悠々time・・・はなしの海     

大学院であまり役に立ちそうもない勉強をしたり、陶芸、歌舞伎・能、カメラ、ときどき八ヶ岳で畑仕事、60代最後半です。

路地裏文化を発信する山の手の神楽坂

2006-05-29 19:55:44 | 街の風景
<大学生の街、神楽坂の変遷> 「かつては法政大学生の街」 神楽坂は早稲田大学、法政大学を中心とした街であった。中でも この街は、かつて100年の歴史を紐解くと、法政大学の街だった。 法政大学にある過去の写真資料を見ても、戦前戦後を通じて法政大 学の学生で溢れていた。特に東京六大学野球で優勝したときなどの 写真を見るとその感が強い。 「早稲田大学生も神楽坂へ」 もっとも明治、大正、そし . . . 本文を読む

もう一つの牛込・神楽坂

2006-05-29 02:53:17 | 街の風景
牛込濠の水上レストランから望む風景。 写真の左手は千代田区富士見町の法政大学、右側は新宿区市谷駅方面。 ここは牛込濠で、飯田橋駅から神楽坂入り口交差点のすぐ傍にある。 ここは私にとってもう一つの神楽坂で、ここを外すことは出来ない。  < レストラン「CANAL CAFE」 > ここが水上レストラン、「CANAL CAFE」の入り口である。 階段を下りて真っ直ぐ進むと、そこが室内レストラ . . . 本文を読む

神楽坂花柳界とまち飛びフェスタと矢来能楽堂

2006-05-29 01:15:48 | 街の風景
神楽坂の小粋な街の雰囲気には、第一に、料亭や芸妓さんを思い浮かべる ことになるが、その面影は懐かしい想い出の彼方に遠ざかり、今はシャレた レストランや小料理屋さんや甘味処に変わっている。それどころか、どこの街 にも見かけるファーストフード店や喧騒なゲームコーナーや今風のコーヒーショ ップが幅を利かせている。そういう状況だから、昼時には意外にも若いサラリー マンやウーマンの姿が多い。ご多聞にもれず . . . 本文を読む

「尻馬に乗る」「斜に構える」「衆目が一致する」

2006-05-24 02:39:49 | 独りごと
数年前、元慶応義塾大学教授 井口樹生(いぐちたつお)氏の こんなタイトル(「日本人なら知っておきたい日本語」)の本 が売れたことがある。それ相応の年代の人なら中学生くらいの 時に教えられた言葉が沢山載っているのだが、あらためて読み 直してみると、なるほど、と思うことが多い。教授は残念ながら 2000年に64歳で急逝された。 今日は井口教授の解説とともに、三点、感想を述べてみたい。 ~~~ . . . 本文を読む

ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術

2006-05-15 19:38:07 | 文学・文芸・芸術
クリシュトフ・キンテラ(チェコ)、「製品」シリーズより 1月21日から3月26日まで、東京都現代美術館で「転換期の作法」とい うタイトルの美術展が開催されていた。これは私が追い求めていたポップ アートの世界の一つなのだろうかと思いつつ、タイトルに惹かれて鑑賞した。 「転換期の作法」という意味不明のタイトルは、時代の先端を行くのか、 あるいは、後追いで転換期に指しかかろう . . . 本文を読む

29年のFM長寿番組、はかま満緒の「日曜喫茶室」

2006-05-06 01:41:18 | 文化・文明
人間、長く生きてくると、何十年にわたる「こだわり」というものがあること に気づく。それは生き方であったり、考え方であったり、友達づきあいで あったり、あるいは、生活様式であったり、趣味であったり、芸術の好み であったり、細かいところでは歯の磨き方であったり、何十年も着ている ジャンパーであったり、使い慣れた通勤の鞄であったり、あるいは、セピ ア色をした昔の思い出の写真であったり、ぼろぼろになっ . . . 本文を読む