夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

ブルーレイとハイレゾ(その2~iPurifierSPDIF導入)

2017-04-16 14:01:56 | オーディオ
iPurifierSPDIFを購入しました。
最近価格の改定があり以前よりは安くなったのですが、価格改定直後ということでどのショップもほぼ同じ価格。こ
ういう場合はヨドバシで買うことにしてます。

届いたiPurifierSPDIFは、なかなかりっぱな箱に入っております。

箱を開けるとこんな感じ。本体とACアダプターだけでなく、同軸と光の接続アダプターも入っていました。

本体はこんな感じ。先端がプラグになっているので大きさの想像は大体つくと思いますが、かなり小さいです。
アルミ製の筐体でなかなか精密感があります。

光の出力端子は、横についてます。入力は同軸と光のコンボとなってます。


早速試してみます。
まずは、HDMI音声スプリッターの同軸出力とAVアンプの間に入れてみました。
聴いたのは先日と同じくU2の「iNNOCENCE + eXPERIENCE Live in Paris」です。
2チャンネルのPCM96kHz/24bit音声でチェックしましたが、うーむ、若干音が濃密になった気がする。
音の広がりも感じられますが、あまり変わらないかな。
今度はブルーレイレコーダーからの光出力に使ってみます。
音声はレコーダー側でダウンコンバートされてしまうので、2チャンネルのPCM48kHz/16bitです。
さすがに96kHz/24bitに比べると音が痩せて聴こえる。音場も狭めです。iPurifierSPDIFありなしとの差がよくわからん。

ディスクをBABYMETALの「LIVE IN LONDON」に変えて聴いてみます。
若干解像度が上がったかなーという程度。
さらにHDMI音声スプリッター側に変更してみると、音が途切れてまともに再生されなくなってしまいました。
AVアンプのディスプレイの「COAXIAL」という表示がちらちら点滅している。信号自体が来ていないらしい。
HDMI音声スプリッターからの出力を光に変更しても同様。iPurifierSPDIFのインジケータも常時点灯するはずが点滅してしまっている。
iPurifierSPDIF自体の故障も疑いましたが、レコーダー側の光出力に戻してみると、ちゃんと出力されます。
どうやらHDMI音声スプリッターからの出力が弱いようです。iPurifierSPDIFを間に入れないと問題がないので、
フィルターのようなものを2つ間に入れていることにより、正常に作動しないようです。

仕方がないのでiPurifierSPDIFはレコーダー側の光出力に固定しました。
改めてHDMI音声スプリッターから同軸入力されるPCM96kHz/24bitとレコーダーから光出力にiPurifierSPDIFをかましたPCM48kHz/16bitを比較してみます。
視聴ソフトを替えてみて中島みゆきの最新のツアー「一会」。このライブは東京公演を見ましたが、現場の音はやたらとベースの音が大きくて驚いたのを覚えています。
これも入力を切り替えながら視聴。あれ、レコーダ側の光出力の音が変わっています。
PCM48kHz/16bitですが、ちょっと音のエッジが立ったような感じで、それぞれの楽器の音の分離がよくなり、音の抜けもよくなっています。
音の響きというか残響も以前よりよく聴こえてきます。一言で言うと明瞭でHi-Fiな音になった感じです。
HDMI音声スプリッター側の同軸出力に切り替えてみると、PCM96kHz/24bitの音源にも関わらずPCM48kHz/16bitのレコーダー側よりちょっと眠い感じがします。
若干ですが音が平坦に聴こえます。音量が少し下がったような聴こえ方です。実際に低いのかもしれません。
試しにiPurifierSPDIF 付属のACアダプターiPowerをHDMI音声スプリッターにつけてみました。
電圧が同じ5Vなので。若干音が濃い目になったかなという程度。思ったほどの変化はありませんでした。

結果として、レコーダー側の光出力PCM48kHz/16bitが HDMI音声スプリッターの同軸出力PCM96kHz/24bitと同等以上の音になってしまいました。
U2のディスクの時の印象とだいぶ異なることなりましたが、使い初めだったからですかね。
中島みゆきの方は出る音の違いを感じられましたから、iPurifierSPDIFは評判通り効果ありですね。
PCM96kHz/24bitを出力できるHDMI音声スプリッター側に使えなかったのが残念ですが、まあ致しかたないところ。
最終的にPCM96kHz/24bitの音声収録のディスクならどちらを聴くかとなると、48kHz/16bit出力ですがiPurifierSPDIFありのレコーダー側の光出力の方を聴くことになると思います。
気分で切り替えてみるかなというくらいに差がないというかiPurifierSPDIFありのほうがよくなってしまいました。
これならスプリッターなしの同軸デジタルに使えばかなりの効果が見込めると思いますが、自分の環境では試しようがありませんので、あくまで推測です。

一時はどうなる事かと思いましたが、iPurifierSPDIFをリサイクルショップに売り飛ばすようなことにはならなくなってちょっと安心。
この体制でFOX DAYを迎えます。

ブルーレイとハイレゾ(その1)

2017-04-09 07:41:26 | オーディオ
BABYMETALのおかげで、テレビでブルーレイソフトを見ることが大変多くなりました。
FOXDAYに向けてブルーレイ再生関係を改めて見直していると、ずっと気になっていることが1つありました。
それは、所定のフォーマットでAVアンプに音が送り込まれているのかということです。
使用しているソニーのAVアンプTA-DA3400ESには小さいディスプレイがあり、そこにソースの種類やビットレートが表示されるのですが、
何のディスクをかけても、「LPCM 48kHz」としか表示されないのです。
BABYMETALのブルーレイの音質は、全てPCM48kHz/24bitという仕様で、ブルーレイとしては標準というか最低限のものです。
ほかの音楽ソフトだと、2chとマルチチャンネルの両方が収録されていることが多く、
2ch だと96kHz/24bitのPCM、マルチチャンネルだと5.1chのDTSかPCMで48kHz/24bitというフォーマットになっています。
改めてU2の「iNNOCENCE + eXPERIENCE Live in Paris」で確認してみました。

この作品、パリで起こった同時多発テロ事件の影響で延期となったU2のパリ公演を収録したものです。
延期となった経緯が経緯なので、客の盛り上がりが違う。ボノの気合いに入り方も違います。
U2のライブは会場が大きくなりすぎて興味がなくなっていたのですが、
これはちょうどウェンブリーアリーナぐらいの大きさで、一体感がすごく感じられるとてもよいライブです。
ちなみにテロで襲撃を受けたEagles of Death Metalがゲストとして招かれて、U2と一緒に演奏していますが、
曲はデスメタルの要素は一切なく、ただの古臭いロックンロールです。
U2との共演は客も盛りあがっていたものの、U2のメンバーがステージからいなくなり、Eagles of Death Metalだけでのオリジナル曲の演奏になると、
客の苦笑、いや違う、憐憫といった方が正確ですね、そんな雰囲気にいたたまれなくなり、再生をやめてしまうこと確実のトラックも収録されております。

とりあえず2チャンネルを選択して再生すると、やはりというか「LPCM 48kHz」と表示されます。
(もともとビットレートは表示されないので、16bitなのか24bitなのかは分かりません。)
DVDレコーダー側の設定も確認しましたが、光デジタル出力設定はちゃんと96kHzの設定になっています。
大分悩んで調べました。ようやく分かりました。
著作権保護がかかっている音源(市販のブルーレイソフトなら全部ですね)は、デジタル出力した場合、
出力側で強制的に48kHz/16bit、つまりDVD並みの音質にダウンコンバート(ディスクによっては低ビットレートの別音源に切替)されてしまう仕様になっていました。
(ただし、HDMIで出力した場合は除く。)
その仕様になったのが最近ということなので、古いブルーレイレコーダーならきっと大丈夫だろうということで、
物置にしまってあったBDZ-X95を引っ張り出して試したところ、やはりだめでした。
BDZ-X95には光デジタルだけではなく同軸デジタルの出力端子もあったのでそれも試しましたが、結果は変わりませんでした。
試しにHDMIで接続すると問題なく「LPCM 96kHz」と表示されました。
BDZ-X95はHDMIの出力が2系統あったため(レコーダー側で出力切り替え)、1系統をテレビに直接、もう1系統をAVアンプに接続していましたが、
ブルーレイレコーダーを買い替えてからというもの、光デジタルでAVアンプに音を送っていたので、
ずっとDVDフォーマット並みの音を聴いていたのですね(残念すぎる自分)。

これを回避するためには、AVアンプとの接続をHDMIにすればいいのですが、
そうするとHDMI出力が1系統しかない手持ちのブルーレイレコーダーでは必ずAVアンプの電源を入れる必要が出てきます。
録って消しのバラエティー番組を見るのにいちいちAVアンプを使うのは正直手間です。
かといってせっかくハイレゾ(JEITAによるとハイレゾの定義はCD音質=PCM44.1kHz/16bit超ということらしいので、
ブルーレイの音はPCM収録であれば全てハイレゾということになりますね。)で収録されているのを常にダウンコンバートして聴いているというのは、なんか損した気がする。
何か解決の方法がないかと調べてみると、ありました!
HDMIの信号から音声信号を取り出してくれるスプリッターです。へー、今はこんなものが安く手に入るのですね。
価格も安いので物は試し、購入してみました。

買ったのは、Tendak AV-140-BK-JPというもの。HDMI→HDMI + 光TOSLINK SPDIF+同軸 +3.5mmオーディオ4K 3D対応という仕様で、アマゾンで売ってます。
HDMIはパススルー仕様になっているので、出力側の機器からHDMI接続で音が出ます
実際に手にしてみると、手のひらに載るほど非常にコンパクト。筐体でアルミ製で表面は梨地加工してあってなかなか立派です。

早速接続してみました。
ブルーレイレコーダー:BDZ-ET1200→(HMDI)→テレビ
 ↓(光デジタル)
AVアンプ:TA-DA3400ES
 ↓(プリアウト端子)
プリメインアンプ:A-9MK2 → スピーカー:GX100

というという構成でしたが、

ブルーレイレコーダー:BDZ-ET1200
↓(光デジタル) ↓(HDMI)
↓       HDMIデジタルオーディオ分離器:AV-140-BK-JP→(HMDI)→テレビ
↓        ↓(同軸デジタル)
AVアンプ:TA-DA3400ES
   ↓(プリアウト端子)
プリメインアンプ:A-9MK2 → スピーカー:GX100
と構成になりました。
レコーダー側の光デジタル接続はとりあえずそのままです。同軸デジタルケーブルはケーブル箱を探したら出てきました。
昔使っていたオーディオテクニカのAT6D45。

古い!ノイズ対策用の独立アース線が時代を物語る!古くてもケーブルは腐らない!www
とりあえず接続しまたが、結果はめでたく「LPCM 96kHz」と表示されました。
が、「96kHz/24bitの音ってこの程度か?」と思うほど光デジタル接続の48kHz/16bitとの差を感じません。
光接続も試みましたが、大差なし。
ダウンコンバートされる光デジタル接続の48kHz/16bitの音と入力を切り替えながらじっくり聴き比べてみました。

まずは、48kHz/24bitの音源。BABYMETALのBDは全てこの仕様ですね。
若干同軸接続している24bit(と思われる)の方が若干滑らかかなという程度。
ブラインドだとまず違いが分からないレベル。
16bitと24bitの違いってかなり大きいんだけどなー。
そういえば、BABYMETALの東京ドームブルーレイですが、2枚組になるとのこと。
2枚組になれば、あの公演時間からしてディスクの容量は十二分にあるはずなので、映像のビットレート上げてもらうのはもちろんですが、
マルチチャンネルはいらないので、音質については今までのPCM48kHz/24bitなどと言わずに、PCM96kHz/24bitにしてもらいたいですね。

続いて96kHz/24bit。FLACだとハイレゾ配信の中心となっているフォーマットです。
さすがにこれは違いが分かります。情報量が多く、きめが細かい。音が濃く感じます。
でも、やっぱり差が少ないような気がする。
「今までずっと48kHz/16bitで聴いてて損した!」と思うような音ではないです。
原因を考えてみました。
①スプリッターの性能があまり良くない。
②同軸ケーブルがイマイチ
③そもそもHDMI出力の音質がよくない。
なんだか全部あてはまるような気がするwww
①については、スルーアウトしているHDMIの映像の方はほとんど影響がなく、特に問題ない画質ですが、やっぱり③の影響が大きいのでしょうかね。

ブルーレイソフトの音質改善についてこれ以上手の打ちようがないように思えてきましたが、ひとつ気になるものがあります。
iFi-AudioのSPDIF iPurifierという商品です。

簡単に言うと「SPDIFのデジタル信号をリクロック、リジェネレイトしてくれるアイソレイター」ということらしい(ちょっと何言ってるか分かりませんwww)。
「コアキシャル(同軸)にもオプティカル(光)にもあらゆるSPDIFデジタル信号を改善する画期的グッズ」という触れ込みで、口コミを見るとかなり効果はあるらしいです。
同軸にも光にも使えるので、自分の環境だとスプリッター経由の信号でもレコーダー直の信号でも使えます。
両方試して効果がある方に使えばいいのですが、問題は価格。ノイズの少ない電源アダプター付きとはいえ、なかなかのお値段。
レコーダーを買い替えてしまうと、基本的に音声はHDMI出力となるため、出番がなくなる可能性が高いのです。そうすると使えてもあと2年間ほどの予定。
ちょっと迷うところですが、ブルーレイを見まくる生活もいつまで続くか分からないので、かなりのギャンブルですがいっちょ導入してみますか?


ヘッドフォンアンプ導入~その3

2017-04-01 09:08:45 | オーディオ
P-200を使って驚いたのは、電源ケーブルであれほど音が変わってしまうということですね。
プリメインアンプでも電源ケーブルで音が変わるというのは経験していますが、今回はあまりに変化が大きく、
P-200は電源ケーブルに非常に敏感に反応するというのが分かりました。
そうなると、現在とりあえずshima2372の電源ケーブルを当てていますが、これでいいのかというのが気になってきます。
電源ケーブルに敏感なタイプのアンプを使う場合は純正品を使うのが確実です。
GX100というスピーカーをメインで使っていますが、スピーカーケーブルはフォステクス製のSFC103を使用しています。
線材は何の変哲もないOFCですし、特別高性能ではありませんが、GX100と相性は良く、音の方向性を変えないので、非常に使いやすいです。
プリメインアンプのA-9MK2も電源ケーブルに敏感で音が変わりやすいので、
それほどよいものではないとは思うものの、音のバランスを考えて付属ケーブルを使っているということもあります。
P-200の場合、付属の電源ケーブルでもいいのですが、ラックスマンのJPA-10000という電源ケーブルが気になっています。
これはラックスマン製品の多くの付属ケーブルになっているものですが、
現行製品ではDA-100、旧製品ではP-200などラックスマン製品としては比較的価格の安いものには付属してません。
製品として流通はしていませんが、サービスパーツとしてラックスマンから直接入手することができます。

構成: 2芯ノンツイスト
導体: 無酸素銅(OFC)0.26mm×37本
導体断面積: 2.0mm・square
絶縁体: 半硬質PVC(白、黒)
ケーブル長: 1.8m
プラグ: ニッケルメッキ

ごくごく一般的なスペックですが、構成が2芯ノンツイストというのがちょっと変わっていますね。
プラグが2極でもケーブルは3芯という場合が多いのですが、これは2芯です。
5400円(税込)なので中古で入手したP-200と価格的にも釣り合います。
その他にJPA-15000という電源ケーブルが製品になっていますが、ちょっと価格が高い。
ラックスマンのブログによるとJPA-10000が現在キャンペーン中で送料、代引手数料無料!ということで注文しました。

すぐに到着!ただのナイロン袋に入ったその姿はまさにサービスパーツという感じです。

ケーブルの構成は2芯タイプなので、通常の3芯の電源ケーブルと違って丸ではなく平べったくなっています。
ケーブルにはしっかりラックスマンのロゴとJPA-10000という名前も印刷されています。

プラグとインレットにはラックスマンマークが入ってます。

プラグのブレードはP-200付属のものと違って、ニッケルメッキなのでシルバーで、極性マークが入っています。電源ケーブルとしては比較的柔らかい方ですね。


早速P-200に装着。P-200につけていたshima2372の電源ケーブルは、試しにプリメインアンプのA-9MK2に回してみると、
低音の押し出しが弱くなり、フラットに近いバランスとなりました。
BABYMETALを聴くにはちょっと物足りないかな。A-9MK2は付属の電源ケーブルのままのほうがいいかもしれません。
P-200の電源ケーブルの変更と合わせて、デスクトップ用スピーカーLS-K731のスピーカーケーブルも交換しました。
P-200のスルーアウト端子からサブウーハーを外して直接LXA-OT1のラインインに入れてからというもの、
接点が省かれたせいか、LXA-OT1のボリュームが同じ位置だとスピーカーLS-K731から大音量が鳴るようになりました。
いままではボリュームの位置を3時ぐらいの位置まで回さないといけなかったが、12時の位置で十分な音量が取れるようになりました。

肝腎の音は、ダイレクト感が出てきたのはいいのですが、音色がなんかギスギスして効き疲れをする感じになってしまいました。
この原因は間違いなくウエスタンエレクトリックのスピーカーケーブル16GA。
メインスピーカーのGX100との相性最悪でお蔵入りしていたものを使っていたわけですが、LS-K731とも相性が悪いようです。
以前から気づいてはいたのですが、それほど気にならなかったのでほっておいたものの、現在のセッティングだとその傾向が露わになってしまったようです。
その対策として、スピーカーケーブルをウエスタンエレクトリック16GAからカナレの4S6に戻しました。
狙いどおりギスギスした感じがきれいさっぱりなくなりました。カナレマジック!
もともとワイドレンジのケーブルではないので、低音のブーミーな感じもうまく抑えらてよい感じなりました。
仕上がりはボーカルものが素晴らしいです。LS-K731は実質的にフルレンジ+スーパーツィーターというちょっと変わったスピーカーで、もともと中域特化型なのです。
ニアフィールドでボーカルものを聴くと最高だいう評判だったので導入したのですが、これがカナレ4S6と相性ばっちりで、
サブウーハーが間に挟まるという足かせも外れてようやく本領発揮という感じです。
よく考えたらLS-K731を鳴らしているLXA-OT1というミニアンプもラックスマンですね。

この組み合わせで聴く柴田淳は最高ですよ。声のニュアンスがとてもよく伝わってくる。
ボーカルの音像が必要以上に膨らむこともなく、しばじゅんに語りかけられているような感覚になります。
中域の荒れは全く感じられず滑らか。声はとてもリアルで自然です。
「道」を聴いてまた泣いちまったよ。そういえは今日は3月11日だった。
でも、音量を上げ過ぎるとだめですね。低音がブーミーな癖が出てくるので、小音量限定で使いましょう。
え、メタル向けはどうしたって?まあ、それはヘッドフォン任せにします。

本体のP-200の方の音はどうか。ラックスマンによるとJPA-10000は「音楽のボトムをしっかりと支え、厚みと芯のあるしっかりとした音質が特徴」とのこと。
まさにそのような音の変化です。音の重心が下がり、厚みが増した感じです。高音の伸びは変わりませんが、
ちょっと耳につくというか若干刺激的に感じる部分が和らいだ気がします。
やはり、純正品に外れなし(当り前か)、妙なバランスにはなりません。
どちらかというと聴きやすい、聴き疲れのしない方向への変化だったでしょうか。
ATH-2000Zとの組み合わせということでは、電源ケーブルをJPA-10000にしてようやくバランスが整いました。
これで安心してP-200を使うことができます。