夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

テレビ&レコーダー更新(その4~4Kテレビをチェック)

2021-07-25 10:33:20 | 映像
さて、次は、ディスク再生チェック。
新しいレコーダーはUltraBlu-Rayも再生できるようになったが、もちろんディスクは持っていない。
チェック用にディスクを1枚購入することにした。
最初は、よく店頭のデモで流れているような夜景のディスクにでもしようと思ったが、
高画質かつ映画パートと音楽パートの両方をチェックできる、そして好きなタイトルということで「ボヘミアンラプソディー」にした。

Tシャツ付きの初回限定版がアマゾンで投げ売りされていたので、安く手に入れられた。
購入して初めて気づいたが、Ultra Blu-Rayディスクの他に通常のBlu-Rayディスクもついている2枚組だった。
Blu-RayとDVDのディスクが両方ついているタイトルがあるのは知っていたが、Ultra Blu-Rayでもそういうものがあるのだね。
Ultra Blu-Rayのディスクを手に取ってみたが、なぜか反射面が見えず、ディスクの向こうが透けて見える。
Ultra Blu-Rayのディスクってそういう仕様なのか。
その映像だが、さすがにきれい。一言でいうと滑らか。精細感はそれなりかな。
HDRの効果は高く、映画の場合だと、黒つぶれが気になってしまうことが、UltraBlu-Rayだとそういうところがなくなり、
映像に対して気になるところがほとんどなくなって、没入感が増す。
ライブシーンは音がいい。音声は、レコーダーから音声を分離してHDMI入力でOPPOのBDP-105DJLに入れて、GX100で聴いてみる。
ドルデジは当然2chにミックスダウンされるが、相当広がり感が出る。非常に各楽器の分離勘がよく、バスドラもよく響いている。
音声を2chのDTSの切り替えると、サラウンド成分が少なくなって、音が真ん中に寄る感じになるが、各楽器の存在感自体はこちらの方がよい。
この辺は好み、気分次第で選ぶ感じか。
UltraBlu-Rayディスクの再生装置はレコーダーしか持っていないが、
通常のBlu-Rayディスクもついてたので、このディスク再生でレコーダーとプレーヤーの比較をしてみた。
以前の環境では非常にきれいだと思っていたOPPOのプレーヤーBDP-105DJLで再生する映像は、
Ultra Blu-Rayの映像を見てからだとやはり落ちる(当たり前か)。
精細感というところももちろんあるのだが、HDRの効果、そして色彩の鮮明さというところで差がつく。
Full HDの環境でDVDを見るよりはいいが、全体的にぼやけた感じになる。
レコーダーで同じディスクをみると、やはり以前ほどBDP-105DJLとは差がない。
UltraBlu-Ray対応ということでディスクの再生能力が上がっているのだろうか。
ただ、よく見てみるとBDP-105DJLよりもぼやけた感じが強い。精細感に欠けるとてもいったほうがいいだろうか。
ただ、比較対象がプレーヤー専用機で価格も相当違うことを考えると
、4K環境ではソニーのレコーダーBDZ-FBW2000はだいぶ健闘してるという印象は受ける。

このディスクにはおまけディスク(これもブルーレイ)がついていて、作成の舞台裏などがついているのだが、
メインは映画では2曲カットされたライブエイドのシーンの完全版が収録されている。
やはりライブシーンは、完全に再現したものを撮影していたんだね。
カットされた2曲のうち1曲はフレディがギターを持って歌う「Crazy Little Thing Called Love」で、
映像的にはちょっと地味なので映画ではカットされたかな。
もう1曲は「We Will Rock You」。これこそスタジアム向きの曲なので映画に収録されてもよかったと思うが、
別なシーンで使われていたし、短かったので尺の関係か。
映画にも出てくる「I Want to break Free 」のMV撮影風景もあったが、このMVをMTVで見たときの衝撃は今でも忘れない。
女装するのはいいが、フレディがあの口ひげのまんまで化粧で胸を強調。
古田新太もおんなじようなことをいっていたな。
「Bohemian Rhapsody」で始まって「We Are The Champions」で終わるセットリストは、クイーンのライブの鉄板という曲が並んでいるが、
曲の歌詞がもうあのときのフレディ、クイーンの気持ちそのもの。あの場で歌われる歌詞にぐっとくる。
この映画は映画館へ見に行った。
クイーンのメンバーを演じた俳優さんたちがとにかく似ていて、特にブライアン・メイは似すぎ。フレディの独特の動きの完コピ加減には参ったよ。
自分らの世代にとってはクイーン、フレディマーキュリー、そしてライブエイドというのは特別。好き嫌いにかかわらず。
映画館ではライブエイドのシーンでずっと泣いていた。
何の思い入れもないかみさんは、それが意外だったらしく、行きつけの美容院で話したところ、
自分と同世代の美容師(女性)から「泣く映画じゃないだろう」と言われたらしい。
まあ、当時洋楽聴いていない人には分からんだろうな。
ライブエイドは、大規模ロックフェスが海外中継され地上波で見られるという当時ではちょっと考えられないことだった。
高校生だった自分はまさにテレビにかじりついてみた。
映画にも出てくるが、出演者は錚々たるメンバー。ライブの条件は皆同じで、ほとんど舞台演出は使えず、純粋な曲とパフォーマンス勝負。
今でもフェスはそうだが、ミュージシャンとしての実力がはっきりわかる。
ライブエイドの時はすでに落ち目といわれていたクイーンが久しぶりのライブであのパフォーマンス。
クイーンはやっぱりすごい、クイーンが再評価されたライブ。当時もライブエイドのベストアクトという声も多かった。
場所が10万人で埋め尽くされたウェンブリースタジアムというのもたまらん。
WOWOWでフーファイターズのウェンブリースタジアムのライブを見たことがあるが、
さすがに満員ではなく、フィールドとスタジアム1階にしか客入れていなかったが、それでも6万人ぐらい。
ゲストにジミー・ペイジを呼んだりして、最後はデイブ・グロール男泣きだよ。そういう会場なんだよ。
いつになったらライブ会場で合唱できるんだろう。

最後にDVDの再生チェック。
4Kの時代にもうDVDはやめてほしいのだが、まだDVDオンリーというものもあるし、これまでのストックもある。
さすがにこれは厳しいだろうと予想していたが、これが意外と悪くない。
BABYMETALのメトロック、eatern youthの日比谷野音でチェックした。

もちろん精細感には期待していないが、動きが大きいシーンでもそれほど大きな破綻は見られない。
動きが激しいシーンになるとざらついた感じになるが見るに堪えないというほどではない。
eatern youthの方は全体的にちょっとざらついたフィルムのような質感になるが、これがまたいい味になって、ライブの雰囲気とあって悪くない。
カメラ機材によって差が大きく出るというのはDVDのほうがより顕著かもしれない。
ハンディカメラではなく、固定用のカメラでとった映像は、動きが少ないシーンだとFull HDとそれほど違いを感じない。
テレビ、レコーダーともアップコンバート機能は優秀。
テレビの映像設定は、デフォルトのスタンダードのままでチェックしたが、色味の調整は若干必要かもしれない。
試しにダイナミックにすると電気屋の店頭で見るあの色になる。とにかく鮮やかできれいに見えるが、常時このモードで使うと目が疲れてしまう。
シネマモードは色味が薄くなるが、色調自体はより自然になるので長時間見るにはこちらのモードがいいかもしれないが、とりあえずスタンダードにしておく。

肝腎のテレビの音だが、前の42Z8000よりはいいが、スピーカーユニットが正面を向いていないのと、筐体がさらに薄くなっている影響で、バランスが悪い。
音量を上げていくと、いわゆる「うるさい音」に感じてしまい、積極的に音量を上げる気にならない。
とりあえず慣らしで様子を見てから対策を考えることにする。

テレビとしての使い勝手だが、脚の取り付け位置が変えられるのはいい。外側にしか付けられない場合は、ラックに乗せられなかった。
ただスイーベルが出来なくなったのと、ケーブルが横出しになって壁側にケーブルが出るようになったので我が家ではケーブルの抜き差しが不便になった。
無線LANも内蔵になったが、有線LANも残してくれたのはよい。
ネット配信系の有料コンテンツを見るなら、やはり安定する有線だろう。
前のテレビと一番違うのはAndroidTVになったこと。Google Home Miniは寝室行きとなった。
家が狭いため、テレビに話しかけているのに寝室のGoogle Home Miniが反応してしまうのが難点。
音声認識の精度がよく、ChromeCastなしで音量変更、チャンネル変更が出来るようになったが、
音声認識でテレビの電源を入れると、画面下にグレーの帯が表示されたままで消えない。
その後何らかの操作をすれば消えるが、これはバグなのか。ソニーさんに聞いてみるか。
ネット配信系の有料コンテンツは契約していないので現状YouTubeしか見られないが、OPPOのYouTube画面より格段にきれい。
混み合っていない時間帯にアニメーション系の動画を見ると、非常にクリアで鮮やか。
レコーダーもメーカーをそろえたので、外付けのHDDだけでなく、レコーダーの基本的な操作もテレビのリモコンだけでできるのは便利。
ちょっと早送り、ちょっと早戻しのボタンさえあればレコーダーのリモコンがいらないぐらい。

画面の大きさと映像の綺麗さにはあっという間に慣れてしまいそうだが、10年以上ぶりのテレビの更新は満足。
ただ問題はやはりその音響か。

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