夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

BABYMETAL ABABYMETAL ARISES -BEYOND THE MOON- LEGEND–M – 参戦記その2

2019-08-30 10:27:32 | ライブ
1曲目はROR!横浜とセットリストを変えてきた。
そうするとあの曲がラストだな。
などと考えていたら後ろが何か騒がしい。
振り返るとすっかりWODの準備が出来上がっている。
えー、みんな待機中はあんなに大人しかったじゃないですかー。
例の法螺貝聞いたら別人になってテンションいきなりマックスですか?
慌てて嫁メタルをWODに巻き込まれない位置に移動させた。
俺はステージが見たんじゃー! 曲を聴きたいんじゃー!
ということでWODからサークルモッシュになってからも視線はステージへ。
今までほとんどシートで、ピットの時も後方が多かったのでそういうのには巻き込まれずすんだが、
並ピットとはいえ最前ブロックを甘く見ていた。
ただサークルのそばにいると、回転の風圧で風が来て涼しい。

今日のアヴェンジャーは…鞘師里保さんですね。予想通りです。
そうすると明日は現役生徒会長かな(これも当たりました)。
横浜は2日目だったので、鞘師さんを生で見るのは初めてだったが、かなりダイナミックなダンス。
いろいろな表現ができるだろうが、メタルダンスということでかなりダイナミックな動きを意識してやっているんじゃないかと推測。
1曲目のRORというと東京ドームRED NIGHTを思い出すなー。いきなりぶち上がる。
2曲目はメギツネですか。飛ばしすぎじゃないんですか。
ステージは高いのだが、目の前に背の高めの男性が2人いたのでなかなか肉眼では見えない。
時折隙間から3人が見えると、肉眼でもその表情が捉えられる。
いつもディスプレイ上でしか見ていない3人を肉眼で見るのって変な感じがするんですよね。
今まで一番近くで見たのは、2年前の同じく名古屋、ZEPPでしたが、その時よりは遠かったもののしっかり見えましたよ。

Elevator Girl、Distortionと続く。セットリストは横浜と同じようだ。
続いてInd-metalというかシャンティ。
数日前のグラストンベリーの様子がBBCで中継されて、自分も含めしっかり予習してきたメイトさんも多く、イントロが流れると歓声が一段と大きい。
横浜で聴いた時にはもう少しヘヴィーがな感じが欲しいかなと思っていたが、この日はその印象は薄れ、ヘヴィーな感じが出てきたような感じを受けた。
このポートメッセ名古屋は展示会場なだけあって音響はやはりよくない。
低音が回らないようにかなり低音は絞ってあるが、音の分離が悪い。

次のスターライト。この曲はSU-METALのヴォーカルを堪能する曲。
横浜ではステージばかり見ていて気付かなかったが、後半の間奏からサビの移る時のスクリーンの演出はよかったな。
星を追い求めて、銀河へ突き抜けたような映像。
ここにSU-METALのハイトーン。
すぅっと魂があっちの世界にいってしまいそうなそんな高揚感に浸れる。
すっかりその存在を忘れていたが、ここで神器のライトが光った。
またメイトが星になったよ。

ここからシンコペーション、YAVA!と続き、次にきました、PA・PA・YA!
曲自体はリリースされたばかりなのにすっかり大人気です!
よーし、タオルの出番だ!
隣の人に回したタオルが当たらないように、隣の人のタオルの直撃を食らわないように、
盛り上がりながらも慎重に回す。
これはライブで化けたなー。単純に楽しいぞ。
ここからギミチョコ、KARATEと鉄板のセトリになだれ込む。
KATATEのイントロになったら隣にいた元バンギャと思われるおねいさんが長い髪を振り乱して本気のヘドバンを始めたのにはちょっと驚いた。
KARATEのリフは超強力ヘヴィーだからねー。その気持ちはわかりますよー。
そして例のインタールード。
横浜で聴いたときは上田剛士かなと思ったが、改めて聴くとちょっと違うような気もする。
上田剛士にしてはポップ感がちょっと足りないような。
まあ、アルバムが出ればわかるでしょ。

で、横浜だとここでThe ONEになるのだが、このイントロは!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ヘドバンギャー!いや、MOAバンギャーですね!
待ってました!このまま横浜と同じじゃLEGEND-Mじゃないですもの。
周りの盛り上がりもすごい。
おっと、例のところの歌詞は1番から「ハタチの夜を忘れはしない」になっとる。
まあ、ステージ上には未成年はいないからな。
そして、いよいよ間奏。フレディ棒と称される黒と赤のクリスタルで装飾されたショートマイクスタンドをSU-METALがいつものように上に向け、
一瞬「ん、やらないのか?」と思ったら、フレディ棒を横にしてMOAMETALに差し出した。
この会場にいたメイトさん、みんなこの瞬間を待ってました。
横浜ではこれを渡されるはずだった人はステージ上にはいなかった。
ダークサイドを抜け、今日ここにこの時を迎えられる。
「頭、頭、頭!」のスクリームに合わせて自分も頭を横に振ってみたり。
そして、MOAMETALの久しぶりのスクリームではないヴォーカル。
「ハタチの夜を忘れはしない」
MOAMETALのあまーい声が響く。メイトからはウォーという低いうなり声。
MOAMETALは歌うまくなったんじゃないかい?
去年のひとりGJ!よりうまくなったような気がする。
メイトの皆さんうれしくて本気のジャンプ!
ああ、幸せ。
この時はこれで十分かなと思った。
次は、THE ONEのはず。しかし、その予想は見事に裏切られた。
MOAバンギャーから次の2曲までのラスト3曲がこのライブのハイライト。
LEGEND-Sほどの大掛かりなセットはなかったが、忘れなれない時間となった。

BABYMETAL ARISES -BEYOND THE MOON- LEGEND–M – 参戦記その1

2019-08-24 11:30:18 | ライブ
すっかり気分はハイ。
まあ、週明けの仕事は残っているが、今はそんなことはどうでもいい。
BABYMETALの場合、LEGENDと名の付くライブには万難を排して行かなくてはならない。
行かないとずっと後悔する。
名古屋開催の土日公演なので、土曜日を申し込んだ。今回はシートはなくピットのみ。
超モッシュは競争率が高いうえにチケット代も高いが、1人1枚しか申し込めない。
嫁メタルと一緒なので並ピットを申し込んで見事当選!
MOAMETALの生誕祭だよ。気分が上がらないはずがない。
五大キツネ祭りの銀キツネ祭り以来の名古屋。その時はZeppだったが、今回は海沿いのポートメッセなごやという展示会場。

昼頃名古屋に到着し、味噌カツを食べようと思い、聖地巡礼、例のお店ではなくその系列店に行ったが、もうかなり並んでいた。
これからホテルにチェックインして、物販にも行きたいので、例のお店はパスしてほかの味噌カツ屋で味噌カツを食べて腹ごしらえ。
駅近くのホテルにチェックインし、まずは物販に出発。
移動手段は電車だけだが、あおなみ線で名古屋駅から終点の金城ふ頭駅まで乗る必要があり、片道30分と結構時間がかかる。
電車は比較空いていて、メイトさんだらけというわけではなかった。
金城ふ頭駅を降り、会場近くになるといつものとおり黒いTシャツを着たメイトさんだらけ。
メッセという名前のとおり、海沿いの展示会場という感じの会場だった。

LEGEND-M限定のTシャツは欲しかったので、物販開始時刻に来てみたが、
久々に見ました。物販待ちの長ーい行列。
超ピットの方は優先入場ができるが、並ピットの自分たちはこの列に並ぶ必要がある。
意外と外での待ち自覚は短く、一応冷房の効いた屋内に入ることができたが、ここからが長かった。

結局1時間以上待ってようやくグッズを買うことができたが、嫁メタルに待ち時間が長いとクレームをつけられた。
しかし、待った甲斐あり。
どうしようかと迷っていたピックセットは売り切れたが、限定Tシャツと嫁メタルが欲しがっていたキャップは手に入れることができた。
神器の受け取りは後にして、とりあえず一旦ホテルに戻ることにした。

ホテルに戻り、正装であるベビメタTEEに着替えて改めてライブ会場へ出発。
Tシャツは横浜で買ったばかりのTWO FORCE TEEを着用。
今回はピットなので荷物入れをどうするか迷ったが、嫁メタルがショルダーバッグをたすき掛けにし、
自分は嫁メタルがランニング用に持っていた薄いウェストポーチを借りることにした。
あおなみ線の車内は今度はかなりの混み具合になってきた。ベビメタTEEの着用率が高い。
途中の駅で乗車してくる一般の方に怪訝な顔をされるが、もはや気にしない。
会場に着き、まずは神器を受け取る。
LEGEND-Sの時は全員三種の神器着用必須だったが、今回は超ピットの方も着用が必要なのは、この「光る籠手」だけだった。
受け取ってみるとこれが意外と重く、装着用のゴムがうまく調整できない。
しばらく嫁メタルのトイレ待ちをした後、列に並ぼうとしたがどこに並べばいいかよく分からない。
外はかなり暑くなっている。
並ピットの記号はM。M8000番台のプラカードは見つかったが、自分はM2000番台なのでずっと奥の方らしい。
バックヤードの入り口らしきところへ既に整列済みのメイトさんたちの間をすり抜けていくと、すでに入場番号の呼び出しの声が聞こえる。
が、いつものように何番を呼び込んでいるのかほとんど聞こえない。
1000番ごとに整列場所が決まっているのだが、その表示の位置が低すぎて人が並んでしまうと全く見えなくなってしまう。
なんとか奥の方にM2000番台の整列場所を発見。この後ろの方で呼び込みを待つが、相変わらず呼び込みの声がほとんど聞こえない。
超ピットSの方たちを入れた後なので、遅くなるのはわかるが、入場開始時間1時間たってもまだ呼ばれない。
Mは8000番台まのであったので、開演は1時間程度遅れることが予想された。
そしてようやくM2000番台の呼び込み。
LINEのバーコードチェックの人数自体はいるのだが、その前のチェックを1列に絞ったため、入場が遅くなっている模様。
入場担当のスタッフも入場がかなり遅くなっているのが分かっているらしく、ちょっと焦り気味。
そして、手荷物チェックと金属探知機を通り抜けて、発券された自分のブロックを確認するとG。
会場入り口のボードでGブロックの位置をチェックすると、予想どおり横浜と同じステージ配置。
正面ステージから花道が伸びてその先にセンターステージがある。
花道とセンターステージを取り囲むように超ピット用のブロックが配置されている。
Gブロックはステージ最前ブロックの一番下手側。下手のスクリーンの直下である。
なんと並ピットでは一番いいブロックじゃありませんか。
急いでGブロックに向かうとすでにブロックの中は1/3ほどメイトさんで埋まっているような状況。
それでもステージ方向の柵から5列目ぐらいの位置は確保することができた。
ステージの位置が高いので目の前に背の高い人が来なければ、肉眼で表情が確認できるぐらいの位置。
横浜といい名古屋といいい、かなりいい場所当たってます。

中は暑いかと思いきや冷房がかなり効いていて、じっとしているとちょっと寒いくらい。
今回はシートじゃないので、立ったまま会場まで1時間以上待っているのはなかなか辛い。
今回も客入れSEをShazamに聞かせて暇をつぶす。
パンテラ、メイデン、スリップノット、ジューダス、BMTH、スレイヤーと横浜とあまり変わらないラインナップだったが、
アーチ・エネミーが結構かかっていたので珍しいなとは思っていた。
(今思えばしっかり伏線が張ってあったんですね。)
サバトンの「To Hell And Back」がかかると後ろの方から合唱する声が聞こえる。
ライブの時みんなで歌うのっていいな。
Gブロックのメイトさんたちはみんなじっとしていて大人しい(ライブが始まるまでは)。
嫁メタルを連れてきたので、サークルとかに巻き込まれないようにと思っていたが、
年齢層もかなり高めだし、これなら心配はなさそうだとこの時点では思っていた(これが完全な見込み違いなのはライブが始まってすぐ判明)。
もうそろそろ待ちきれなくなってきたメイトさんたちの今か今かの歓声が大きくなってきたころ、ちょうど1時間遅れて客電が落ちた。

紙芝居が始まったがナレーションの声が聴きなれない女性の声。
おや、これはMOAMETALの声ではないか。
今日はMOAMETALの誕生祝。1999年7月生まれのMOAMETALさんにかけてノストラダムスですか。「アンゴルMOA」ときたもんだ。
当時のブームを知っているおっさんとしてはとても懐かしい。
そして横浜と同様ラミエルの中からクラッシュロゴ型のスクリーンが飛び立つ。
ステージに一番近い前方のブロックなので、表側のスクリーン側が全く見えず、裏側しか肉眼では確認できないが、あれ人が乗っている?
どうも人が乗って人力で羽ばたかせているようだ。
ちらっと正面のスクリーンにその姿が映ったが、あれはMOAMETAL?
いや、あの姿は間違いない。え、あのラミエルの中でどうやって待機していたのか?
しかし、周りは気づいていないのか反応がない。
せっかくMOAMETALさんがフライングしてパタパタしているのに、ほとんど気づいている人はいない様子。
あまりに反応がないので自分の見間違いかと思ったが、後日確認したツイートでも少ないながらフライングするMOAMETALさんを確認した人がいた。
スクリーンの裏側だったし、カメラでもちらっとしか映らなかったので気づいた人が少なかったようだが、あれは間違いなくMOAMETALだと思うのだがなー。
おそらく後日映像化されるこの公演。その時に明らかになるでしょう。

フライングディスプレイが着地すると、あとは横浜と同様のナレーション。
いよいよ始まる!

BABYMETAL AWAKENS -THE SUN ALSO RISES- 参戦記その3

2019-08-10 15:27:48 | ライブ
後から新しい衣装を確認して思ったのは、この衣装は蝶、アゲハ蝶をイメージしているのかなと。

ダークサイドは蛹。美しい蝶として舞うための準備期間。
そんなイメージからの最初の羽ばたくスクリーンの演出だったのか。
SU-METALもMOAMETALもかわいいというよりは美しいと表現するのがしっくりくる。
髪型もポニーテールとツインテールに戻ったが、大人っぽくアレンジされている。

ステージの近くにはシューティングクレーンが動いており、
撮影しているのは間違いなかったが、後から確認したらWOWOWの撮影チームだったようで、これは久しぶりのWOWOWのライブ放送があるかもしれない。
そして、神バンドメンバーチェック。と思ったら、これまでの白塗りコープスペインとではなく、プレデター風のハーフマスクを着けている。全員共通だ。
ただ、楽器でメンバーはすぐわかった。
上手のギターは白のストランドバーグLedaさん。
下手ギターはESP E-Ⅱ ぶっといネックはISAOさん。
ベースはもちろんATLIER Zのカスタム赤 BOHさん。
ドラムは弧を描いたシンバル用スタンドが特徴的なYAMAHA 青山さん。
いつものメンバーだな。Dark Night Canivalのときはドラムが青山さんじゃなかったから、青山さんのドラム久しぶり。
しかし、あのマスクは何とかならんもんか。
演奏面でも神バンドのソロもなくなり、すっかり神バンドの存在が後退したようにも思える。
しかし、今回はフロント3人体制の新生ベビーメタルを印象付ける意味から、神バンドをあまり前に出さないようにしてるのかもしれない。
2曲目は「メギツネ」だ。めずらしい。
1曲目のセトリは以前はよくあったのだが、新曲を1曲目に持ってきたからか。
そういえば、201年の横アリ公演の時も一曲目が新曲「The ONE」だったから、
久しぶりの横浜アリーナでセルフオマージュか。

スクリーンに映されるSU-METALとMOAMETALには笑顔が溢れている。
DARK SIDEのときに笑顔がなかったわけではないが、
こんな溢れるような笑顔が見られたのは久しぶりのようか気がする。
盛り上がりは既に最高潮。
目の前のピットでは狭いのにもうサークルが出来ている。

2日目もアヴェンジャーズにはマイクは与えられていない。
アヴェンジャーズはあくまでダンス専門のようだ。
Scream&Danceを担当するのは正式メンバーのみということか。

インド風の新曲となった。
後ろのスクリーンには万華鏡的なイメージが投影されている。
そういえばBOHさんがボリメタルがどうしたとかツイートしていたな。
これの伏線だったのか。
インド風と言えばモー娘。の「恋のダンスサイト」を連想してしまうだが、
まさか鞘師里保さんがアヴェンジャーズになったこととは関係あるまい。
「PA PA YA!!」といい、3rdアルバムは日本を含めたアジアがテーマのひとつになっているのかもしれない。
個人的には、ちょっとポップよりかなという印象。
アレンジにもう少しベヴィーな要素がほしい気がする。

「Starlight」はSU-METALのボーカルを堪能する曲。
今回の宇宙、銀河を思わせるスクリーンの映像演出はとてもよかった。

そして、公演直前にリリースされた「PA PA YA!!」
DARK SIDEのディスクに付いてきたゴールドディスクに収められていたので、
早速リッピングして横アリへの車中でも聴いてきた。
大して聴き込んでいないが、ちょっとシンプルすぎるような感じを受けた。
「鋼鉄の夏の調べ」らしいので、サマーソニック用かな。ライブでは盛り上がりそうだと思っていた。
ライブにはいつもはゲジゲジロゴのタオルを持っていくのだが、
この曲があるので、久しぶりにクラッシュロゴの東京ドームタオルを持ってきた。
嫁メタル用にSUN&MOONのマフラータオルを購入し持たせてある。
イントロから大盛り上がりですよ。
フェスとかの映像を見て「タオル回しなんて」と思っていたが、
みんなでやると楽しいもんですね。
しかし、この位置でもパイロは熱い!
そして今日もF.HEROさん登場。
野太いラップが会場に響く。本職のラッパーは違うな。
SU-METALのクリーンハイトーンヴォイスとの対比がいい。

1日目のセットリストはチェック済み。
アヴェンジャーズがいる中では2日目も同じセットリストかなと思っていた。
新曲を除けば、あと鉄板のセットリスト。
「ヤバ!」を聴いたのが久しぶりかな。
3人体制が復活したので、ソロ曲はなし。
SU-METALのソロをやれば、BBMの曲もとなるがアヴェンジャーズにマイクはない。
MOAMETALのひとりGJ!とか勘弁してほしい。
広島のことを思い出して本当に切なくなる。

その替わりと言っては何だが、3人休憩用のインタールードが挿まれている。
「The ONE」の前の映像付きのインタールードが印象的だ。
かなりエフェクトがかけられて分かりづらいがSU-METALの声が入っている。
デジコアっぽいその曲は上田剛士かなと思ったが、まあ違うだろう。
この手の予想は当たった例がない。
映像もなかなか凝っており、この公演が映像化されるときはこの映像も収録されるかな。
いや、ニューアルバムの特典かもしれない。

やっぱ締めはRORだよね。
昨年のDark Night Carnivalのときも聴いたはずだが、感じ方が全く違う。
何が違うんだろう。
YUIMETALがいないことには違いないのだが、やはり3人体制に戻ったのが一番大きいのか。
演者も見る側もこの体制を受け入れる気持ちになったというのがあるんだろう。
久々の「We are?」「BABYMETAL!!」のコール&レスポンス。
SU-METALとMOAMETALの笑顔が輝いているように見える。

最後の紙芝居。
10月にニューアルバムリリース
11月にさいたまと大阪での公演
そして気になる20201010
先が見えない昨年とは違う。希望が見える。

久しぶりに笑顔で迎えられた終演。
とりあえず東京まで戻ったが、指定をとった新幹線まで時間があったので、嫁メタルと二人で打ち上げ。
とくかくダークサイドのスタイルに不満だった嫁メタルも今回のスタイルには満足していたようだ。
YUIMETALがいなくなったこともようやく受け入れられたみたい。
こんな楽しい気分でライブ後に酒が飲めるのは、一昨年の名古屋以来かな。
そう、来週は名古屋でMOAMETALの誕生祝だ。2週連続でBABYMETALのライブ自体が初めてだな。
その前に、グラストンベリーとブリクストンが待っている。

BABYMETAL AWAKENS -THE SUN ALSO RISES- 参戦記その2

2019-08-03 07:16:53 | ライブ
気持ちは高ぶっているが、BABYMETALのライブなのでいつものように雨。台風は避けられたのでよかった。
横浜アリーナは初めてなので、とりあえず横浜には早めに行くことにした。
新横浜近くになると、いつものようにベビメタTシャツを着たメイトさんが多数。
昨日の情報が入っているのでピリピリした感じはなく、リラックスした雰囲気。

物販開始の時間は過ぎてしまっていたが、とりあえず物販会場へ。
時間が時間だったので、待ち時間0分のガラ空き状態。
ただ目ぼしいものはすでになく、嫁メタルがキャップを欲しがっていたが、これも売り切れ。
Tシャツのデザインはどれもいまいちだったが、色味でTWO FORCE TEEをチョイス。

会場まで時間があったので、近くの喫茶店で待機。
気のせいか、メイトさんの年齢層がさらに上がったような気がする。
去年のSSAはもう少し若い人が多かった印象があるのだが、見た感じは自分より若い人はかなり少なかった。
今回から導入されたLINEチケットはとても便利だ。
スマホを絶対忘れない、失くさないことが必要だがスマホで全てが完結する。そして御丁寧に開場の時間まで知らせてくれる。
1日目の開場が50分遅れたということを聞いていたので、ほぼ定刻に集合場所に行ったが既に整列が始まっていたので慌てて列の最後尾に並ぶ。
横浜アリーナは周辺に余裕スペースがないため、集合場所も狭い。
もうほとんど傘はいらなかったが、わずかに降水を感じる。
今日は時間通りに開場。そりゃそうだ。なんと明日にはイギリスでフェスに出なくてはならない。この公演が終わったら、空港に直行だろう。
スマホに表示されたバーコードが読み込まれると、座席が表示された紙がプリントアウトされる。
あとはいつものように手荷物チェックと形ばかりの金属探知機検査だ。
通過儀礼を済ませると改めて座席を確認。
Fですか。事前に座席チェックをしないといい席にあたることが多いので、今回も験を担いで座席チェックをしていない。
どこかよくわからないが、案内に従って進む。今回は上手のようだ。
指定された入り口から入ると、これはステージが近い。
指定された席に座ると、これは神席だと思った広島よりステージに近い。

広島の時はかなり高い位置のシートだったが、今回はほとんどフロアレベルというかピットレベルに近い。
横浜アリーナのシートは、SSAに比べるとはるかに傾斜が緩やかだ。
その分ステージを見上げるような形になるが、この位置なら肉眼で表情を確認できそうな位置。
キツネ様ありがとうございます。
ダークサイドの時も辛いと感じたことはあっても、疑うということは微塵もありませんでした。
この席でネットの情報にあったようなライブが見られるのか。
ただし、音響は悪そうだ。ステージほぼ真横なので右側のラインアレイスピーカーの音しか聞こえない。今回は耳より目で楽しむことにしよう。
開演までにはまだまだ時間がある。いつものように自分の席に座って、客入れSEをShazamに聞かせる。
メタリカ、ドラフォ、ドリシム、BMTHといつもとあまり変わらない選曲だったが、ちょっとメイデンが多めだったかな。
開演時間近くになってもなかなかシートが埋まらない。また客入れに時間がかかっているのか。
チケットは完売しているはずだが、ぽつぽつと空席を残したまま時間通りに客電が落ち、紙芝居が始まった。
いよいよだ。

いつものように仰々しいナレーション。BABYMETALはこうでないといけない。
正面のスクリーンは左右の小さいものだけかと思っていたら、正面に大きなスクリーンがあったんですね。とても見やすい。
アリーナ中央の八面体ラミエルが赤く光り出す。
その中からBABYMETALのロゴ形のスクリーンが舞い上がる。
そのスクリーンはゆっくりと蝶のように羽ばたき出す。
そのスクリーンにはこれまでのBABYMETALの軌跡が映像で映し出される。
武道館、ソニスフィア、ウェンブリー、東京ドーム、ダウンロード、そしてDark Night Carnival。

そしてメンバー紹介。
「Vocal & Dance SU-METAL」とコールされ、Su-metalのシルエットがスポットライトに浮かぶ。
ああ、武道館の最後のセルフオマージュだ。
後になってこの紹介をした意味が分かった。武道館の後、棺桶に乗って初めてのワールドツアーに旅立ったBABYMETAL。7月に今や伝説となったソニスフィアを迎える。
そして2019年6月、ダークサイドを経て横浜から2度目のスタートを切る新生BABYMETAL。
翌日にはイギリスでメタル御法度(に近い)のグラストンベリーフェスに出演する。
ある意味これ以上ないアウェイな環境。BBCの生中継も行われる。
成功すればこれ以上ない効果だが、失敗した時のリスクも非常に大きい。
3人で挑戦者としてイギリスに渡る。そういうことだったのか。
「Scream & Dance MOAMETAL」
SU-METALに負けないぐらいの歓声が上がる。
広島のひとりGJ!を見て以来、 MOAMETALがいとおしくて仕方ない。
そして3人のアヴェンジャーズの紹介。
キツネ面を被った3人のシルエットが浮かぶ。今日出るのは1人なのに3人ともスタンバっているのか?
まあ、ほかの二人は代役だとは思うが、リハーサルもかねて会場に来てるの可能性もあるか。
そして、英語での煽り。「首の準備はできているか?」
これ自体もダークサイドの時はなかったのでちょっと懐かしい感じにすらなる。
叫びながらうれしさいっぱい。
そして、昨日と同じように新曲でライブは始まった。

RORを彷彿とさせるメロスピ前回の新曲。
RORよりもさらにメロスピっぽい曲。3rdアルバムの曲と思われる新曲共通の印象だが、歌のメロディーがより日本らしいというか、J-POPを通り越してもはや歌謡曲という感じになっている。
原点回帰。よりBABYMETALらしくを意識しているのかもしれない。
今日のアヴェンジャーは誰だろう。どうも鞘師さんではないようだ。
ん、化粧をしていてよくわからないが、なんか見たことある娘だな。
あれ、さくらの子じゃないかな。あの目とあごのラインに見覚えがある。
誰だったかな。卒業生のような、そうでないような。名前が思い出せない。
BABYMETALのメンバー在籍中のさくら学院のメンバーはほぼ覚えているが、卒業してからはちょっと分からない。父兄ではありませんので。
ライブが終わってから確認して間違いはなかった。
ただ卒業生のような気がしていたのは勘違いで、まさかの現役生徒会長、藤平華乃さんでした。
これにはビックリ。まさか現役生徒会長、中学生を連れてくるとは。
しかし、考えてみれば5年前、ソニスフィアのステージに立っていたのは高2と中3の女の子だったんだよな。それで5年前のゆいもあと同じ年のさくらの子を使ったのか。
彼女の踊りはとても初めてBABYMETALのステージに立っているとは思えない、MOAMETALとの息もぴったり。
相当練習もしただろうが、さくら学院はやはりエリートの集まりだな。
情熱的なダンスとともに、音響があまりよくなく歌詞が聞き取りづらいが途切れ切れにSU-METALの歌声から歌詞が断片的に聞こえてくる。

 誇り高く旗を掲げて 星の欠片を抱いて
 光の彼方遥か遠く 目指すは夢のアルカディア
 光より早く 鋼より強く この途に恐れなく
 闇が覆いつくそうと この途を歩こう

ああ、この横浜の1曲目のふさわしい新生BABYMETALの旅立ちの歌。
決然と前に進もうとするSU-METALとMOAMETALが自らを鼓舞するような歌詞。
全くずるいな。1曲目からこれだもん。ダークサイドを知るメイトとしては高まるしかないでしょう!
ただ、テンポが速すぎてノリにくいが、そのうち何か開発されるでしょう。

花道の先の中央のステージで歌い踊る3人。ステージが明るい。光り輝いている。
昨年のDark Night Carnivalを見て、こう書き記していた。

 BABYMETALに闇は似合わない。
 蝕は明け、光ある方へ。
 BABYMETALの未来にきっと光はある。

そう、今BABYMETALは眩い光の中にある。
-THE SUN ALSO RISES-
この横浜公演のサブタイトル。
「日はまた昇る」ヘミングウェイの小説の題名そのままだが、まさにダークサイドから日が昇った。
その高揚感は今までに感じたことのない種類のものだった。