昨日と今日の新聞にデカデカと載った広告?が目を引いた。
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3月14日(日) 有楽町朝日ホール
という文字と同時に、左側に前田美波里、右側に日野原重明先生の大きな顔写真が
目に入ってきた。
<98才の現役の医者・・・高齢社会の星>
日野原重明先生は、言わずと知れた聖路加国際病院の理事長・名誉院長で現在9 . . . 本文を読む
<「落合」というところ>
今日は急に思い立って新宿区落合というところの一部分を散策、探訪してきた。落合は高田馬場の西側に位置するが、一概に落合といっても、上落合、下落合、中落合、西落合などの地名があり、それに中井というところも広い意味で落合の一部ということができるので地域としては結構広い。西武新宿線では高田馬場の次が下落合でその次が中井であり、地下鉄東西線では高田馬場の次が落合である。私は東京に3 . . . 本文を読む
<胸突坂>
目白台にある旧細川邸・永青文庫の前の道を南に向かうとそこは急な坂で名は胸突坂という。
上るときに膝が胸に突き刺さるほどの急な坂という謂われだが、坂を下りたところに水神社
(神田川の守護神)があるので別名水神坂ともいう。
今では歩き易いように手すりが取り付けられている上に、なだらかに整備されているため、
さ程急な坂には見えなかったが、それでも先日ここを通ったときに、幼稚園生の子 . . . 本文を読む
徳川家康の側室、秋山夫人の墓。
秋山夫人と言う呼び方の由来は別掲の本土寺の項で書いたが、下山の局、下山殿とも称される理由については墓所の表札には書いてないのでここで補足する。
<下山の局、下山殿>
武田信玄の親族の筆頭に穴山信君(梅雪)と言う人物がいる。梅雪は信玄の正室の次女(見性院)の夫であり、信玄の姉に当たる人物を母にもつ武田一族の名門である。しかし信玄の死後従兄弟の武田勝頼と対立し、 . . . 本文を読む
柏市の広池学園(モラロジー研究所・麗澤大学)の庭にある「偕の樹」
(中国山東省にある大聖孔子の墳墓の傍らにある名木の種子を寄贈され、
ここに移植したもの。昭和11年、と記してある。)
「モラロジー」とは「道徳科学」とか「道徳学」のことであるという。
英語で表すと「モラル・サイエンス」ということになるが、日本語で
「道徳科学」というときの「科学」は、「サイエンス」という意味より
も . . . 本文を読む
人間、長く生きてくると、何十年にわたる「こだわり」というものがあること
に気づく。それは生き方であったり、考え方であったり、友達づきあいで
あったり、あるいは、生活様式であったり、趣味であったり、芸術の好み
であったり、細かいところでは歯の磨き方であったり、何十年も着ている
ジャンパーであったり、使い慣れた通勤の鞄であったり、あるいは、セピ
ア色をした昔の思い出の写真であったり、ぼろぼろになっ . . . 本文を読む
4月20日(木)の朝日新聞27ページ「生活」欄に小さなコラム、
「セルロイドの箱」というタイトルを見つけた。見逃しそうな箇所
に、「モノ」という小さな見出しの中に載ってあった。「モノ」の
隣に薄す~い文字で、「装い」、「旅」という文字が見えるので、
この日は「モノ」に関する記事が載ったのだろう。
筆者は中野 翠というエッセイスト、映画評論家である。
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3月に、「与(あたえ)勇輝 人形芸術の世界」と銘打った展覧会が松屋銀座
で行われた。私はこの展覧会を観るまで、「与(あたえ)」という珍しい名前
の人形作家を知らなかった。
この展覧会は、新聞やテレビでも前宣伝が高かったので評判を呼び、展覧
会は盛況だった。特に中高年の女性の来場が多く、日によっては8階から
1階まで、階段に行列ができるほどであった。4月26日から横浜高島屋で
開催されるが、順 . . . 本文を読む
東京オペラシティア-トギャラリ-で、1月14日から3月26日まで開催されていた
「project N」は、故・難波田龍起(なんばた たつおき)氏の遺志を受け継ぎ、若手
作家の育成・支援を目的として、1999年12月からコリドールで開催している展覧
会シリーズ、である。
ギャラリー風景
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(写真は、東京オペラシティの中庭)
今日は珍しく、自分がここ暫らくブログを書いていないことの経緯説明
から語り始めることになった。
<お花見やら展覧会やら>
このところ10日間あまり、数カ所のお花見訪問を筆頭に、美術館訪問、
与勇輝人形展、知人の展覧会、ちょっと足を伸ばして蔵の街散策やら
が続き、さらに、今、各地の自治体で取り組んでいる「自治基本条例」
を作るための市民協議会の会合やらもあり . . . 本文を読む
<ドイツの現代芸術展>
ポップアート村上隆は一先ず置いておくとして、2005年ー2006年は
「日本におけるドイツ年」ということで、ドイツに関するいろいろな催し物
がある。東京オペラシティアートギャラリーで行われていたドイツの現代
芸術展、「アートと話す、アートを話す」も、その一環としての行事である。
ドイツに限らず、「現代芸術」という範疇の芸術は理解するのが難しい。
ポップアートもあれば、 . . . 本文を読む
東京藝術大学のマークが入ったA6版の小型ノートは、私にとって、手ごろ
な大きさで使いやすいため、美術館へ行った時に買ってきて、日記帳とし
て使っている。
<村上隆は東京芸大日本画科出身>
今、人気絶頂のポップアーチスト村上隆について語りたいと思ったのだが、
彼は東京藝術大学美術学部日本画科の卒業である。日本画科と現在の
活動分野であるポップアートがどのように繋がるのか分からないが、既成
の . . . 本文を読む
(10数年前に作られた沖電気工業のTelephone Card。これもポップアート)
ポップアートというのは、発生の当初は、雑誌や広告、漫画、アニメや報道
写真などを素材として、アメリカの大量生産・大量消費社会の風景の一部
である商品や広告を素材として新しい風景画を描こうとしたもので、雑誌の
切抜きで「コラージュ」を作ることなどから始まったが、ポップという名称は、
初めから意識して名ずけた . . . 本文を読む
<2006年3月12日朝日新聞2面囲み記事>
記事のタイトルは、
ひと 日本の現代芸術を紹介する
「クール・ジャパン」の仕掛け人 アレクサンドラ・モンローさん
オノ・ヨーコから村上隆まで、日本の現代芸術を米国で発信してきた
「クール・ジャパン」(かっこいい日本)ブームの仕掛け人。
ニューヨークの交流団体「ジャパン・ソサエティー」の元ギャラリー
館長が、グッゲンハイム美術 . . . 本文を読む
<芸術的な立地、絵画的な散歩道>
私の上野公園内のウォーキングコースの中に「国立国際こども図書館」
がある。上野公園の中の北側、東京芸術大学の隣り、上野中学の近くに
あり、国立博物館の西側にあたる。
ただ、国立国際こども図書館の前の通りは、言問通りからほんの少し
入ったところに正門がある寛永寺の前を通って上野公園、不忍池東側
に抜ける裏道のような通りのため、知る人ぞ知るといった通りで、こん . . . 本文を読む