暑い日が続きますね。
今日クルマに乗ろうとしたら息詰まるほどの熱気。
しばしの換気。
夏らしくて良いのですが、ちょっと気温高すぎやしないでしょうか。
そんな夏の夜にちょっと涼気を与えてくれるアルバムがリリースされました。
ビル・フリーゼルの新譜で『Valentine』。
- Baba Drame
- Hour Glass
- Valentine
- Levees
- Winter Always Turns To Spring
- Keep Your Eyes Open
- A Flower Is A Lovesome Thing
- Electricity
- Wagon Wheels
- Aunt Mary
- What The World Needs Now Is Love
- Where Do We Go ?
- We Shall Overcome
Bill Frisell (g)
Thomas Morgan (b)
Rudy Royston (ds)
Thomas Morgan (b)
Rudy Royston (ds)
ルディ・ロイストンとワタシの大好きトーマス・モーガンを迎えてのトリオ作。
ECMからリリースされているモーガンとのデュオ盤2作品はワタシの愛聴盤となっております。
フリーゼルは比較的人数が増えるとジャズとアメリカーナのミックスに走る傾向があるように思っていたのですが、本作はそれとデュオ盤の間を行く比較的正統派コンテンポラリーですね。
ですのでデュオ盤の空気感が苦手な人でもこれはイケると思います。
ここ数年のフリゼールはモーガン、ロイストンとツアーを共にしており、昨年にはヴィレッジ・ヴァンガードのステージもこなしています。
このトリオでの記録を残しておこうと作成されたのが本作です。
ワタシの好きなギタリストの一人ヤコブ・ブロはかなり揺れる音を出しますが、フリーゼルはあまり揺らすことはせず、そして口数も多くない。
現代ギタリストの巨人パット・メセニーほど滑らかな音でもない。
これまたこの二人の間くらいの感じでしょうか。
モーガンは相変わらず良い仕事っぷりです。
ギタリストとの相性いいですね。
そしてデュオ盤にはいなかったドラマーのロイストンの参加が効果的なスパイスとなっています。
ドラムの味付け具合が抜群。
さすが名門Bluenoteですね。
ECMに負けず劣らずいい作品に仕上がってます。
前作はちょっとイマイチでしたけど。
こりゃ今年の一枚に入るでしょう。
こんばんは。
ワタシはヤコブ・ブロのトリオコンサートで観て以来大ファンで、彼のソロコンサートにも行きました。
故菊地雅章さんのECM盤も良かったです。
やはりあまりおしゃべりじゃないのがいいんでしょうね。