新たなジャズメンを見つけました!
ベーシストのリーダー ネイサン・フランシスのリーダー作で『Diamond Back』
- Our Saviour (In Shades Of Grey)
- Ugetsu
- Playas De Las Canteras
- Ken
- Diamond Back
- I'll Be Seeing You
- Too Little Blooze
- Premonition
- You're My Everything
Manuel Dunkel (sax)
Riitta Paaki (p)
Nathan Francis (b)
Aleksi Heinola (ds)
Riitta Paaki (p)
Nathan Francis (b)
Aleksi Heinola (ds)
ネイサン・フランシス以外は北欧系の名前だな、と思っていたらネイサン自身はアメリカ人でした
まだ若く、2018年にフィンランドのシベリウス・アカデミーで勉強すべく渡欧し、そのアカデミー界隈のミュージシャンと交流があるからこのような感じになったんですね
1stアルバムからメンバーが変わってサックスがマヌエル・ダンケルとピアニストがリーッタ・パーキ
ドラマーのアレクシ・ハイノラは前作から引き続き参加
前作は聴いていないのですが、カヴァー中心で編曲の妙を見せていたようですが、本作では自身やメンバーの曲も加えています
演奏は「ジャズの王道」ですね
バップやスイングの効いたスパイシーな香りが漂います
バップやスイングの効いたスパイシーな香りが漂います
ネイサンのベースとハイノラのスネアがその香りのもとです
サックスは非常にストレートで、ピアノはサックスのサポート的なところが、またジャズっぽい
決して古臭くはなく、今後研鑽を進めて、ジャズの中心を再構築して、新たなフォーマットをダンっ!と発表してくれそうな気がします
アルバムの構成も比較的パンチある曲を頭の方にもってきて、6曲目のサックス・ベースのデュオからバップな7曲目、疾走感をもたせた8曲目、緩やかにスイングするラスト
バッチリですよ
これは面白い存在になっていくのではないでしょうか
何もかもヒップホップやエレクトロと融合する必要性はない
古のジャズをまっすぐ伸ばす余地はまだまだある
それを教えてもらった作品です
古のジャズをまっすぐ伸ばす余地はまだまだある
それを教えてもらった作品です
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