今夜は珍しいジャズ作品をご紹介。
フィンランド出身で2009年に結成した「Mopo」の新譜で『Mopocalypse』。
Mopocalypse | |
We Jazz | |
We Jazz |
1.Tokko
2.Riisto
3.Ruusu
4.Mustafa
5.Niin Aikaisin
6.Sinut Muistan Ainiaan
7.Noita
8.Panama
Linda Fredriksson(bs,as)
Eero Tikkanen(b,el-b,vln)
Eeti Nieminen(ds,per,syn)
Otto Eskelinen(farfisa:7)
バリトンサックスのリンダ・フレデリクソンを中心に結成された若手のトリオ。
なかなかバリトンサックスのトリオって珍しいですね。
取扱も難しいらしいですし、それも女性が吹きこなしているのが良い。
1発目からリンダの咆哮がガツンと来て、エレベがガツガツ食い込んでくる、ロックな勢いのパンチを繰り出し続けます。
当初はこのイメージで行くんですが、途中スローに入ると、「お、出だしのあのインパクトは??」って感じなのですが、その中でも勢いがつくのはバリトンサックス。
結局バリトンサックスって、演奏しづらいのかもしれませんけど、確実にセンターを取れる可能性がある楽器なんだな、ろ思った次第。
時々こんなガッツリした爆走したジャズを聴くのも悪くない。
思わぬガッツリ盤が北欧から届いたのに驚きました。
北欧からの新たな刺客。
これは見逃せないですね。
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