雨過天晴

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そして時々飽きます

Snaketime: Music of Moondog

2019-05-13 | 音楽
今日ご紹介するのは最近一番気に入った1曲が収録されているアルバムです。
シカゴで活躍するメンバーが集まったそのリーダーのダスティン・ローレンツィで『Snaketime: Music of Moondog』。




1.Nero's Expedition  
2.Lament 1 (Bird's Lament)   
3.Remember   
4.Fiesta Piano Solo    
5.Down Is Up  
6.All Is Lonliness
7.Lullaby

Chad McCullough (tp)
Nick Mazzarella (as)
Dustin Laurenzi (ts)
Jason Stein (bcl)
Dave Miller (g)
Matt Ulery (b)
Quin Kirchner (ds,perc)
Ryan Packard (ds,perc)

Moondogとはアメリカの盲目の作曲家、音楽家、詩人であったルイス・トーマス・ハーディンのことで、彼の音楽は地下鉄や霧笛など、街頭で聞こえる音からインスピレーションを受けたものだった。
作品は比較的単純なものになることが多く、「スネークタイム (snaketime)」と称する表現で特徴づけられていたものです。
本作はこのハーディンの音楽をフィーチュアしたものになるのでしょう。

哀愁さ漂うその雰囲気はラテン系へと通じるものがあるものの、聴いていくに連れ、ラテン?アフリカ?みたいな多国籍感を強くしていきます。

このアルバムのピカイチの1曲は2曲目!!
ニック・マッツァレラのほぼ完璧なアルトサックスソロが良い。
あとそれに加えてトランペット、テナー、バスクラの4管が織りなすメロディーがなんとも言えず郷愁感があるんです。
特にバスクラかなぁ。


この1曲でこの作品は充分成立する価値があるんですが、終盤はなかなか盛り上がると言うより、その独特なリズムに身を委ねるような感じもあって、1枚通して聴くも良し、2曲目のみ聴いて変なダンスをするも良し。

さっきからヘッドホンで聴きながら変な踊りをしている私に奥さんとYuさんが冷たい目を向けています。

ジャズ
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