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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

栗林公園ボランティアガイドの講習会での提案

2007-03-04 17:58:38 | Weblog
前から思ってたことで

栗林公園の年間パスポートは、プレゼントにしたり景品にできるようにすべきだと思う。
今は、他人が使わないように、本人が手続きをするように記名になっているので、プレゼントや景品にはできません。

が、引換券として、手続きをしに来たら、パスポートが発行してもらえるものをつくったら、本人が興味がなくてもパスポートがよく売れることになる。
「香川に初めて引っ越してくる人にどうぞ。」
なんてのが定着したら、そこそこ増えると思う。

こんなの印刷するだけで、喫茶店がコーヒーの回数券を印刷するほどの費用しかかかりませんし、手続きする窓口は勝手も知っているし、通常通り引換券をもって来た人に今まで通りの発行をするだけなので新たな事務も生じません。
だから、仮に効果が少なくても、痛手はありません。
うどんジムの提案は常に費用が極小であることには自信があります。

近隣、商店会と提携したり、大手事業所の福利厚生とタイアップするなど、やりようはいろいろあるものでしょう。
たとえば、近隣の事業所は、福利厚生の一環として、街中でリフレッシュしたり、運動不足を防ぐためにも、新入社員には全員年間パスポートをあげるなどしてみてはいかがでしょうか?
協力事業所はいくつかは出ると思いますよ。

実際にうちは、それがあれば、キャンペーンの景品にしたいと思ってましたし。


もう一つ
香川県や栗林公園の観光パンフレットに、挿絵としてでなく、内容やストーリーの説明として、4コマ漫画や本格的な漫画を導入してはどうでしょうか?

漫画で読む日本経済みたいなのもあるわけですし

人間がやったことだから、
なんだって、できた成り立ちには、人間の判断があるわけで、利用する側にも利用する側の文脈があるわけです。

たとえば
栗林公園に「百石松」って、稲田さんという松の手入れに熱中しすぎた家老がそれで、遅刻して、百石減俸されたという事件に由来するネーミングの松がありますが、これなんか、松をなでなでして、「マツコ~」とか名前までつけて手入れして、「あ~!遅刻だあ。」 「こらあ。減俸だあ。」「あ~れ~」まで簡単に4コマ漫画ができます。

また、恋人の聖地宇多津をPRするにも
ザグザグさんのCMばりに

「今日は勝負デートだ!さあどこにしようか!」

「きゃあ、食事もおいしくて、景色もすてき!」

「むっふふふ。勝負あったな。」

最後、布団がひっくりかえって。電気がパチッ!と消えるとか。


東京などに、観光パンフをいろいろ置くにしても、写真と説明文だけのでは、目立たないし、ストーリーが入ってこない感情移入できないものでは、卒業旅行などで場所を探してる女子大生なんかには訴えないと思う。

さて、漫画を書くのは、誰がいいか。
それはさて置き。

行政が書く漫画ってつまらんのが多い。

監修は、

田尾さんか
ザグザグのCMつくってる人がいいと思うけど、どうかな。

以上のことの一部を、ボランティアガイドの講習の最後に、県の管理職の方に提案しましたが、どうなることやら。

香川の観光課題として、標識の整備というのもあったので、信号番号のことも言おうと思ったけど、長くなるし、その場ではやめました。

ラジオ収録

2007-03-04 17:36:19 | Weblog
ついに夢に見たエフエム高松(81.5)での、ラジオ収録が実現しました。

CMもいい感じで、数回、自分でも聞きましたし、紹介番組は、なんと!
15分ほどもやってくれました。

いやあ。
インタビューでいくつか聞かれましたが

いろいろ自分がやったことの理由って、意外に簡潔にいいにくいものですね。

実際に、100の効果を出すために、一つの目的で100ってなかなか出ないので、30や20や5の理由を寄せ集めて、100になるかなと思ってそうしたということが多く、どれが一番ともいいにくいことが多い。

いやあ。
けっこう聞いてくれた方からの評判も良かったです。

うどん店と駐車場

2007-03-04 17:19:28 | Weblog
さて、うどん業界にいいトレンドはほとんどなく、良くない変化はたくさんあると書きましたが、いい感じでやってるお店もたくさんあります。

ただ、たくさんあるといっても全体の数が多いし、目立つので、そう見えますが、
家族総出の店で、ふところに入る利益が1,000万円以上あるかなり上位の店であっても、田舎の家に給与所得者が2,3人、家族にいれば、それ以上の収入にはなることが多いので、サラリーマンより儲かってるお店が県内に果たしてどれほどあるものか。

とはいえ、儲かってるお店はあるでしょう。

唯一の良いトレンドと思われる、さぬきうどんのメジャー化は
駐車場のあるお店と、メディアに取り上げられるお店に多くの好影響を与えていると思う。

駐車場が広く取れるということは人が周りにいないことを示している。
だから、うまくいかなければ、限りなく、お客さんが少なくなると思う。

駐車場が取れない街中は、周りに人が多いので、人気がない店でも数十人はお客さんが来ると思うけど、人気が出ても、席数も取りにくいので、駐車場がないこととともに、るるぶやまっぷるにいつも取り上げられるほどのスーパースター級でないと、お客さんが増えないということになる。
また、競争相手も多いうえに、周りの事業所の倒産など環境に対して受身にならざるをえないうえに、どこかが廃業しない限り、過当競争が解消されないという美しくない状況が生じる。


あっ!

もう一つ、うどん業界にいいトレンドを思い出した。

廃業したところが多いので
居抜きで安い物件が出る可能性がこれからも続くということと。
家賃相場は今後もたぶん上がらないということがありました。


で話を戻すと

広い駐車場をとるというのは

大規模投資をしたり、人のいないところに出店するリスクをとって、努力や人気の結果として、売り上げが膨らみやすい状況にするということだと思う。

うどんジムは
そんな資金も自信も開業時にはまったくなかったので

いろいろ考えて
今のところに出店したのは、良い判断だったと思う。

良い変化 良くない変化 2 列挙してみました。

2007-03-04 16:51:59 | Weblog
うどんジムはそんなにネガティブな方だと思いませんが、将来のリスクを考えて、その影響を測ることで、やるべきことがどんどん見えて、むしろ積極的に動くことになると思うので、リスク探しとリスク評価をしていることが多い思う。

実際に、うどん店と取り巻くトレンドで
良い変化は一時的なものが多く、良くない変化は永久的なものが多い。

まず、マクロなものとして
・公共事業の減少。
・地方経済の基盤が弱まる傾向。
・人口減。
・若年層の減少。

良い方では
さぬきうどんのメジャー化で

・女性が気軽に一人で入ってくるようになった。
・観光客がよく入ってくるようになった。

ぐらいでしょうか?

心配なこととしては
高松がもし道州制で、州都でなくなったら、それだけで数百ぐらいの中小企業が廃業に追い込まれる可能性が十分にあると思う。
もし、中央通り沿いの四国支社が軒並み撤退すれば、うちだって、営業を続行できる可能性はほぼないと思う。
努力してどうこうなるようなものではありません。
客数が半分ぐらいになる可能性は十分にあるでしょう。

また
実際にうちの店に起こった良くない変化としては

・一番お客さんが多いビルのすぐ下に大きなコンビニができた。
・毎日来てくれてる人がけっこういた事業所が倒産した。
・ガス料金が1割弱ほど上がった。
・道交法の改正で、近くに停めて食べる営業の方やタクシーの運転手がほぼゼロになった。
・まあ、上と同様、もともと違法といえば違法だったのかもしれませんが、ビールの売り上げもほとんどなくなった。
・通院患者さん入院患者さんともにけっこう来てくれていた大きな病院が、保険医療をやめてしまった。
・原油の高騰などで、ほかにいくつかの仕入れが高くなった。
・(これは即時の変化ではないけど)サンポートに財務局や四国管区警察が移転することが決まった(跡地が仮にマンションになっても平日のお客さんにはならない。)。
・金利が上がり基調で、先日も、日銀が利上げを発表した。
・役所の休み時間が15分短縮になったので、外出の数が減った。

あと、2つぐらいありますが、これらはすべて、先日新聞に載った小麦粉の値上げと同等かそれ以上の良くない変化です。

良い変化といえば、
これは一つだけあるのですが、ちょっと書けません。
この辺の事情に詳しいうどん通の方ならわかるかもしれません。


それでもうまくいく店はいくだろうし
うちもなんだかんだいってまだまだ伸び続けてます。

しかし、将来にわたって、業界にいいトレンドはまず起こる予感は今のところありません。

中国に加えて、インドの消費も大きくなり、原材料やエネルギーの価格が下がる可能性は誰もあると思っていません。
また、末端の零細事業者は、なかなか、仕入れ価格が上がっても、販売価格に転嫁できませんし、大きいところほど、体力があるものです。


さて
格差がこのブログの隠れたテーマとは書きましたが

うどんのこと=零細、香川のこと=地方

というのは
常に
大企業や首都圏

との格差というものを意識せざるを得ないテーマなのです。


かといって、うどんジムはいろんなことをそう悲観しているわけではないし
生きがい的には、今の状況は

パーフェクトな人生といってもいいぐらいです。


自分のやりたいように全部やってるし
喜ばれている感覚がすごくありますから

良い変化 良くない変化 1 営業時間延長しました。

2007-03-04 16:19:50 | Weblog
ほぼ週一更新なので、古い話ですが、2月27日の四国新聞の一面に業務用小麦粉が値上げするので、廃業を検討する店も出ているとか書いてあった。

確かに、いい話ではない。

でも、うどんジムとしては

「えっ!うち開業から1年も経ってないけど、これよりも良くない変化は7、8回はありましたよ。これは痛いけど、事業環境の悪化に関することでも、これぐらいの話はほぼ毎月あった。」

と正直思いました。
それでも、いちおう、お客様の数はずっと伸び続けてはいます。

近隣の工事が終わって、その分、年配女性やOLの方が増えたし、一般に、売り上げは12月がいい月で、1、2月は良くない月なので、12月に比べて、売り上げは微減ですが、お客さんの数はまだ増え続けてます。
とはいえ、開業時の4月比で、年率2倍の売り上げは、12月に1.8倍ぐらいでしたが、2月でやや微減なので、達成は難しい状況かなと思います。

そこで、とりあえず、要望もあったし、オペレーションも落ち着いてきたし、ラジオCMやチラシ配りなど広報もやったので、2倍達成のためも兼ねて、17時30分ごろまで開けることに再挑戦しました。

3月2日からでしたが、3時以降の売り上げ、なんと、初日は1,120円でした。
これでは、話になりません。
翌、3月3日、土曜日は、3,400円ぐらいでした。
まあ、この数字では、遊びも家庭サービスも余暇も必要ないという人なら開けててもいいと思うけど、他に大事なものがあるなら、これも駄目な数字でしょう。

まあ、2日しかしてないし、もうちょっと伸びてはくれるでしょうが、これでは、店番のパートを雇うほどにもならないので、起きてから寝るまで店のこと以外はできないうえに、4時間寝るのはちょっと難しいかも。
売り上げが上がってほしいと思うのは、ぜいたくがしたいとかそういうんじゃなくて、まず、早く切り上げて寝る時間が持てるようにしたいというのが最初かも。
パートの時間を延長して、とにかく、早めに製麺を始められるようにしたい。

人気店になったかといえば、そうかもしれないと思う。
お客さんの増加のペースと、リピーター率の高さ、食べた後の感想やお客さんの箸の進め方やダシを飲むときのペースなんかを見てると、かなりいい感じに思う。

しかし、儲かる店になるかといえば、
家族労働だけの製麺所に対して、

月、20万以上固定費がかかり、新参者としてアピールするためにも小規模でスケールメリットが働かないことからも、原価がさらに高くなり、それでも、価格もほぼ同等には抑えないといけないので、儲かる店にするには、ハードルがかなり高くなると思う。