10月初めにも結論を出す、という安倍首相の下、「消費税増税」は緊迫した情勢を迎えています。
9月9日、「消費税増税」を阻止しようと、学習会が行われました。講師は、元「経済」編集長の友寄英隆氏。
夏の参議院選挙では、消費税増税を推進する自民党が圧勝するとともに、一方では、自民党との対決軸をはっきり示した日本共産党も躍進しました。
「消費税増税」は、凍結や先送りが圧倒的な世論です。仮に増税すれば、国民の暮らしも景気・経済もどん底に落ち込んでいくことは間違いありません。
消費税増税しか財源確保の道を持たない安倍政権ですが、増税すれば不況が一層深刻になることは、明白です。
まさに、「消費税問題」は安倍政権のアキレス腱と、友寄氏は言われました。
日本共産党は、大企業・大金持ち優遇税制の是正や軍事費・政党助成金の削減などによって財源も確保し、「消費税増税」にきっぱり反対していきます。
各界連では、署名活動にも取り組まれています。
「増税反対」の世論を、さらに広げていきましょう。
前進座特別講演「赤ひげ」上演が近づいてきました。
下記のとおり上演されますので、ぜひ多くの方々に観ていただきたいと思います。
とき:9月13日(金)18:30開演(開場:18:00)
ところ:熊本県立劇場演劇ホール
原作は、山本周五郎「赤ひげ診療譚」
ものがたり:長崎で蘭学を学び、江戸に戻ってきた若き医師・保本登。彼には幕府お目見医の席が用意されているはずだったが、いきなり、貧民のための小石川養生所に呼び出された。医長の「赤ひげ」こと新出去定は、有無を言わさず、住み込みの医員見習いを彼に命じるのだった。
江戸、小石川養生所に織りなされる希望の物語り
観劇料金:S席5000円、A席4000円、B席3000円
申込・問い合わせは、前進座熊本パル ℡&fax 381-7807
9月8日、下通りアーケード内で、「平和祭2013熊本」が開かれ、様々な市民グループによって、パネルなどの展示が行われていました。道行く人も足を止め、展示を見たり、アンケートには景品も用意されていました。
今回のテーマは、「憲法を変えて戦争する国にしますか?」でした。
我が家にもある、「ごめんねメリー」の絵本も展示してありました。
普段は「憲法や平和」について考える機会の少ない方々にも、企画をされた「子育て教育9条の会」の方々の思いは、様々に伝わったのではないでしょうか。
安倍政権は、参議院選挙の圧勝をうけ、一挙に改憲へと走っていこうとしています。
しかし、国民の「憲法9条を守りたい」は圧倒的な世論となって広がっています。
様々な立場の違いを乗り越え、「憲法9条を守ろう」の1点での共同を広げていきましょう!
(原爆パネルの下には、「ごめんねメリー」の絵本が・・・)
9月8日、帯山校区7町内敬老会がありました。
70歳以上の対象者190人のうち、57人の参加、町内の公民館はいっぱいでした。
ささえりあ帯山の方に「生活の中での健康づくり」ということでお話をいただき、その後、みんなで歌も歌いました。
町内の子どもたちも20人近く参加し、歌のプレゼントがありました。子どもたちのかわいい歌声に、参加者の皆さんも元気をもらわれたのではないでしょうか。
お弁当を囲んでのにぎやかな食事は、ことのほか美味しかったようです。
単身や老々世帯も増加しています。でも、地域でしっかりとつながって、元気に長生きしていただきたいものです。
(子どもたちの歌はにぎやか)
8月26日を第1回に、熊本市の「桜町再開発事業における新たな集客施設整備検討委員会」が開かれています。12月議会までの約3か月間に、5回程度の会合を開き、九州産交ホールディングスが桜町(交通センター周辺)にすすめる再開発事業に、熊本市が計画している3000人規模の「大会議場(大型コンベンション施設)」の整備について、検討していく会議です。大学教授などの学識者、地元経済界、市議会・市役所執行部による構成です。
2回目の会合では、これまで事業者の提案をもとに、描かれてきた「案」のほか、これまで出されてきた、「上層階のホールへの荷物搬入は大変」「非常時の観客避難が心配」「メインホールのロビーや楽屋が狭い」「倉庫、トイレのスペースが狭い」などの意見への対応を含めた、修正案3つが出され、合計4つのMICE施設案についての意見が交換されました。
(MICEの建設予想図 *現在の「検討案」は少し変わっています)
もともと、コンベンションのための施設整備で計画は始まりましたが、利用見通しの問題もあり、大規模コンサートの利用なども検討課題に入ってきたことで、ますます混迷しているようにも思えます。
しかしながら、一番の問題は、300億円もの市民の税金をつぎ込む大事業でありながら、納税者である市民への説明はほとんどされておらず、もちろん、理解や納得も得られていません。
今のように、「整備先にありき」で、内容だけの検討を漫然と進めていっていいのでしょうか。
昨今の厳しい経済情勢の下、市民の暮らしはますます大変になり、地域の商店街も苦戦しています。
300億円もつぎ込んで、それが市民と地元の経済に本当にプラスになるのか、検証が必要です。
私たちは、これまでも、市民への徹底した情報提供・説明責任を果たすことを求めてきました。そして、市民の合意なく300億円の事業に「ゴー」サインを出すべきではありません。
いよいよ12日には、9月議会が始まります。この問題でも、徹底した論議を行いたいと思います。
私は、9月17日(火)午前10時より、一般質問を行います。ぜひ傍聴においでください。
*インターネットでの同時・録画中継もあります。