goo blog サービス終了のお知らせ 

ゴルザ&メルバとゴメス&リトラ

 ウルトラマンティガは96年9月に始まったのだがTVシリーズでは
80が81年3月に終わってから実に15年半経っての待望の新作だった
ため、どんなものかと思って見てみたら重量級の二足歩行怪獣ゴル
ザと鳥類型の超古代竜メルバが登場したわけで‘いきなり2体が相手
か?’と驚いたと同時に重量級の二足歩行怪獣と鳥類型怪獣のコンビ
といえばウルトラQに登場したゴメスとリトラを彷彿させた。

 従来2体の怪獣と対戦するといえば帰ってきたウルトラマンのグ
ドン&ツインテールをはじめ四つ足歩行怪獣と二足歩行怪獣のシー
モンス&シーゴラスや、侵略宇宙人と怪獣コンビのナックル星人&
ブラックキングやバド星人&ゼットンのペアというのが主なパター
ンだろう。

 だからこそ二足歩行怪獣と鳥類型怪獣のペアとの対戦は、初めて
と思われたのだ。

 思えば高原竜ヒドラから始まりテロチルスやバードンなど鳥類型
怪獣にはウルトラマン達は苦戦しているのだが、これは空中戦など
スピードを生かした戦いは昭和のウルトラマンは苦手な感じだった。

 ところがティガはタイプチェンジするので重量級二足歩行怪獣の
ゴルザにはパワータイプで戦い、鳥類怪獣のメルバはスピード重視
のスカイタイプで戦って倒しているのでタイプチェンジという新た
な設定を披露できるヒーローの格好のアピール相手だと思うのだ。

 もっとも海外版のウルトラマングレートの最終EPにも重量級二足
歩行怪獣コダラーと、鳥類型のシラリーが登場するのだからコチラ
の方が先ではあるがタイプチェンジという要素がなかったしビデオ
版だった事も影響しているのかもしれない。

 こうして見るとウルトラQの始まりの怪獣ゴメス&リトラの設定
というのは、とりあえずゴジラのスーツが使えモスラ対ゴジラ的
な戦いを見せる形にしたのだろうが30年後に同じ設定の2体の怪獣
とウルトラマンティガがタイプチェンジという能力を駆使できる
相手として仕えたのだから脚本を書いた千束北男=飯島敏宏氏の
センスは凄いと思う。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« やはり1年のブ... U18W杯の日本3... »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。