正月に発生した能登半島地震、日がたつにつれ被災の厳しい状況が伝えられています。奈良市でも、「被災された方々を市営住宅等で受け入れる」と発表していました。一日も早く平穏が訪れますように。
このような中での開催となりましたが、web参加もふくめ500名近い先生方のご参加を得て、盛会裏に終えることができました。今回は、西地区の担当として実行委員、大会協力の先生方合わせて50名弱で臨みました。例年の会場伊東温泉聚楽が改装のため利用できなくなり(大規模会場撤去)、大阪上本町アウィーナ大阪で初めての開催となりましたが、ホテルの粋な計らいや精力的なバックアップや関係の方々のご協力よろしきを得充実した大会となりました。お世話になりました皆さま方に、心から御礼を申し上げます。
なお、次年度23回大会は、中地区担当で、1月11日・12日 愛知県名古屋市 ウインク名古屋にて開催予定となっております。どうぞよろしくお願いいたします。
佐藤学先生 講演(一部抜粋)
この資料は、佐藤学先生のご好意でSVに公開されたものです。ご自身の研鑽にのみご利用いただきますようお願いいたします。
お知らせ
1 1月31日(水) 奈良市 登美ヶ丘中学校 公開研
2 2月 5日(月) 東大阪市 金岡中学校
3 2月15日(木) 奈良市 富雄中学校 公開研 佐藤 学先生
いずれも、各学校ホームページをご参照ください。
4 学びのたより 1月号
テーマは「若い教師が育つ学校」
冒頭部分 ・・・ 「若い教師が育つ学校は、基本的によい学校である」、そう言われる。当然のことだが、若い人の経験は少ない。しかし、逆に考えれば、それは、これまでの教育の方法にとらわれない新しい実践が
生まれる可能性があるということである。若い人が生き生きすれば、そういう傾向が強くなる。しかし、どんな学校でもそうなるわけではない。そこには一つの条件があるように思う。それは、中堅、ベテランの教師が、時代が求める教育への認識を抱いていることである。先輩教師が旧態依然とした認識のままで、そういう認識にのっとったやり方を強いる日々が続くと、若い人の実践もその範疇のものとなってしまう。
その逆で、先輩教師が若い教師を温かく見守り、若い人とともにこれからの時代につながる教育のあり方を目指し実践する学校であれば、間違いなく若い教師はのびのびと取り組める。つまり、若い教師が育つ学校は、中堅、ベテラン教師が意欲的になっている、だからよい学校になるのである。・・・(下線 よねだ)
5 1月度 奈良の会 定例学習会 お休みです