帰り路の西の空。
夕陽を背にする入道雲。
先の記事では暑い暑いと文句を垂れておりましたが、このような景色を見ると四季を感じられてホッとする(ダジャレじゃないです)。
やはり夏は暑くないといけないものですね。
そんな熱帯夜にピッタリの今夜のジャズ。
先日紹介したデューク・エリントンのトリオで名盤中の名盤で『Money Jungle』。
Money Jungle | |
Blue Note Records | |
Blue Note Records |
1.Money Jungle
2.Fleurette Africaine
3.Very Special
4.Warm Valley
5.Wig Wise
6.Caravan
7.Solitude
8.Switch Blade
9.A Little Max (Parfait)
10.REM Blues
11.Backward Country Boy Blues
12.Solitude (alternate take)
13.Switch Blade (alternate take)
14.A Little Max (Parfait) (alternate take)
15.REM Blues (alternate take)
Duke Ellington (p)
Charles Mingus (b)
Max Roach (ds)
エリントンと言えばまずはビッグ・バンド。
そしてキャッチーで踊れるような曲の数々。
しかし本盤の初っ端でそれらのイメージは払拭されます。
やっぱりこのおっさん、ゴリゴリのジャズ・マンやん!!
ガーン!、と音も割れんばかりのピアノ。
ミンガスとローチを挑発するかの如く。
片やミンガスも負けてない。
バッキバキのピチカートで応戦。
唯一リズムを叩きつけるローチですらバカスカ叩いています。
これが世に言う喧嘩セッションなんでしょう。
とにかくこの1曲目のインパクトが強過ぎて、以降の曲はエリントンらしさやミンガスのブルースなベースが愉しめるのですが、やはりこの1曲がこの盤を名盤に昇華させた1曲なのは間違いないです。
この1曲に思い込められたものは何なんでしょうかね。
エリントンからしたら、「お前ら生ぬるいんちゃうか?俺についてきてみろ」的な。
DUKE ELLINGTON, Money Jungle
ミンガスの他のアルバムは中々小難しく私も何度か試してみてはいるんですが、この盤で素直にミンガスの凄さを味わいました。
おススメです。
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起きたい、起きたい、起きたい、起きたい
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