悠々time・・・はなしの海     

大学院であまり役に立ちそうもない勉強をしたり、陶芸、歌舞伎・能、カメラ、ときどき八ヶ岳で畑仕事、60代最後半です。

私の「いつもの珈琲店 珈楽庵(KARAKUAN)」

2010-12-03 02:55:06 | 独りごと
6ヶ月ぶりにブログに戻ってきた。心身共に超多忙を極めていたため書くだけの心の余裕がなかった。今日は最近行きつけの「いつもの珈琲店」のことを書くことにする。私の若い頃はコーヒー豆を売っている店を「コーヒー店」と言って、お茶を飲むところは「喫茶店」と言ったが、この頃は“喫茶店”という種類の店はきわめて少ない。昔の「喫茶店」には、いろいろなジャンルのレコードが置いてあって、クラシックであったり、ジャズであったり、シャンソンであったり、というように、その店特有の雰囲気があった。この頃の「珈琲店」はスターバックスとかドトールコーヒーとか、ちょっと一休み、立ちイスでちょっと休憩、といったようなお店が圧倒的に多くなった。<珈琲茶寮「珈楽庵(karakuan)」>そんな中で、おだやかに寛げる店、ゆっくり休める店、珈琲豆を味わえる珈琲店も結構増えている。私の、「いつもの珈琲店」は、上島珈琲の直営又はフランチャイズチェーン店の、「珈楽庵(karakuan)」という名前のお店である。親会社のUCC珈琲は本社が神戸のポートアイランドにあり、神戸に住んでいた私にとっては身近な会社である。しかし最初に利用したときはUCC珈琲の系列であるということは気がつかなかった。PRECIOUS CARDというJRのスイカのようなカードで決済するようにしてから知ったのであるが、私が神戸で知っていたUCC珈琲はこんなシャレたイメージではなかったのでうれしくなった。 . . . 本文を読む

「早春賦」 と文語調の語彙

2010-03-28 02:16:40 | 独りごと
私たちが子供の頃よく歌い、今も歌い継がれている唱歌「早春賦」。 曲には哀愁が漂い、詞には本格的な春の到来を待ち焦がれる気持ちがあふれている。 曲と詞がうまくかみ合っていてすばらしい。 先日、地域自治会のハーモニカ・グループが、自治会の中高年がふれあう会に招か れて演奏会を開催し、日頃の練習の成果を披露した。演奏者は60歳代から70歳 後半の男女十数名だが、スクリーンミュジックから懐かしのメロ . . . 本文を読む

「(身寄りがない人でも)どこかで、だれかと、つながっている(右京)」(ドラマ「相棒」)

2010-03-04 02:31:37 | 独りごと
<「右京、風邪をひく」> 今日の「相棒」は「右京、風邪をひく」という題名だったが、題名とドラマの中身はどのように繋がるのであろうか。あまり関係なさそうにも見えるが、ドラマの最後に右京の相棒神戸尊がクシャミをして、右京から風邪をうつされたと言ったときに、風邪を(周りの人から)うつされないようにすることも「自己責任ですよと」という、いつもの右京節がでた。「自己責任」、これは今日のドラマの注目すべき言葉 . . . 本文を読む

「尻馬に乗る」「斜に構える」「衆目が一致する」

2006-05-24 02:39:49 | 独りごと
数年前、元慶応義塾大学教授 井口樹生(いぐちたつお)氏の こんなタイトル(「日本人なら知っておきたい日本語」)の本 が売れたことがある。それ相応の年代の人なら中学生くらいの 時に教えられた言葉が沢山載っているのだが、あらためて読み 直してみると、なるほど、と思うことが多い。教授は残念ながら 2000年に64歳で急逝された。 今日は井口教授の解説とともに、三点、感想を述べてみたい。 ~~~ . . . 本文を読む

不可能図形と文明の衝突

2006-02-07 23:39:22 | 独りごと
<不可能図形>・・・カリフォルニア工科大学下條教授 朝日新聞が、毎週日曜日に「be」という8ページ建てくらいの別刷の 日曜版を折り込んでくれるのだが、beという文字の下に、Wonder  in life 不思議いっぱい と書いてある。これがなかなか面白い。 2月5日の7ページに、「目の冒険 知覚を遊ぶ⑤」という記事があっ た。書いているのは、カリフォルニア工科大学の下條信輔教授で、 下の不可 . . . 本文を読む

日本語の乱れ

2005-12-24 19:49:13 | 独りごと
最近、日本語の乱れが激しいと感じている。言葉は時代と共に 変化するものだが、最近、気になるのは変化ではなく、完全な 乱れである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ <回答者の9割が、乱れている、と感じている> 朝日新聞が、土曜日発行の“be”という欄に、登録読者のうち 2800人の回答として載せたものを見ると、回 . . . 本文を読む

子供の頃よく見た怖わーい夢

2005-08-14 18:47:02 | 独りごと
<子供の頃見た怖い夢は何でしょう>  私の子供の頃は、怨めしーや、と言って振り向くと女の化け猫だったり、顔が爛れた女性の幽霊がお皿を1まーい、2まーいと、数えているものとか、とにかく夏になると幽霊ものの映画が流行っていましたし、広場には化け物屋敷などの見せ物小屋が建ちました。   そういうものを見た後は、夢の中で何かに首筋を触られたり、後で、金縛りと言うんだと教わ . . . 本文を読む

第二の人生と生き甲斐

2005-08-13 09:44:19 | 独りごと
40年間の会社勤めを終えて早や2年・・・。それまで仕事を生き甲斐として猛烈に突っ走って来た。この間仕事以外の楽しみも沢山経験したが、走り終えて2年たった今、さて人間として何が残ったのか、と考えたとき複雑な心境になった。残りの人生は平均寿命からみると短いが、生き甲斐を見つけられなければあるいはとても長いのかもしれない。いろいろ楽しみ、あるいは挑戦しながら、第二の人生と生き甲斐について模索するこのごろ . . . 本文を読む