魅惑の甘さなのです。
甘さと清澄さを兼ね備えたSU-METALの声の良さ、「楽器」の良さを改めて思い知らされました。
このBDを買って以来、この「紅月-アカツキ-(Unfinished ver.)」ばかり聴いています。
1997には「NO RAIN, NO RAINBOW」が収められています。
この1997で歌われたのが初めて、その後武道館Black Nightで披露されていますが、その後ライブのセットリストに組み込まれることはありませんでした。
その理由は、バラード曲であり、ストーリー性の強い1997やBlack Nightならともかく、通常のライブではライブの流れを考えるとなかなかセットリストに組み込むのが難しいと理由からなのかな、と推測しています。
しかし、「NO RAIN, NO RAINBOW」がこのセカンドアルバム「Metal Resistance」のに収録されると知り、非常に驚きました。2年以上ライブで披露されることのなかったこの曲は、このままお蔵入りになるのではと思っていたからです。
ライブではなくアルバム収録となるとアレンジもそのままということはないでしょう。「NO RAIN, NO RAINBOW」のアレンジが変わるのであれば、ピアノとストリングスのUnfinished versionで聴いてみたいなと思うのです。歌うのは1997の頃のSU-METALではありません。それから2年以上たって、非常に濃密な経験を積み、格段に進化した18歳のSU-METALです。
ああ、それを想像するだけで陶然としてしまいます。
セカンドアルバムについては、他の曲もどんな曲になるか楽しみで仕方ありませんが、1997の「紅月-アカツキ-(Unfinished ver.)」を聴いてからというもの、アルバムに収録される「NO RAIN, NO RAINBOW」が一番気になっています。
ニューアルバムのリリースをこれほどワクワク期待して待ったのは、記憶にありません。
とにかく4月1日が待ちきれません!
ちなみにBABYMETALについては、武道館とロンドンも持っています。
ロスがきついときのためのストックに、フル神バンドでない2作品の購入は控えてました。
さて、この作品は2013年に行われた2つの生誕祭の模様が収録されています。
フル神バンドではないということで、過剰な期待は持たず見始めましたが、
なかなか興味深く、面白い内容になっています。
共通しているのは、ストーリー性が強くギミックもたっぷりということです。
前半は骨バンドで後半が神バンドというのも共通です。
1999は、オールシートのためか観客のノリがイマイチに感じられます。
また、照明が暗く、赤黒いため、映像としてはお世辞にもほめられたものではありません。
1997の方は、1999に比べれば照明が比較的明るく見やすくなっています。
また、ピットがあるため観客の熱量がオープニングから半端ではありません。
早い段階でサーフが始まっています。
映像でも観客のノリが良いものの方が見ていて楽しいですね。
1997の最後に武道館2daysとファーストアルバムの発売を知らせる紙芝居が収録されています。このときの観客の歓声!その時の熱狂と興奮が伝わってきます。
横浜アリーナ2daysの最後の告知のときもこうだったのでしょうね。
その場に居られたメイトがうらやましい限りです。
1997の曲の中で特筆すべきは、「紅月-アカツキ-(Unfinished ver.)」です。
「Unfinished」というのはXの曲名で、この曲がピアノストリングスアレンジなので、
「Unfinished ver.」とは、紅月のピアノストリングスアレンジ版ということになります。
聴いた感想は、「甘美」。この一言に尽きます。
とにかくSU-METALの声が甘く美しい。
この曲でSU-METALはほとんど座って歌っているのです。
いつものように真直ぐ声を出すのでなく、語りかけるように歌っています。
このために少し鼻に声が抜ける割合が多くなっているように感じられます。
普通は、いわゆる鼻にかかった声、甘えた声、甘ったるい声になりますが、SU-METALは違いました。声が「甘美」になるのです。
ある人がSU-METALのロングトーンは甘くて美しいと言っていましたが、そのときはあまり理解できませんでした。SU-METALの声は、澄んだ強い声という印象であり、あまり「甘い」という認識はなかったのです。
しかし、これを聴いて思い知らされました。しかも、ただ甘いだけでなく澄み切っているのです。
蜂蜜のように甘いという表現がありますが、このときのSU-METALの声を例えるには適切ではありません。うまく表現できませんが、澄んだ甘さ、少しのくどさもない甘さ、本当にずっと味わっていたくなる魅惑の甘さなのです。
甘さと清澄さを兼ね備えたSU-METALの声の良さ、「楽器」の良さを改めて思い知らされました。
このBDを買って以来、この「紅月-アカツキ-(Unfinished ver.)」ばかり聴いています。
1997には「NO RAIN, NO RAINBOW」が収められています。
この1997で歌われたのが初めて、その後武道館Black Nightで披露されていますが、その後ライブのセットリストに組み込まれることはありませんでした。
その理由は、バラード曲であり、ストーリー性の強い1997やBlack Nightならともかく、通常のライブではライブの流れを考えるとなかなかセットリストに組み込むのが難しいと理由からなのかな、と推測しています。
しかし、「NO RAIN, NO RAINBOW」がこのセカンドアルバム「Metal Resistance」のに収録されると知り、非常に驚きました。2年以上ライブで披露されることのなかったこの曲は、このままお蔵入りになるのではと思っていたからです。
ライブではなくアルバム収録となるとアレンジもそのままということはないでしょう。「NO RAIN, NO RAINBOW」のアレンジが変わるのであれば、ピアノとストリングスのUnfinished versionで聴いてみたいなと思うのです。歌うのは1997の頃のSU-METALではありません。それから2年以上たって、非常に濃密な経験を積み、格段に進化した18歳のSU-METALです。
ああ、それを想像するだけで陶然としてしまいます。
セカンドアルバムについては、他の曲もどんな曲になるか楽しみで仕方ありませんが、1997の「紅月-アカツキ-(Unfinished ver.)」を聴いてからというもの、アルバムに収録される「NO RAIN, NO RAINBOW」が一番気になっています。
ニューアルバムのリリースをこれほどワクワク期待して待ったのは、記憶にありません。
とにかく4月1日が待ちきれません!