今年最後の研究会で、忘年会付きとくれば行かずばなるまい!仕事をお若い方に代わってもらって久しぶりの参加となりました。
会場は、桜井市立朝倉小学校をお借りしました。ここから少し行けば長谷寺。少し高台にあって、教室からは近鉄電車も見下ろせました。
今回は、20名を超える先生方がおいでになっていて、関心の高さがうかがわれます。
さて、ビデオカンファレンスは、1年生 算数 足し算(整数を分けて、小さい順に並べる)
まず、共有の課題から、黒板に貼られた問題文をみんなで読んだのち、ペアに1枚の課題が配られて進みます。一斉にペアで取り組み始めます。先生は、巡回指導をしながら様子を見ます。25分程度でほぼできたのか、やや騒がしくなりかけたときに、3人のグループを指名して、全体交流します。フロアから分けた数字が小さい順に並べていないという声が上がったので、みんなで確認しました。
その後、ジャンプの課題が配られました。今度は3段の課題です。かなりの難問らしく、ペアで詰まったところは前後左右で交流が始まりました。3段目が難しいのか手詰まりのグループも出始めました。少し騒がしくなってきたところで終了。解答できていたところは、1組しかなかったということでした。
いつも通り、ビデオを止めながらそれぞれの気づきをフロアで交流しました。
小畑先生からは、
①算数の問題文の読み下しについて、「問題文からわかることは?」などと聞いて、わかる子どもの発言で進めてしまうことが多い。また、全員で読ませる(声をそろえて)ときに注意したいのは、本当に読んで欲しい子が読んでないことがある。解答が詰まってきたら、問題文に戻すことが大切。
②ジャンプの課題の意義について、先生がジャンプの課題を実際に解くことで、共有の課題を考えるポイントがわかる。できないときに、何がわかればできるのか。という視点に立って、課題を考えることができる。できた答えから、考え方を検証させることも大切。この課題を考えるために、グループになる。グループで考えるような課題の提供は先生しかできない。学習の積み上げ式(基礎・基本から応用・ジャンプ)だけではなくて、ジャンプ課題を提供したのち、共有課題を出すことで共有課題がかん単に思えると同時に、ジャンプの課題を解くために、共有課題(基礎・基本)が必要なんだという目標や方向性が見えてくるので定着しやすい。
③その他提供資料から
5年生算数の角度の問題。6年生算数時間・距離の問題。国語の詩や「おとうとねずみチロ」。などから数多くのポイントを教えていただきました。「あめ」菅 あさ美さんでは、作者はどこにいてるのだろう。「おとうとねずみチロ」では、「」の中で、声に出してないところない?とか、「」は誰にいっているの?などの、問いかけで(先生がわざわざ、しっかり読んでと言わないで)文をしっかり読ませることにつながる。などなど、今日も実りの多い研究会でした。(内容は、私の感想です)
さて、次回は1月19日(土)王寺北小学校にて 9:30~
(資料等のご使用は、自己責任でお願いします。)
そしていよいよ、忘年会です。小畑先生は残念ながらご一緒できませんでしたが、八木の駅近で「例の白いやつ」で大盛り上がり。大変内容の濃い1日を過ごさせていただきました。朝倉小学校の先生方、奈良の会の皆さんありがとうございました。
会場は、桜井市立朝倉小学校をお借りしました。ここから少し行けば長谷寺。少し高台にあって、教室からは近鉄電車も見下ろせました。
今回は、20名を超える先生方がおいでになっていて、関心の高さがうかがわれます。
さて、ビデオカンファレンスは、1年生 算数 足し算(整数を分けて、小さい順に並べる)
まず、共有の課題から、黒板に貼られた問題文をみんなで読んだのち、ペアに1枚の課題が配られて進みます。一斉にペアで取り組み始めます。先生は、巡回指導をしながら様子を見ます。25分程度でほぼできたのか、やや騒がしくなりかけたときに、3人のグループを指名して、全体交流します。フロアから分けた数字が小さい順に並べていないという声が上がったので、みんなで確認しました。
その後、ジャンプの課題が配られました。今度は3段の課題です。かなりの難問らしく、ペアで詰まったところは前後左右で交流が始まりました。3段目が難しいのか手詰まりのグループも出始めました。少し騒がしくなってきたところで終了。解答できていたところは、1組しかなかったということでした。
いつも通り、ビデオを止めながらそれぞれの気づきをフロアで交流しました。
小畑先生からは、
①算数の問題文の読み下しについて、「問題文からわかることは?」などと聞いて、わかる子どもの発言で進めてしまうことが多い。また、全員で読ませる(声をそろえて)ときに注意したいのは、本当に読んで欲しい子が読んでないことがある。解答が詰まってきたら、問題文に戻すことが大切。
②ジャンプの課題の意義について、先生がジャンプの課題を実際に解くことで、共有の課題を考えるポイントがわかる。できないときに、何がわかればできるのか。という視点に立って、課題を考えることができる。できた答えから、考え方を検証させることも大切。この課題を考えるために、グループになる。グループで考えるような課題の提供は先生しかできない。学習の積み上げ式(基礎・基本から応用・ジャンプ)だけではなくて、ジャンプ課題を提供したのち、共有課題を出すことで共有課題がかん単に思えると同時に、ジャンプの課題を解くために、共有課題(基礎・基本)が必要なんだという目標や方向性が見えてくるので定着しやすい。
③その他提供資料から
5年生算数の角度の問題。6年生算数時間・距離の問題。国語の詩や「おとうとねずみチロ」。などから数多くのポイントを教えていただきました。「あめ」菅 あさ美さんでは、作者はどこにいてるのだろう。「おとうとねずみチロ」では、「」の中で、声に出してないところない?とか、「」は誰にいっているの?などの、問いかけで(先生がわざわざ、しっかり読んでと言わないで)文をしっかり読ませることにつながる。などなど、今日も実りの多い研究会でした。(内容は、私の感想です)
さて、次回は1月19日(土)王寺北小学校にて 9:30~
(資料等のご使用は、自己責任でお願いします。)
そしていよいよ、忘年会です。小畑先生は残念ながらご一緒できませんでしたが、八木の駅近で「例の白いやつ」で大盛り上がり。大変内容の濃い1日を過ごさせていただきました。朝倉小学校の先生方、奈良の会の皆さんありがとうございました。