海とオルゴールBLOG

イルカにあえる海辺のカフェ『 海とオルゴール』さとみママからのお便りです

素敵なお客さまとの再会

2011-01-02 22:54:07 | 海とオルゴールさとみママのつぶやき



わたしが生まれ育った能登は輪島の方言で、「こっきらぁ~と」(すっきりしとく)しないと、気がすまない性格で、こんなふうに、雪をすっきりどかしました。
そんなに、雪かきしなくても、いいと思うんだけどねっ・・って言いますが、
そんなわけにいきません。万が一、お客様が滑って転んだら、それに、足元が雪でずぼっと入ったら、どんなに、わたしの体力が消耗しようが、入りやすいようにする、それがわたしもモットーです。
今日は予定をしていました、岩盤浴のお客様が来店。
マイクロバスのお客様も来店。
そして、あの日、あの時に、出会いをいただいたお客様との再会がありました。
和倉温泉に働いていたときに、毎年、年末年始に和歌山からご夫婦で滞在してくださるお客様との、再びの出会いがありました。
平成10年に退職し、その後、ずっと途絶えていた、再会です。
「去年、女将さんや、受け持ちの接待さんに聞いて、ここに来たら、お店がお休みで、会えなかった。あれから、いろんな客室係の方に担当していただいたけど・・春菜ちゃんにあいたくて・・」
・・・・・昨日、カエルパパが言ったこと、正月くらい休めばいい・・ずっと連続投球やから・・
そのとおりに、店を休んだけど、なんだか、店を休むと、余計に気がめいる・・それは、
自分しか他の誰にも分からないだろう・・
旅館でずっと働いてきた、人をもてなす心があり、自分の責任がいつもあるのかもしれない。
この日にしか来ない人がいる。だから、わたしは、いつも、ここで来る人を待っていようとしている。
それが、分かってもらえない。


あれから、13年も・・経つんだ。
いま、わたしは、着物を着て三つ指をついてお出迎えはできないけど、
こうして、再び会いたかった人と出会えた奇跡が、心からうれしいし・・
あの時の教訓は、胸にいつもしまってるし・・からだが元気でいる限り、長靴を履いて、
玄関をすっきりして、こっきらこんと、いついつまでも、素敵なお客様をお出迎えしたいです。

またこうして、会えた奇跡に、感謝。
名刺をそっと渡した。今度来る時は、電話してねって・・伝えたかったから・・・。

今日はお店開けてて、良かったです。


最新の画像もっと見る