雨過天晴

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そして時々飽きます

Sanctuary

2019-06-03 | 音楽
月曜ですね。
つい先日「鶴瓶の家族に乾杯」を見たような気がしたのに。
まあ時間が早く感じるのはそれなりに楽しいからだろうと勝手に思っています。
つまんない時は時間がすぎるのが遅くて苦痛ですし。

ということで只今気分良く音楽を聴いているところです。
ドラマー マット・スローカムのSunnyside 第一弾で『Sanctuary』。



 
1. Romulus
2. Consolation Prize
3. Aspen Island
4. Star Prairie
5. A Dissolving Alliance
6. Days Of Peace
7. Sanctuary
8. Anselmo

Gerald Clayton (p)
Larry Grenadier (b)
Matt Slocum (ds)

ピアノ・トリオですが、ジェラルド・クレイトンにラリー・グレナディアという聴く前から期待が高まるメンバーです。
スローカムとクレイトンは20年以上に渡る付き合いなんだそうですし、グレナディアはブラッド・メルドー・トリオのキーマンで、今年はECMからソロアルバムも出して精力的。

本作は基本スロー。
でもそれ程しっとり、という訳ではなく、むしろ乾燥しているような雰囲気があります。
恐らくクレイトンのピアノの音質と何よりスローカムの無理のないタッチのおかげでしょうか。
近年ドラムスの重要度がかなり高まっているように思いますが、本作なんかは典型的ですね。
しつこくない軽快なブラッシングはかなり上質。
3人の即興性のあるインタープレイも聴きどころで、静かな中にもお互いにいい形で手を取り合っているように感じます。
6曲目の4ビートはそれまでの静けさを少し和らいでくれる優しさを感じ、そこで雰囲気を変えた後のタイトル曲への流れ込みも見事。



出来ることなら、レギュラートリオとして活躍していってほしいですね。
まあクレイトンは一人で頑張ってるし、グレナディアはメルドーのトリオがあるからなかなか機会はないでしょうけど、是非年1回のペースでリリースしてほしいと思える作品です。

ジャズ
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