なら学びの会

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8.15終戦記念日

2022-08-15 18:05:33 | 日記

ポツダム宣言受諾、玉音放送

戦後77年。憲法改正論がこの時期にぎやかに流れます。わたしの近くに旧ドリームランドがあって、ここに進駐軍の施設がありました。もう一つは、奈良教育大学だったかな。白の壁に緑の屋根だったかな。今はがらりと変わって、旧少年刑務所(現星野リゾートによる仮称監獄ホテル建設中)西側。ロートスポーツ公園(旧鴻ノ池競技場)に射撃訓練場があって、刑務所の土手に向かって実弾射撃をしていました。夜中に、悪ガキらとともに侵入し、土手に食い込んだ弾(銅製  昔はアカと言って高価でした)をこまめに掘っては近くの金属回収業のおっちゃんところに持って行って、小遣い稼ぎをしたものでした。いくつぐらいだったでしょうか、戦争のこともようわからんと、姉がもらってきたチョコレートを親に見つからんように食べたものでした。いつもこの頃よく思い出します。もとは社会科の先生だったのにね。お恥ずかしい次第です。

さて、東海セミナー2日目 心に残った言葉などまとめてみました。

中でも「学びの偽装」はショッキングでしたね。

では、思いつくままに

8月2日ディスカッション「私たちは『反省的実践家』の道を歩めているか」の中から、

 「授業を見る」ことについて  子どもの学びを見ること

 科学は物質そのものから、ひも解くのであって、授業も「中身(文学、数学などテキストそのもの)を抜きにして、方法は語れない」  公志郎先生

 

反省的授業とは

「一人ひとりの子どもの考えの中に、理を見つけること」・・・子どもから学ぶということ

(発言者不明)

学先生の講演から

 ・全国学力調査から・・理科16.8%ダウン

 ・クリティカルシンキングの重要性(批判的思考)とは、ある考えに基づいて、前提となる事実を明らかにしながら、多角的・論理的に考えること。単なる批判的考えではない。

 ・子どもたちの貧困家庭が増えている

 ・「学びの偽装」、学校・学級に期待しなくなった

 ・内言力(思考の言語)

 ・第4次産業革命、新しい改革、単純労働が機械化され、これからは、より高度なレベルになってくる。

 ・学び合う幸福

 ・これからは、「学び、考察、協働が好きな子」→ みんなで支え合い→新しいことを発想できること

 これからの労働者は「学び続けられる」ことが重要

 

いずれもわたしのメモにつき必ずしも正確ではないことをご理解願います。

 

お知らせ

奈良の会 8月27日(土)9時30分 橿原市立 耳成西小学校 要予約 資料代

 

よねちゃんファーム

再来週稲刈りです。 イノシシとの勝負!

ミルキークイーン 最終年度 来年は、「命の壱」だそうです。

コロナに、熱中症気をつけましょうね。17,18とSV研修会です。2学期に向けてお勉強お勉強。

では、またこの辺で

 


8.11 山の日

2022-08-11 20:43:08 | 日記

 台風も近づいてきてるようで、雲行きも怪しいかなと思いきや、何の何の暑い~!今日は祝日ですが、13日からお盆休みで、飛び石になると子どもたちのリズムも狂いやすいので開設しました。親御さんも、今日からお盆休みのところも多いのか、満員の盛況ぶり。ちらほら、家庭内感染・濃厚接触の疑いやらでステイホームを余儀なくされていた子どもたちも、元気に来ていました。

さて、先日注文していた書籍が届きました。ここに、巻頭言として秋田喜代美先生が執筆されています。

一部分 ・・聴くことと関係性の保育学・・「ルチア」という動画が語るものとは

・・6枚の一連の写真からなるドキュメンテーションで、その動画のナレーションには、「子どもは探求者である」という語りが入っています。この動画では保育者と子どもの間に一言の言葉もありません。しかしそこには、保育者と子どもの対話があり、子どもと腕時計との間につながりが生まれている姿を確かに観ることができます。・・・詳しくは、買ってお読みくださいな。

 前にも書きましたが、子どもたちが「ことば」を身に着ければつけるほど、その「ことば」で聞いてしまって、真の「ことば」を聴き逃してしまっているのではないかな?その結果、思い込みやあてはめの対話になっていないのだろうか。毎日が子どもたちとの会話でスタートするので、もう少し耳を傾けてみます。ちょうど言葉が出にくい子ども(場面緘黙)が来ているので、怖がらず話しかけてみます。

さて、気になる記事から

10日の朝刊から

文科省が通知している、不登校生対象の学習支援対策としての「特例校」の例。

奈良県では、前号で紹介した県立山辺高校がそのモデルになるのでしょうか。

ではまた。暑さ厳しいですので、皆さんご無理のないように。 


8.7 一足早く7日盆

2022-08-07 11:31:21 | 日記

 全国的にお盆休みは、12日あたりからですが、我が家では7日に「7日盆」といってご先祖さんや墓参りを済ませてしまいます。しかし、この暑さ尋常ではないですな。外気温度は、すでに37.4度。体温より高く示しています。コロナの感染も2千人超えが・・。今のところ、ワクチンのおかげか体調の変化もなく、早朝には田んぼの見張り、戻ってシャワーを浴びて、事業所への日々が続いています。家庭内感染や濃厚接触でお休みしている子どもたちには、リモートでの支援もしています。せっかくの休み、自宅でカンヅメ状態。何とか早い終息を願うばかりです。

さて、発達障害にかかわる資料をご紹介します。

 

この応用行動分析学ですが、日ごろ子どもたちに接していて、子どもたち一人ひとりの観察の大切さを改めて確認した書籍です。特別支援学校や支援学級在籍だけでなく、いわゆる「グレーゾーン」の子どもたちへのアプローチなど各事例を中心にまとめてあります。

「思い込みやあてはめの支援」

・・・特別支援教育の対象となる子どもは、コミュニケーションが苦手なことが多い。そこで教師は、子どもの気持ちや困難さを推測しながらアプローチすることになる。そこに、子どもに寄り添う支援が重要と言われる理由があり、それが半面、思い込みやあてはめをもたらせかねないのである。・・・本編抜粋

実にズバッと言い当てられている気がしました。

120ページほどで、読みやすいですのでぜひとも、ご参考に!

もう一件

前回の不登校生にかかわる記事です。

私どもの事業所も通信制高校の「サテライト校」を併設しており、この3月あたりから、小学校6年生や中学1,2年生からの問い合わせも増えています。ただ、私学ですので経費がかさむのがネックになっているようなので、こういう公立の取組はありがたいです。

では、また。


8月1.2 第23回 授業づくり・学校づくりセミナー 終わる

2022-08-03 20:26:45 | 日記

コロナ第7派感染拡大の中、ハイブリッドで開催され好評の中閉幕したようです。みなさん、お疲れさまでした。会場参加150名と発表がありました。私は、仕事の都合でオンライン参加となりました。

次回 令和5年度は、7月29日(土)30日(日)開催予定。会場 本会場(次年度 改装予定)

今回様々な工夫が随所に見られ、大変参考になりました。

一つは、提案授業のビデオが、なんとYouTubeで配信されたことで、安定した画像(撮影技術は別として)を見れたことです。

もう一つは、オンライン参加の先生方からも、意見が聞けたことです。というか、こういう形態に慣れてきたせいもあるでしょう。私としては、早くコメンテーター(ご来賓の先生方)のお話をたくさん聞きたかったですけど。

それと、オンラインからも販売図書が購入できたことです。私は、「発達-なぜ、いま、レッジョ・エミリアなのか」を購入しました。

そんなこんなで、仕事をしながらですが結構楽しく研修することができました。デュアルモニターとヘッドセットを付けている姿を見て、普段は、「じぃちゃんせんセ」と揶揄する子どもたちも、大いに関心を持ち「せんセ、すごいな!」と見直してもくれました。

さて、初日の気づきから

「わからなさ」こっから始まる。「わかる」・・よくできる子。価値観 そうでない子は・・・

「子どもをみる」・・このことについては、2日目も話題になりました。ここで登場するのが、公志郎先生、「あそこの隅のあの子ね、いいねぇ!」(私の思い)見えないところも見えるらしい。ここは、秋田喜代美先生も同様だそうです。「トンボの目」だそうです。

小中連携・・ビジョンの共有(どんな学校をつくり、どんな子どもを育てるのかなど)が必須

      小学校からは、中学校へ広がりにくい

ネック 教師の私物化(学校・学級、こども)が次第に孤立化して崩壊してきた。

「みんなで学校づくり」・・・リーダーはいない。一人一人の先生がリーダー。教師の学び合いがコアになる。

 

今日はこの辺で