陶芸作品「織部楕円皿」（１５）

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＜最初に造ろうと考えていた器＞

造る前は、下の黄色の図面のように、丸みのある、太い縁（ふち）の、
少し深みのある独特の器をイメージしていたが、半磁器粘土を捏ねて
いるうちに気が変わり、完成したものが「想定外」のこの作品。
　　　　　　　　　　　　　　　
＜当初の予定図＞

　　　　　　　　　　　　　　　
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＜楕円形の皿＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
2006年2月7日焼き上がり完成品。想定外のこの作品にはそれなりに
満足している。特に、半磁器土と、織部・白萩との相性が良く、輝きと透
明な感じがでていて、気に入っている。


　　　　　　　　　　　　　　
＜使い道＞
使い道はまだ決まっていないが、皿のような、浅い鉢のような器で、
どちらが手前側で、どちらが上かも決めていない。

＜光線＞
光線の関係で、織部の濃淡が強調されて紺色と濃い緑色に見えるが、
下の写真の溝を入れた縁（ふち）の部分の緑は逆に実物より明る過ぎ
る感じだ。

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サイドには、4本の溝を入れてある。

　　　　　

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粘土・・・・・半磁器粘土
　　　　　　　　　　　　　　
釉薬・・・・・半分が織部、半分が白萩
　　　　　　　
色彩・・・・・真ん中あたり、白萩と織部が混じったところが白っぽい紺
　　　　　　　のように見えるが、実物は緑色の上に白が乗っている感じ。　
　　　　　　　白い色彩の部分は、一部分ベージュ色と薄緑が混じったよ
　　　　　　　うな感じの箇所があり、何ともいえない雰囲気がある。
　
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＜裏側＞

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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＜大きさ＞
直径（長い方）・・・17.0cm
直径（短い方）・・・15.5cm
縁の高さ・・・・・・・・2.0～2.4cm
縁の厚さ・・・・・・・・0.9cm　
底の厚み・・・・・・・0.9cm　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

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　　　　　　　　　　　　　　　＜以前の作品を見る＞

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