悠々time・・・はなしの海     

大学院であまり役に立ちそうもない勉強をしたり、陶芸、歌舞伎・能、カメラ、ときどき八ヶ岳で畑仕事、60代最後半です。

アホウドリの新しい繁殖地

2005-12-31 22:40:00 | 自然
これは12月15日付の朝日新聞夕刊に載ったとてもうれしいニュースだ。 鳥島に生息する「アホウドリ」は、人間の乱獲によって一時、絶滅が 発表されたが、1951年に10羽程度の生息が伝えられたときには目頭 が熱くなったことを思い出す。 その後、環境庁が1993年から繁殖に努力して、昨年は四組の「つが い」が繁殖、今季は15の「つがい」が繁殖したという。これは環境庁の 地道な努力の成果であると思われ . . . 本文を読む

世界遺産と環境問題

2005-12-30 06:49:39 | エコロジー
<世界遺産と国内旅行> 2005年(平成17年)の国内旅行業界は世界遺産ブームであった。 世界遺産ブームということは、世界遺産に登録された地域に沢山の ツアー客が集中したということである。 たとえば、以下の地域である。 自然遺産では、白神山地、屋久島、知床、 文化遺産では、古都京都(京都・宇治・大津)の文化財、白川郷・ 五箇山の合掌造り集落、広島平和記念碑、厳島神社、古都奈良の 文化財、日光 . . . 本文を読む

平成の市町村大合併は今

2005-12-29 12:45:33 | 社会的行事
<3232から1411へ> 平成の大合併により、1999年3月に3232だった市町村の数は来年 3月末に1821になるという。7年間で1411減少することになるが、 今年1年間だけでも784の自治体が減少したことになるという。 ********************************** <市町村の数の変化> 村の数の減少がさびしい。             市  670 →  . . . 本文を読む

王羲之と淳化閣帖

2005-12-27 15:08:55 | 文学・文芸・芸術
<蘭亭序(らんていじょ)> 王羲之(おうぎし)の「書」の中で有名な「蘭亭序(叙)」というのは、353年 3月3日に、蘭亭という別荘(現在の浙江省紹興市)に文人たちを集めて曲 水の宴を開いたときに作った参加者の詩集の序文の草稿をいうが、これが 有名なのは、勿論、文字がすばらしいことが第一であるが、その草稿を、後 で本人が書き直したのだが、どうしても草稿以上の文字が書けなかった、と いう言い伝えが . . . 本文を読む

書道博物館と王羲之

2005-12-26 18:40:37 | 文学・文芸・芸術
<今年の「書」の始まりは「墓誌」から> 平成17年の後半は「書」の貴重な展示物を見る機会が多かった。 最初は、7月から9月11日まで開催された、国立博物館の、 まぼろしの遣唐使「井真成」の「墓誌」の展示からであった。 (ブログは9月11日投稿の下記の記事) 幻の遣唐使<井眞成>の墓誌     東京国立博物館で7月20日から行われている「井真成」    (セイシンセイ又は、いのまなり)にまつわ . . . 本文を読む

日本語の乱れ

2005-12-24 19:49:13 | 独りごと
最近、日本語の乱れが激しいと感じている。言葉は時代と共に 変化するものだが、最近、気になるのは変化ではなく、完全な 乱れである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ <回答者の9割が、乱れている、と感じている> 朝日新聞が、土曜日発行の“be”という欄に、登録読者のうち 2800人の回答として載せたものを見ると、回 . . . 本文を読む

正岡子規と子規庵を尋ねて

2005-12-19 20:15:40 | 文学・文芸・芸術
12月18日(日)に、根岸の「子規庵」に行ってきた。 この日は1年に一度の、子規庵ファン感謝デーの「蕪村忌」なのです。 この日は、正岡子規が高く評価していた与謝蕪村のために、生前か ら子規と弟子たちが集まって「蕪村忌」を行っていたことに因んで 毎年、「子規庵ファン感謝デー」と称して、入庵料500円を無料にする とともに、襖に寄せ書きをしたり、俳句、短歌、絵、コメントなどを書いた り、庭を散策す . . . 本文を読む

建築家・吉村順三の「立体カードの山荘」と「ことば2」

2005-12-15 09:08:40 | 文学・文芸・芸術
         東京藝術大学大学美術館入口                  吉村順三の優しい建築の代表作品である      「軽井沢山荘」(↑上のポスター)               軽井沢山荘の立体カード(切り絵)        作り方説明書(↓下の図)。           <私が切り抜いて作った     「Mou . . . 本文を読む

建築家・吉村順三の「ことば」

2005-12-12 14:27:00 | 文学・文芸・芸術
        <東京藝術大学名誉教授・文化功労者吉村順三の         グーリーティングカード「森の中の家」>        ローマ字のサインは、        お嬢さんの隆子さん(チェリスト)        奥様の多喜子さん (バイオリニスト)        本人順三        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~        . . . 本文を読む

東京藝術大学大学美術館「吉村順三建築展」

2005-12-11 23:33:33 | 文学・文芸・芸術
<東京藝術大学建築科創設100周年> 1997年に逝去された吉村順三は、東京藝術大学名誉教授、日本芸術 院会員、文化功労者として名高いが、奥深い生活への洞察力を通して、 豊かな住宅建築を数多く残した。 今回、東京藝術大学建築科創設100年の節目の記念行事の一つとして 「吉村順三建築展」が、東京藝術大学大学美術館で開催されている。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ . . . 本文を読む

再び、「王義之(おうぎし)」の書

2005-12-07 12:00:00 | 文学・文芸・芸術
今朝(12月7日)の朝日新聞を読んでいたら、上野の東京国立博物館で来年1月11日より中国の上海博物館との共同プロジェクトにより、特別展「書の至宝ー日本と中国」が開催される、とあり、中国と日本にある「王義之」の数少ない遺筆が展示されると報道されていた。 中国<王義之(おうぎし)>の書風 専門家ではない私には、知識でしか分からないが、わが国の漢字の「書風」は、 元をたどると、中国の東晋時代の . . . 本文を読む

陶芸作品「遊びごころ・アフリカの珍獣」(14)

2005-12-03 12:35:00 | 陶芸
<アンゴラとジンバブエの珍獣・・・超小型の飾り物>      =愛知万博で押したスタンプ= 左側の動物はアンゴラの国の動物(馬か野牛の一種)と魚と人間。 右側はジンバブエの珍獣で、ありくいの一種、パンゴリン。    >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>     アンゴラの動物(馬?、野牛?)の方は、     危ないので角は取りました。 ******* . . . 本文を読む