これは12月15日付の朝日新聞夕刊に載ったとてもうれしいニュースだ。
鳥島に生息する「アホウドリ」は、人間の乱獲によって一時、絶滅が
発表されたが、1951年に10羽程度の生息が伝えられたときには目頭
が熱くなったことを思い出す。
その後、環境庁が1993年から繁殖に努力して、昨年は四組の「つが
い」が繁殖、今季は15の「つがい」が繁殖したという。これは環境庁の
地道な努力の成果であると思われ . . . 本文を読む
<世界遺産と国内旅行>
2005年(平成17年)の国内旅行業界は世界遺産ブームであった。
世界遺産ブームということは、世界遺産に登録された地域に沢山の
ツアー客が集中したということである。
たとえば、以下の地域である。
自然遺産では、白神山地、屋久島、知床、
文化遺産では、古都京都(京都・宇治・大津)の文化財、白川郷・
五箇山の合掌造り集落、広島平和記念碑、厳島神社、古都奈良の
文化財、日光 . . . 本文を読む
<3232から1411へ>
平成の大合併により、1999年3月に3232だった市町村の数は来年
3月末に1821になるという。7年間で1411減少することになるが、
今年1年間だけでも784の自治体が減少したことになるという。
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<市町村の数の変化>
村の数の減少がさびしい。
市 670 → . . . 本文を読む
<蘭亭序(らんていじょ)>
王羲之(おうぎし)の「書」の中で有名な「蘭亭序(叙)」というのは、353年
3月3日に、蘭亭という別荘(現在の浙江省紹興市)に文人たちを集めて曲
水の宴を開いたときに作った参加者の詩集の序文の草稿をいうが、これが
有名なのは、勿論、文字がすばらしいことが第一であるが、その草稿を、後
で本人が書き直したのだが、どうしても草稿以上の文字が書けなかった、と
いう言い伝えが . . . 本文を読む
<今年の「書」の始まりは「墓誌」から>
平成17年の後半は「書」の貴重な展示物を見る機会が多かった。
最初は、7月から9月11日まで開催された、国立博物館の、
まぼろしの遣唐使「井真成」の「墓誌」の展示からであった。
(ブログは9月11日投稿の下記の記事)
幻の遣唐使<井眞成>の墓誌
東京国立博物館で7月20日から行われている「井真成」
(セイシンセイ又は、いのまなり)にまつわ . . . 本文を読む
最近、日本語の乱れが激しいと感じている。言葉は時代と共に
変化するものだが、最近、気になるのは変化ではなく、完全な
乱れである。
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<回答者の9割が、乱れている、と感じている>
朝日新聞が、土曜日発行の“be”という欄に、登録読者のうち
2800人の回答として載せたものを見ると、回 . . . 本文を読む
12月18日(日)に、根岸の「子規庵」に行ってきた。
この日は1年に一度の、子規庵ファン感謝デーの「蕪村忌」なのです。
この日は、正岡子規が高く評価していた与謝蕪村のために、生前か
ら子規と弟子たちが集まって「蕪村忌」を行っていたことに因んで
毎年、「子規庵ファン感謝デー」と称して、入庵料500円を無料にする
とともに、襖に寄せ書きをしたり、俳句、短歌、絵、コメントなどを書いた
り、庭を散策す . . . 本文を読む
東京藝術大学大学美術館入口
吉村順三の優しい建築の代表作品である
「軽井沢山荘」(↑上のポスター)
軽井沢山荘の立体カード(切り絵)
作り方説明書(↓下の図)。
<私が切り抜いて作った
「Mou . . . 本文を読む
<東京藝術大学名誉教授・文化功労者吉村順三の
グーリーティングカード「森の中の家」>
ローマ字のサインは、
お嬢さんの隆子さん(チェリスト)
奥様の多喜子さん (バイオリニスト)
本人順三
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<東京藝術大学建築科創設100周年>
1997年に逝去された吉村順三は、東京藝術大学名誉教授、日本芸術
院会員、文化功労者として名高いが、奥深い生活への洞察力を通して、
豊かな住宅建築を数多く残した。
今回、東京藝術大学建築科創設100年の節目の記念行事の一つとして
「吉村順三建築展」が、東京藝術大学大学美術館で開催されている。
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今朝(12月7日)の朝日新聞を読んでいたら、上野の東京国立博物館で来年1月11日より中国の上海博物館との共同プロジェクトにより、特別展「書の至宝ー日本と中国」が開催される、とあり、中国と日本にある「王義之」の数少ない遺筆が展示されると報道されていた。
中国<王義之(おうぎし)>の書風
専門家ではない私には、知識でしか分からないが、わが国の漢字の「書風」は、
元をたどると、中国の東晋時代の . . . 本文を読む
<アンゴラとジンバブエの珍獣・・・超小型の飾り物>
=愛知万博で押したスタンプ=
左側の動物はアンゴラの国の動物(馬か野牛の一種)と魚と人間。
右側はジンバブエの珍獣で、ありくいの一種、パンゴリン。
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アンゴラの動物(馬?、野牛?)の方は、
危ないので角は取りました。
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