夜の翼

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オーディオボード自作

2013-05-03 21:45:37 | オーディオ
以前から考えたオーディオボードとインシュレーターの自作です。
といっても自分で考えたものではなく、オーディオ評論家福田雅光氏考案のパネコートを使用したものです。
パネコートとは、型枠用のコンパネですが仕上げがきれいになるように片面に黄色(灰色などもあるようですが)のウレタン塗装がしてあるものです。ホームセンターなどで入手できます。
このウレタン塗装の部分が音にはいいということです。


売っているパネコートは1800mm×900mm×12mmのサイズです。
この板取りをいろいろ考えたのですが、最終的には
オーディオボード大:450mm×400mm×4枚
オーディオボード中:300mm×250mm×4枚
オーディオボード小:250mm×190mm×4枚
インシュレーター::900mm×60mm×6枚
となりました。
オーディオボード1枚にパネコートを2枚使用しますので、大中小がそれぞれ2枚ずつできます。
インシュレーターは60mm角ですが、60mm角にカットをお願いするとカット代がかさんでしまうので、
60mm幅のカットをお願いして、あとは自分で刻むことにしました。
パネコートに合わせてMDFもカットをお願いしました。

オーディオボードの材料は、パネコートのほかにMDF、サンデーペット(PET素材のシート)、それに接着剤です。
作りとしては、
1層:パネコート12mm
2層:MDFボード15mm
3層:サンデーペット0.5mm
4層:パネコート12mm
という形にしました。全体で約40mmの厚さになります。
接着剤ですが、福田氏の仕様ではエポキシ系の接着剤を使っているようですが、
このボードを自作された他の方の仕様を参考にして
、パワーエース速乾アクリアというプラスティックも接着できる木工ボンドを使用しました。

作成自体は簡単で、ボードを接着剤でくっつけるだけです。
パテ用のプラこてをつかってボンドを塗っていったのですが、塗る面積が広いため結構時間がかかりました。
問題はサンデーペットの部分で、もちろんボンドを吸わないので張り合わせるときに上から力をかけると、
ぬるっと滑ってしまうのです。
なるべく側面がそろうようにして、重しをかけて乾燥しました。
しかし、中と小の接着はうまくいったのですが、重しが足りなかったのか、
大はサンデーペットの接着がいまいちうまくいきませんでした。
もっと重い物を重しに使うか、クランプでしっかり固定すればよかったですね。


さて、仕上げですが木口テープを使ってきれいに仕上げよう思ったのですが、
通常の木製の木口テープには幅40mmのものはなかったので、オレフィン素材のテープを使いました。
完成したオーディーボードは、なかなか重量もあり、叩いてもコツコツという感じで、ほとんど鳴きません。
GX100のエンクロージャーほどではありませんが。

さて、その用途ですが、大の1枚はアンプ用、もう1枚はそのうち購入予定のサブウーハー用です。
中2枚はスピーカースタンド用、小2枚は電源タップ用にしました。
実際使用してみると、あまり音の変化を感じられませんでした。
スピーカースタンド下に敷いたボードのは、床鳴りの軽減には役立ちましたが、
音の方は少々ぼやけた感じになったような印象です。
このボード単体での使用ではあまり音の面では効果がはっきりとは感じられないようです。


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