全然気分が乗りませんね。
悪い時には悪いことが重なる。
気が沈む。
まあ現実離れの意味も兼ねてジャズの時間。
ソニー・ロリンズの名盤をご紹介。
同じくts奏者として一世を風靡したジョン・コルトレーンとの唯一の共演作がある『Tenor Madness』。
Tenor Madness | |
Ojc | |
Ojc |
1.Tenor Madness
2.When Your Lover Has Gone
3.Paul's Pal
4.My Reverie
5.The Most Beautiful Girl In The World
Sonny Rollins(ts)
Red Garland(p)
Paul Chambers(b)
Philly Joe Jones(ds)
John Coltrane(ts #1)
凄いタイトルですね。
確かにタイトル曲で両者が相まみえるわけですから、それはもう「Madness」ですね。
Sonny Rollins Quartet with John Coltrane - Tenor Madness
この曲、最初にソロを演奏しているのがコルトレーンで、その後続くのがロリンズ。
と言えば、その後の演奏も結構聴き分けられると思います。
明るくパンと弾けているようなサックスがコルトレーンで、ゴリゴリ掠れて粘着度の高目な音がロリンズ。
メロディーは正直はっきりしていないというか結構その辺で見つかりそうなブルース調で、あまり口ずさめるような曲ではないのですが、やはり両者が同じ曲の中で共演しているのがとても貴重です。
本作、メンバーはマイルス・デイビス・クインテットのマイルス抜き。
で、本来楽器が被るコルトレーンは呼ばれていなかったとのことですが、偶然立ち会っていたらしく、それで最後に録音されたのが1曲目のタイトル曲らしいです。
アルバム全体的に明るいロリンズ節が塗されててとても良いです。
間違いないジャズの名盤です。
明日はYuさんが不在になります。
愉しんできてくれると良いな。
想いで作りも大事。
色んな事を経験しておいで。