雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
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そして時々飽きます

Happening: Live at the Village Vanguard

2020-08-05 | 音楽
ようやく梅雨も明け、暑さいっぱい。
ワタシはマイペースに短パン生活を満喫しております。

我らがホークスもまずまず勝っております。
昨日は変な負け方しましたが今夜は勝つんじゃないかな。
気になるのは2軍のコロナ禍。
長谷川から始まり、ドラ1佐藤、真砂、柳町、釜元と1軍への昇格待ちレベルの選手達が罹患してしまい、14日まで待機となっております。
このご時世なので仕方ありません。
焦らず療養してください。

さて今日はジェラルド・クレイトン名門レーベルBluenoteへ移籍第1弾『Happening: Live at the Village Vanguard』。


 
  1. Patience Patients
  2. A Light
  3. Celia
  4. Rejuvenation Agenda
  5. Envisionings
  6. Body and Soul
  7. Take the Coltrane
Gerald Clayton (p)
Logan Richardson (as)
Walter Smith III (ts)
Joe Sanders (b)
Marcus Gilmore (ds)

さすがBluenote。
クレイトンの初リリースにあたって素晴らしいメンバーとライブをチョイスしました。
昨年ヴィレッジヴァンガードで行われたライブ盤を収録したものです。
メンバーは俊英サックス奏者のローガン・リチャードソンに、もう確固たる地位を確立したウォルター・スミス三世をフロントに配し、リズムセクションにはマーカス・ギルモアとジョー・サンダースと実力者揃い。
期待しかない。

早速聴いてみるとクインテット構成にも関わらず、意外なほどガッツリとした厚みがない。
これは決して悪い意味ではなく、スッキリとした音の配置に聴こえる。
”音だけ集めてみました”ってものではないんですね。
個々の音が律しているからでしょう。

比較的暗めの1曲目が始まります。
フロントの二人のユニゾンも、あえてやや不安定なピアノを演出。
この不安定の心地よさもフロントはさることながらしっかりとしたリズムセクションがあってこそ。
3曲目はピアノ・トリオで。
サンダースのソロとかライブならではの音の大きさでこれはいい。
5曲目はクレイトンのソロが美しい。
ホントにイチ音イチ音キレイ。

なおヘッドホンで聴いていると、良い録音のおかげか音の奥行きがしっかりと感じられて、観客の拍手とも相まってライブ感が感じられます。
コロナのせいでことごとくライブが延期・中止になっている中、これは嬉しい。



これまた今年の代表作入りだな。
このクインテットが大阪に来る日を夢見て。

ジャズ
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