上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

市営住宅・県営住宅の改善を求めて、県・市へ熊本市民連と一緒に要望

2023-11-17 18:30:31 | 熊本市政
住まいは人権、住みやすい公営住宅へ
11月14日に熊本市住宅課へ、翌15日に熊本県住宅課を訪れて、それぞれに市営住宅、県営住宅の改善を、熊本市民連で要望しました。
事前に各団地から寄せられた要望をもとに、市や県の考え方・対応を聞き、団地居住者を中心に、参加者から実情等を述べて、居住者の立場に立った改善を求めました。
台所や浴室・トイレなどの水回りが経年劣化しているところが多いにもかかわらず、ほとんどが入居者の負担になってしまうこと。玄関のベルが古くなり壊れて、取り替えの部品もないこと。
台所の換気扇の取り替えが、個人では難しいこと。
エレベーターがないので、設置してほしい。
外回りの草取りが、入居者の高齢化で難しくなって来ていること。
汚水管の清掃にかなりのお金がかかり、負担が大きいこと。
外壁の塗装が剥げているところもあること。
鳩の害が酷くて困っていること。
高齢になって階段の上り下りが大変なので、下層階に住み替えをしたいが、居室の現状復帰にお金がかかり、できない。
湿気でカビが生えて困っていること。
近隣住人への苦情など、たくさんの課題がありますが、管理戸数も多く、対応しきれていない状況が浮き彫りになりました。
維持管理・修繕費の抜本的拡充が、求められます。
一方で、個別には状況を見て対応していきたいとの回答もありましたので、引き続き、居住者の声を届けて、改善を求めていきたいと思います。
また、市が住宅管理戸数を大幅に削減しようとしている問題は、居住者への説明もないままにすすめられており、大いに問題ありです。
格差と貧困の広がりや、物価高による暮らしの大変さの中、公営住宅の必要性は依然大きく、削減より、建替えの促進こそ求められています。
日々の暮らしの基本である「住まい」は人権です。
居住者の立場に立った改善を引き続き求めていきます。



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