<穂積由利子さんの 育てて つむいで 着る 「和綿」展>
2010年3月27日(土)28日(日)
流山市の利根運河の土手沿い 東武野田線運河駅の近く
蔵の「ギャラリー平左衛門」で開催された。
竹林に囲まれた 蔵のギャラリーは それだけで絵になる洒落た . . . 本文を読む
<初めて行った22年前>
若い頃から長く東京に住んでいましたが、殆どの方がそうであるように、大都会とは正反対の気候風土である北海道の大自然、特にラベンダーの咲き誇る美しいイメージだけで富良野に憧れました。行ってみて矢張りそのイメージ通りでした。
その後テレビの特集番組で、あの美しさの裏には生計を立てていくための園芸や農業の厳しさ、難しさと、生き残るための戦いの歴史があったこと、そしてあの美しい光 . . . 本文を読む
平成18年6月以来3年5ヶ月ぶりにブログ執筆を再開するにあたり、11月17日久しぶりに松戸市平賀にある雨の紅葉に包まれた静かな本土寺(ほんどじ)を訪れた。
私たちを迎える本土寺の入り口に建つ仁王門
本土寺は長谷山本土寺といい、日蓮入滅の寺として有名な池上の長栄山本門寺と鎌倉比企ヶ谷の長興山妙本寺とともに日蓮の高弟日朗門下の三長三本と呼ばれる本山の一つなのだそうだが度々の法難にあい今は700 . . . 本文を読む
<日本におけるトキの野生復帰の試み>
環境省ではいずれトキも、コウノトリと同様に自然に復帰させるこ
とを計画している。佐渡トキ保護センターや環境省のトキの繁殖
記録を読むと、ものすごく緻密で、息の長い、そして根気のいる
仕事であることが分かる。
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<飼育の苦労>
有精卵だとか、無精卵だとか、発育中止であるとか、ヒナを育てて
いるときの親鳥 . . . 本文を読む
<佐渡とトキ(朱鷺)>
佐渡では古くからトキの保護に心を砕いてきたが、乱獲やトキ棲息
の環境悪化などによって絶滅が危惧されるに及び、記録によれば
昭和2年に、当時の佐渡支庁が懸賞金をかけてトキの発見を呼び
かけた、とある。
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<昭和43年に最後の野生のトキを捕獲、「キン」と . . . 本文を読む
<日本の野生のトキは絶滅した>
日本の野生のトキは2003年(平成15年)10月10日に絶滅した。
<長生きした最後の野生のトキ「キン」>
日本産最後のトキは、昭和43年(1968年)3月に宇治金太郎氏に
よって捕獲され、「キン」と名付けられて佐渡新穂村のトキ保護センタ
ーで飼育が開始された個体で、死亡したときは推定36才と云われて
いる。野生のトキは明確な根拠はないものの推定で10年か . . . 本文を読む
2006年2月26日付の朝日新聞日曜版「be」に、兵庫県豊岡市にある
県立コウノトリの郷(さと)公園で飼育されている美しいコウノトリの写真
が載った。新聞の写真も美しいが本物はもっと感動ものであろう。目や
嘴や羽根や身体全体から発せられる表情に熱い感動を覚えた。
そして見出しのタイトルは文面を読まないと直ぐには理解できないかも
知れないが、読んだ後で、飼育している人たちの感慨を思い、その
「見 . . . 本文を読む
これは12月15日付の朝日新聞夕刊に載ったとてもうれしいニュースだ。
鳥島に生息する「アホウドリ」は、人間の乱獲によって一時、絶滅が
発表されたが、1951年に10羽程度の生息が伝えられたときには目頭
が熱くなったことを思い出す。
その後、環境庁が1993年から繁殖に努力して、昨年は四組の「つが
い」が繁殖、今季は15の「つがい」が繁殖したという。これは環境庁の
地道な努力の成果であると思われ . . . 本文を読む
<筑波山登山と紅葉> 昨日11月19日(土)に、急に思い立って紅葉の筑波山へ登った。 筑波山はあまり高くない山だが、万葉の時代から有名な霊山である。もみじの見頃は本来なら11月中旬頃までであるが、今年はどこも遅い。今年はもしかしたら、一部の樹木は紅葉にならないまま冬を迎えることになるかもしれない、と思いながら筑波山に登ったのだが、案の定、全山紅葉というわけにはいかず、紅葉は一部分のみ . . . 本文を読む
<湿原の宝庫尾瀬>
群馬県・福島県・新潟県にまたがる尾瀬は本州最大の高層湿原である。
毎年5月から10月にかけての入山シーズンには全国から沢山の登山者
やハイカーが訪れる。
春にはミズバショウやリュウキンカ、夏にはニッコウキスゲやヒツジグサに
代表される美しい草花の数々、秋には全山のクサモミジ、山は福島以北
では最高峰となる2,356㍍の燧ヶ岳(ヒウチガタケ)、優美な姿の至仏山
(シブツサン、2 . . . 本文を読む
<標高差で植物の垂直分布の変化を楽しむ>
標高1591㍍の鳩待峠から1400㍍の山ノ鼻まで約200㍍の標高
差があるため、植物の垂直分布で樹林層が変化する。特に山ノ鼻まで
下り一方なので観察には最適のコースである。途中、一級河川の川上川
が付き添うように案内してくれる。その変化も楽しい。
ビジターセンターの説明によると、尾瀬では1,500㍍までがブナや
ミズナラ、ダケカンバに代表される落葉広葉樹 . . . 本文を読む
<朝の池塘>
尾瀬ヶ原には数多くの池塘(ちとう)があり、スイレン科の水草である
「ヒツジグサ」や「オゼコウホネ」などが生育している。
<池塘(ちとう)>
池塘とは、泥炭地の中にある小湖沼、池のつつみのことをいうが、こ
こでは湿原にある池を指す。尾瀬以外でも湿原がある山では見られる。
それにしても湿原以外ではあまり耳にしない呼び方であるが、あらた
めて辞書を調べたら、太平記に、「池塘の草の露にし . . . 本文を読む
今年は暖かい日が多かったため、山々の中には一部、緑が見られるが、鳩待峠標高1500㍍、山ノ鼻1350㍍、尾瀬ヶ原1400㍍の木々の多くは黄金色に染まり、燧ケ岳、至仏山に代表される山々が秋の尾瀬を演出している。 <至仏山> <燧ケ岳>
. . . 本文を読む
<尾瀬のおわり>
尾瀬のシーズンはマイカー規制が終了する10月16日(日)で終わる。
その後も入山者はいるが極端に少なくなる。それは一般的に云う尾瀬の
見頃がおわることを意味する。それまで定期運行(シャトル)バスと一緒
に活躍していた、戸倉-鳩待峠間の最大35台の乗合タクシーはこの日を
もって運行を終了する。シャトルバスは最盛期12往復していたが6から
9往復に減少となり、11月3日をもって運 . . . 本文を読む
合掌造りの白川郷は初めての訪問であったが、長い間行きたいと思っていたところである。日本国中旅をしてきたが、一面の銀世界の中に埋もれた、美しい幻想的な合掌造りの村落の写真を見て、いつか行きたいと思っていたが、豪雪地帯のためなかなか行くチャンスがつかめなかった。今回、雪の季節ではないが、世界遺産と宣伝されていることも手伝って一種憧れの光景を夢見て、名古屋から高山経由、車で飛ばした。飛ばした、と表現した . . . 本文を読む