夜の翼

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デスクトップ用スピーカーを整える(その3)

2022-09-25 04:44:44 | オーディオ

■ジャンクな「バディ」はLS-K731にこそ必要だった

格安ジャンクレシーバーはすぐに手元に届いた。

ミニコンポのレシーバーとしては標準的な大きさだが、トランスを積んている分かなり重く感じる。

外見はかなりきれい。

多少の小傷はあるが、目立つようなものはない。

ついてきたメガネケーブルがかなり汚れていた上に、非常に細いのでこれは音を聞くまでもなく交換が必要だろう。

リモコンも付属している。

リモコンに電池を入れて、動作を確認。

入力の切り替えと、音量調整が効いたのでとりあえずOKだ。

AUX入力端子に、ADI-2 DACからのRCAケーブルをつなぎ、スピーカーケーブルCanareの4S6を接続する。

ようやくワンタッチ式のスピーカーターミナルから卒業して、購入感はないが普通のスクリュー式のターミナルとなった。

バナナプラグも使えそうだ。

 

早速音を出してみる。

このスピーカーLS-K731の普通の使われ方を考えて、まずYou Tube上の音楽を聴いてみた。

Diretta経由ではなくDDC FX-D03J経由でADI-2 DACに接続されている。

 

思わず声が出そうになってしまった。

いままでLXA-OT3で聴いていたLS-K731の音は何だったのだろう。

店頭で試聴したときのあの音がよみがえった。

 

LS-K731を購入して6年ほど経つが、ようやく出会うべきアンプに出会った。

まず、定位が決まっている。

ボーカルは左右のスピーカーの中央に顔が浮かぶ。

聴き疲れしてしまうような解像感はないが、リラックスして聴ける適度な解像感。

レンジ感も悪くない。以前のあの上の詰まったような音はなんだったのか。

そして、低音である。

十二分にその量感は出ているが、膨らみすぎるるということはなく、適度に引き締まっていて、聴いていて全然嫌じゃない。

 

CDからのリッピング音源を聴いてみた。

柴田淳の「スカイレストラン」。

ああ、そう。この音で聴きたかったんだよ。

 

思い付きでオーディオの機器を入れて失敗することも多いが、これは大成功。

ミニコンポはセットで聴くべきだ。

細かいスピーカーのセッティングとかケーブルの交換とかは必要だし、まだR-K731のDACの音を聴いていない。

だけど、BOSEのアクティブスピーカーから普通のパッシブスピーカーにして、ようやくデスクトップ用のスピーカーが固まった。

アンプの大きさにこだわりすぎて、このスピーカーのバディたるレシーバーを迎え入れるなんて全く考えていなかった。

それも格安のジャンク品でこの音が手に入ったなんて、何とも言えない充実感がある。

 

R-K731をDAC搭載アンプとして使うことになったが、「ジャンク品」とはいえ使うからには少しぐらいは手を入れておきたい。

 



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