海とオルゴールBLOG

イルカにあえる海辺のカフェ『 海とオルゴール』さとみママからのお便りです

輪島一本松公園 ・曳山祭りへお出かけ

2008-04-07 22:51:41 | 能登の観光でお泊りは輪島民宿さかした


4月第一日曜日。天気は青空。
輪島へ向かうことに・・・。
写真は、能登島百万石この先100m左折するとツインブリッジ。



輪島 一本松公園へ到着。
清楚な時間・・・ビデオカメラを回した。
まだ、桜はチラホラ先・・・
写真は八重の紅梅。


空に真っ直ぐに伸びる枝から、こちらの彼岸桜は、今が見ごろ。


早朝に、出かけたせいか、野鳥がたくさんいました。

中央の枝に羽を休める鳥とそっと忍び足・・・。

一つ 二つ 三つ ちらほらと咲き出している一本松公園のソメイヨシノが、
一番咲き・・・。

足元には、つくしがお顔を出していました。

http://fcslib.tvkanazawa.co.jp/video_club/detail.php?mv_id=294
一本松公園と言えば・・・
この坂を上ると、我が母校(松陵(しょうりょう)中学校)があります。

一本松公園と言えば・・・
そっと 目を閉じれば・・・あの日の二人の場面が
記憶にいます・・・

約、00年ぶりに訪れた こころのふるさとの木は 昔と変わらず
ちょっとだけふとっちょになった木とわたしを見比べてみた・・・。


わたしは、一人では遠くまで、ハンドルを握ることが出来なくて(なんとか症候群ってヤツで、坂道になると、意識が遠のきます)
で、カエルパパといつも一緒です。
「朝市で、 海とオルゴールで出してるほのぼの焼きあるか、ちょっと
いってこよう かぁ」
そうだね~ いきたい~
時計を見ると、あと5分で12時になる。朝市は12時まで。
二人ダッシュで、現地へと

ありました。やきつけと言う名前で売っていた、同じ場所に。
感動しました。おじーちゃんとおばーちゃんと仲良く営業していました。
鉄板の上に、残り2枚あり。GETしました。
「のとのこっぱ焼き」・・・・・・・すぐに食べたくて、袋は良いですって
言ったのに、ご丁寧に、白い袋に入れて下さいました。
二人で、もう食べようかって、袋からだして、美味しそうなこっぱ焼きを眺めていたら
そこへ、凶暴なトンビと遭遇。トンビは上空に、狙いをさだめる食べ物をくちばしで
狙います。自転車に乗っていた輪島の女性が
「トンビやくるぞぉー 」教えてくれました。
危うく、トンビに取られてしまうとこでした。
子供に、食べながら歩くのはダメだよ。お家に行ってからね・・・といっときながら
やっぱ、マナーは守らなくちゃって思いました。

ところで、こっぱ焼き、美味しかった!!
小さな屋台があれば、今すぐにでも、屋台をだして、わたしも営業したいと
思います。でも夢・・・。

しかし、こっぱと言えば、輪島では、『おじこっぱ(次男 次女)』を言うなぁ
あと『だらこっぱ(どーしようもないおバカさん)』
さてさて、こっぱとは、どこから~きたげやら~
うーーーん いい名前だぁ~
http://blog.goo.ne.jp/umi-to-orgel/e/067a31754691508861dcf16cf4b125ab
まだまだ、輪島の朝市の活気はないけど、海とオルゴールも
こっぱ焼き=『ほのぼの焼き』やってまぁーす。

そう言えば・・・輪島の春祭りがある気配がして、実家の「さかした民宿」へ
立ち寄ることに、かあちゃん(母)は、縁起のいい桜を手に大喜び


2008 春 2007春
皆が一緒になり、手を合わせるように囃す(はやす)
胸にじぃーーーんと来るものがある
それは、昨年の能登半島地震
いつも、とーちゃんとかあちゃんと叔母はわたしに春が近くになると
言う言葉がある「春祭りにでてこいや~」
この日は紅白の饅頭に、赤飯、煮しめ、近所中が賑わう
輪島全体が一体になり、祭りに手を合わせる

めでたいことが(祝い事)あると、この唄が こころに入る
静かに、わたしも暫く振りの輪島生まれとして
この場所にいさせていただいた・・・。



山が動く瞬間。
皆が一体になり 山を引く
子供の頃と同じ、何も変わらない山が、今も引く人がいることに
なんだか、ふるさとの空気が・・・いま、わたしが、ここにいることが・・・
不思議な感じがした。
たぶん。00年はこの祭りを見てなかったかも、
仕事が忙しくて、父の声も、母の声も、叔母の声も・・・
聞き流していた自分。

偶然。祭りに遭遇したわたし・・・。
輪島生まれの輪島育ち。今、能登島。
どこにいても、ふるさとはふるさとで・・・
どんなに、この祭りを待っていたか・・・輪島の地に自分が立った時
ふと、思った。「輪島は地震に負けなかったんだ」
心の中で、一緒に縄を引っ張る自分がいた・・・。