なら学びの会

学び・なら総合研究所
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第2回研究会頑張りました。

2013-08-31 08:10:41 | 日記
みなさんおはようございます。書いているうちに、夜になってしまいました。
今回は、登美ケ丘中学校をお借りしての開催となりました。夏休み最終の金曜日、新たに1校の参加をいただきました。
1部は授業のビデオを見て、「授業のミカタ」をテーマに話し合いました。
1年生数学「文字式」の単元
 少人数編制での授業。座席は最初からグループ。始まると同時に立ったまま、二人で問題と解答のペアワークを数分間解答までの経過を相互にやり取りをする。
 感想:数学での導入のペアワーク、英語でよく見るが数学では、初めて目にする光景。以前から取り入れておられるとのこと。時間はストップウォッチで計測、結構テンポよく終了。
新しい単元に入るところで座席がコの字に変更。文字式の代入のプリントが配られる。例題の解答を数名に前で解かせる。一人の誤答を丁寧に生徒とやり取りをしながら解説をし、最後に「代入」・「式の値」という用語を確認していた。ところが、-xの2剰+5x+12(文字化け) の式に(-3)を代入する課題のところで、グループから、「答えはあっているけど式がちがってる?」との声が。グループで話し合っている声が広がる。ここで、グループを説いてコの字にもどして、例題の解答から個々のつまづき(生徒も前に出ながら)を点検しながら解説。10分かけるも、「わけわからん」を連発する子。少し課題を分解しながら説明を繰り返す。コの字のまま、近くの生徒、女子が男子に教える姿が見られる。また、できた生徒は、教科書の例題に移る。分数を代入する例題。ここでもかなりのつまづきを、教師が確認しながらも、チャイムが鳴る。しかし、分数の掛け算の説明に入るが、タイムオーバーで宿題となる。

ビデオを見ながら、生徒のしぐさやグループでの人間関係や数学の成績などを紹介。男子3名ほど、ついてこれないが、女子がよく支援している様子や。まったく、グループでも口を開いてない気になる女子の話など随所に解説を入れながらの交流会でした。
特に、ジャンプの課題がどこでされたのかが話題になっていたのと、最後の課題をグループでさせたらもっと生徒の食いつきがよかったのでは。とか、つまづきから先生の解説が多くなり飽きてきた生徒が多くなったのではなど、貴重な意見が交換できた。

2部は夏季研修の報告
①全体的な課題として「真正の学び」とは何かが話題になっていたこと。
②英語では。小学校の英語指導の是非についてや、語学としての英語の授業の進め方や見方、中でも埼玉大学の北田先生の「境界に立つ子どもたち」についてや「歴史から読み解く英語お謎」に大変興味を示されていた。
③特別支援教育における、学びの共同体のあり方などは、「28の瞳」にも紹介されたが、大いに参考にできる発表であった。
④理科では、教材研究の深さが必要。導入におけるつかみの部分で情報がおおすぎてかえって混乱したのではないか。とかいうビデオの時間内の内容に終始したきらいがあり、木を見て森を見ずが如くの、一昔の研究会のような発言も見られた、など参加者からの報告があり、研究会そのものの進め方が難しいという感想も見られた。
⑤その他
来年の夏季研究会が関西で開催されることへの期待と運営の難しさも懸念される意見も出ていた。
新設小中一貫校の先生も熱心に参加いただいており大いに期待のするところだが、会場校の校区でも、この夏の合同研究会開催の経緯講演会の後、幼小中地域で一緒に昼食をとったりと工夫もするものの、課題の多い現状が浮き彫りになっていた。
3部は事務連絡で
 次回第3回研究会は、10月15日(火)午後5時30分~7時30分  会場は、引き続き登美ケ丘中学校

なら学びの会 第2回研究会 8月30日

2013-08-16 15:20:29 | 日記
みなさん 暑いですねぇ!
奈良は、焦げるという感じがそのままあてはまるような毎日です。
さて、第2回研究会ですが
1 会場 奈良市立登美ケ丘中学校
2 時間 午後5時30分~7時30分(適当に軽食持参ください。)
3 内容
   ① ビデオ研修 「中1 数学 文字式」・・テーマは授業のミカタ
   ② 夏季研究会の報告
   ③ その他 情報交換
4 参加申し込み  特に必要ありません。

心身を整えて、2学期を気持ちよく迎えましょう。