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<作る前の段階で考えていた図案>
当初は左上に描いてある四角錐の花器を想定していた。三角形の窓から
花が出ている部分は三角形の蓋になっていて自由に取り外せる構想のも
ので、後ろ側は穴が開いていて、前面の穴から指し入れた花を花器の底
の部分に置いた剣山やオアシスに差し込むとき、裏側から手を差し入れて
剣山などを押さえることが出来る。
花器のてっ辺は怪我しないように削ってある。
しかし、実際は、細長い三角形の板四枚と底の部分を作るだけの同質の
粘土の量が不足していたことが分かったため、急遽予定を変更して、出来
る範囲の形に仕上げたのがこの三角錐の花器である。
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「三角形の花器」
(裏側から見たところ)
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2006年2月7日焼き上がり。変則的なデザインだが、飾る花や置く
場所によっては使い道もあるかな、という感じである。
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粘土 : 信楽並
釉薬 :チタンと白萩の、濃淡を付けながらの流し掛け。
色彩 :白萩は白く出ているが、チタンと混ざった部分は、
黄色、薄茶色、グレーが混在している。
背面から見たところは面白い色と模様になっている。
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<大きさ>
正面から見て三角錐の
背骨の高さ・・・27.5 cm
左右の高さ・・・30.2 cm
三角形の底の一辺(前面)の長さ・・・・・・・18.0 cm
三角形の底の他の二辺(左右)の長さ・・・13.5 cm
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<「織部楕円皿」(15)を見る>
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