上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

美しい梅

2016-02-21 21:42:46 | 花だより
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」といいますが、綺麗に枝を切りそろえた梅は本当に綺麗だと思いました。


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新年度予算の問題点その2・・・市民生活犠牲で、桜町再開発・MICE(熊本城ホール)整備450億円が本格始動

2016-02-21 16:50:26 | 熊本市政
桜町再開発への補助金126億円のうち、34億円を来年度補助します
私たちは、一地権者の再開発に補助金を出すのは脱法だと厳しく指摘し、1企業の九州産交への再開発補助は出すべきでないと指摘してきました。再開発組合の施行の場合ならば地権者が5人以上いなければ補助の対象になりません。一方、再開発会社施行の場合はこの規定がありません。しかし、考え方の基本は同じはずです。今回の再開発では、再開発会社が、地権者が1人に借地権者1人ということで、脱法的に補助金を受けようとしています。

MICE施設整備費、今後3年間毎年100億円以上を支出
桜町再開発に熊本市が整備するMICE施設(熊本城ホール)は、再開発への補助金含め450億円もの費用が必要となります。
MICE施設(熊本城ホール)は、再開発ビルの床(保留床)を熊本市が購入して整備します。
そこにはいくつもの問題点があります。
①熊本市が購入するMICE(熊本城ホール)の床の価格は、民間が取得する床代の3倍もの単価になっている。
②工事費の積算や契約情報・保留床価格の検証内容など、様々な情報が十分提供されない。
③とにかく事業費が高い。市政史上最大規模のハコモノ建設である。
④東京オリンピックの開催に向け、建設物価のさらなる高騰も懸念され、費用の増大が心配される。
⑤中心市街地のにぎわいの一つの拠点というが、熊本駅ではJRによる大型商業施設の開発も計画されており、本当に相乗効果でどちらも賑わうのか、疑問である。
などなど、懸念事項が山積している。

再開発会社(大企業)には大盤振る舞い・・・年間30億円を無利子で貸し付け
熊本市は、再開発事業が進むように、再開発準備会社に対して、年間20億円を3カ年、合計60億円を無利子で貸し付ける計画にしていました。2015年度20億円を貸し付け、2016年度は、30億円を貸すというのですから、前倒しか、増額か、いずれにしても、熊本市はお金が余っているのでしょうか?
市民には負担増、大企業には至れり尽くせり、逆立ちではないでしょうか?

MICE施設に450億円の一方で、暮らし・福祉などは切り捨て
子ども医療費助成の中学3年生までの対象年齢引き上げは、市はほとんどお金を出さずに、子どものいる世帯の通院医療費の自己負担を現行500円から2倍の1000円に引き上げることで財源を作るというもの。子育て世代の負担で対象年齢だけをあげても、経済的負担の軽減にはならない。
国民健康保険料も、いまでも政令指定都市で2番目に高いものをさらに引き上げ、政令市トップの保険料に?
など、市民には、負担増の数々。

このようなMICE施設への無駄遣いは誰も要望していません。
改めて、市民にMICE施設整備の是非を問うべきでは ないでしょうか?
日本共産党熊本市議団は、市政史上最大のハコモノ建設ストップの立場で頑張ります。




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