今日は少し暖かかったので、スプリングコートも着ることなく出社しました。
朝はちょい寒でしたけど、帰ってくるときはちょうどよい感じ。
明日も暖かいとのこと。
ぼちぼちお花見のことも考えようかな。
さて久しぶりに今夜のジャズは、ECMの新譜でユリア・ヒュルスマン・トリオ『Sooner And Later』。
Sooner & Later | |
Ecm Records | |
Ecm Records |
1.From Afar
2.Thatpujai
3.You & You
4.Biz Joluktuk
5.All I Need
6.The Poet (For Ali)
7.Offen
8.J.J.
9.Soon
10.Later
11.Der Mond
Julia Hülsmann(p)
Marc Muellbauer(b)
Heinrich Kobberling(ds)
ヒュルスマン、マーク・ムエルバウアー、ハインリヒ・ケッベリンク。
『Imprint』でも魅せたトリオです。
Imprint | |
Ecm Records | |
Ecm Records |
流麗な美旋律を奏で、空間の深さを感じさせてくれるピアニスト。
11曲のうち1、2、8、9、11曲目の5曲がリーダー作、ケッベリンクの3,10曲目とムエンバウアーの6,7曲目、そしてレディオヘッドの5曲目。
レディオヘッドのこの曲は結構ジャズでもカヴァーされてますね。
すぐに思い出すのはThe Bad Plusでしょうか。
私も好きな曲なので反応してしまいます。
Julia Hülsmann Trio – Sooner And Later
Julia Hülsmann Trio – Sooner And Later (Teaser)
5曲目は当然好きですが、印象的だったのは2曲目。
太めのベースラインに雨音のようなピアノ。
タイトルが”Jutta Hipp”のアナグラムになっていて、ドイツの女性ジャズ・ピアニストの先駆者、ユタ・ヒップのフレーズなんですね。
9曲目あたりなどはこれまでこのトリオでは聴いたことがないような、すこし攻めた感じです。
ここでも無愛想だけど太いベースの具合が良いです。
ヒュルスマンの高音とムエンバウアーの低音、そしてケッベリンクの派手ではないけど的確なリズム、これらが曲に高さと幅と奥行きを持たせて、高いレベルでの演奏精度を持たせています。
このトリオでの完成度が確実に上がっているのが分かる一枚です。
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