ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
プロのキャンプより高1夏の練習の方が
先程30年前に初めてジャイアンツの宮崎キャンプの見学に行った
記事を上げたのだが、高校時代の夏休み練習を発表した時にメニュ
ーを作成したコーチが‘プロのキャンプはこれに夜間練習が入るんや
からのぉ、夜間練習がないだけ楽と思え’といったのを思い出した。
これ西田川高校野球部の1年夏の練習メニューは8:30からランニ
ングに行き9:00過ぎからウォームアップに1時間キャッチボールを
した後に、トスバッティングを挟んで内外野の個人ノックをすると
昼食を含めた1時間の休憩後に13:00から1時間半の守備練習。
それから16:00までバッティング練習をしてから連係プレーなど
の練習を行い、全ての練習が終わるのは17:30という8時間練習を
コーチが課したのだから‘これに夜間練習とはプロのキャンプは大変
だ’と思っていたのだ。
実際来日した外国人選手は日本のキャンプを‘海兵隊キャンプより
大変’的な事を言っていたので、コーチのコメントに納得していたの
だが実際キャンプ見学に行ってみると・・・
10:00に選手達が到着し適当にランニングなどのウォームアップ
後にキャッチボールやトスバッティングを軽く行って行き、守備練
習からバッティング練習など流れるような感じで進んでおり13:00
からは紅白戦で前半は特打というもの。
14:00~15:00ぐらいまでサブグランドで、特守=個人ノックが
あったりするものの16:00には三々五々宮崎運動公園からタクシー
などで宿舎に帰っているではないか。
確かに夜間練習はあるだろうが、あの暑い中での9時間練習に対し
負荷は決して高いとは思えない5時間練習を見ると当時のコーチは
大学生だったという事もあり結局プロのキャンプを見てなかったの
ではと思ったのだった。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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渡辺氏の時代だと当然相当理不尽な練習も今以上に多かったでしょうし、プロである以上そんなに無茶な練習もないでしょうが、鳴り物入りで猛練習が宣伝されたのも、79年の伊東キャンプあたりが最後ですかね。昔と比べれば、現在の選手の方が過去の選手よりずっと意識も高いですから、プロに入って「猛練習」をする必要も昔よりはなくなったのでしょうね。
サッカーでも、浦和南の松本監督のような「鬼監督」がいる時代でもありませんしね。
確かに練習メニューの密度の濃さはプロの方がきついのですが、ダラダラ感やメリハリのなさがあったからこそ高校時代の練習の方がきつかったわけですね。
ちなみにプロの練習は合理的ですが地方校野球部は変な伝統も相まって理不尽な練習メニューがあり、それが一番のキツさでしたね。